プレスリリース
豆蔵、B.LEAGUE三遠ネオフェニックス 「バスケットボール選手の怪我リスク低減に向けた 負荷モニタリング」をテーマにAI分析の共同研究を開始
株式会社豆蔵(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:中原 徹也、以下「豆蔵」)は、B.LEAGUE所属のプロバスケットボールクラブ「三遠ネオフェニックス」を運営する株式会社フェニックス(本社:愛知県豊橋市、代表取締役社長:岡村 秀一郎)と、「バスケットボール選手の怪我リスク低減に向けた負荷モニタリング」をテーマとした共同研究を2026年7月より開始したことをお知らせいたします。
■共同研究の背景
バスケットボールをはじめとするトップスポーツにおいて、選手の部位別怪我リスクを事前に察知し、コンディションを最適化することは、チームのパフォーマンスを最大化するために極めて重要です。
しかし、現状の経験則や単純な集計、従来の統計モデルを用いたアプローチでは、激しいプレーや連戦による疲労蓄積といった、バスケットボール特有の複雑なデータ特性から精緻な予測を行うことが困難であり、限界を迎えていました。また、現場のトレーナーやコーチが迅速な起用判断を行うためには、日々のリスクをタイムリーにレポート化して共有する必要があります。
このような課題を解決するため、豆蔵の高度なAI・機械学習技術を活用し、三遠ネオフェニックスの選手を対象とした部位別の怪我リスクの推定、およびレポートを毎日自動出力するシステムの構築を目指した、AI分析等の技術検証を開始しました。
■共同研究の概要
本共同研究では、単なる予測精度の向上にとどまらず、三遠ネオフェニックスの日常的なチーム運用フローに深く組み込める実用性を追求いたします。現場のトレーナーやコーチが、怪我のリスクが高い選手に対して「試合や練習への参加可否」を客観的データに基づいて判断できるよう、以下の検証を実施いたします。
1. データ統計・指標化とレポート作成機能のシステム化に向けた検証
三遠ネオフェニックスが導入しているウェアラブルセンサー等から得られるトラッキングデータや過去の怪我データを集計し、現場のトレーナーやコーチが直感的に解釈できる指標、グラフ、比較表を作成します。怪我の前後に見られるデータの変化も分析し、それらの結果を基にした検索、説明、レポート作成、論点整理のプロセスをシステム化するための検証を行います。これにより、現場のスタッフが選手の試合・練習可否の意思決定材料として即座に活用できる環境の実現可能性を探ります。
2. 機械学習による部位別リスクの精緻な推定
ウェアラブルセンサーから得られる高次元かつ複雑な時系列データ(走行距離、加速・減速、身体負荷など)から、怪我の予兆となる特徴量を高度なアルゴリズムを用いて抽出します。これらを過去の怪我データと掛け合わせ、部位別(膝、足首など)の怪我リスクを算出する高精度な予測モデルの検証を行います。
さらに、上記1.のシステムに組み込むことで、日々蓄積される最新データをもとにモデルが自動で学習・更新される仕組み(MLOps)の構築に向けた技術的な検証を進めます。将来的には、常に最新のチーム状態に最適化された精緻なリスク推定を自動で提供することを目指します。

バスケットボール選手の怪我リスク低減に向けた負荷モニタリング
■今後の展望
本共同研究の成果をもとに、三遠ネオフェニックスにおける「データ集計・AIリスク推定・レポート自動生成」の一連の運用基盤の確立を目指し、チームの怪我軽減と勝率向上をサポートしてまいります。
また当社では、本プロジェクトのように「最先端のリアルデータに挑み、PoC(概念実証)に留まらず実運用までを一気通貫で手がけたい」という熱量を持ったAIエンジニアやデータサイエンティストの採用・育成を強化しています。今後もテクノロジーの力でスポーツ現場に新たな価値を提供するとともに、高度な技術で社会課題を解決するプロフェッショナル集団として、スポーツ界および産業界全体の持続可能な発展を支えてまいります。
■三遠ネオフェニックス 概要
会社名 : 株式会社フェニックス
本社所在地 : 〒440-0076 愛知県豊橋市大橋通二丁目146番地
クラブ名 : 三遠ネオフェニックス
所属リーグ・所属地区: B.LEAGUE PREMIER 西地区
Webサイト : https://www.neophoenix.jp/
■株式会社豆蔵 会社概要
本社所在地: 東京都新宿区西新宿2-1-1 新宿三井ビルディング34階
設立 : 2020年11月11日
資本金 : 130,714,250円
代表者 : 代表取締役社長 中原 徹也
Webサイト : https://mamezo.tech/