プレスリリース
TETSUYA 25th ANNIVERSARY LIVE ライヴレポートが到着! 25年の歩みをたどる演出と圧巻のバンドサウンドで会場を魅了
ソロデビュー25周年を迎えたTETSUYAが、2026年7月11日にZepp Shinjukuで『TETSUYA 25th ANNIVERSARY LIVE』を開催しました。
25年の歩みをたどる映像演出を幕開けに、重厚なバンドサウンドと多彩な楽曲で観客を魅了。会場が一体となる熱気あふれるステージを繰り広げました。
アンコールでは、Like-an-Angel作品のオーディエンスレコーディングも実施。ファンへの感謝と、これからもともに歩んでいく思いを届けたライヴの模様をレポートします。

TETSUYA_25th ANNIVERSARY LIVE
スクリーンに映し出されたのは、1人の赤ちゃんの写真。幼少期から学生時代、デビュー当時、そして現在へ――。近年、SNSなどでよく目にする映像表現を、より洗練された形で取り入れた演出だ。ソロデビュー25周年を迎えた彼の歩みが現在まで映し出されると、次の瞬間、スクリーンに本公演のロゴが現れた。そして“本物”のTETSUYAが姿を現す。大歓声。鋭く重厚なバンドサウンドが、その熱気を切り裂いていく。オープニングを飾ったのは「TIGHTROPE」だった。
2026年7月11日、Zepp Shinjukuで開催された『TETSUYA 25th ANNIVERSARY LIVE』。2nd公演は、こうして幕を開けた。
1st公演とは異なるセットリストで構成された2nd公演。ステージもTETSUYAもライトでピンクに染まっている。バックのスクリーンにスタイリッシュな映像が投影される。続いて「REVERSE」へ。マイクスタンドを腰の高さで両手に持ったまま、その場でくるくると回す。派手なアクションではないが、TETSUYAらしい余裕を感じさせるパフォーマンスだ。中低音のヴォーカルが滑らかにメロディーの起伏を描いていく。曲の終盤ではスタンドマイクからハンドマイクに切り替えて歌う。マイクをスタンドに戻し「Can't stop believing」へ。歌い始めると再びハンドマイクへ。TETSUYAはソロライヴで、曲の途中にスタンドマイクとハンドマイクを頻繁に行き来する。正面から歌を届ける場面と、ステージを自由に動きながら観客へ働きかける場面を、一曲の中で使い分けているのだろう。マイクの扱いそのものが、ヴォーカリスト、そしてフロントマンとしての表現につながっているように思えた。最初のMCでは「TETSUYA&The Juicy-Bananasです。25周年。25曲はやらないけど、1stとは違うセットリストで。最後まで楽しんでいってください」と挨拶。会場のあちこちから、25周年を祝う「おめでとう!」という言葉が飛んだ。

TETSUYA_25th ANNIVERSARY LIVE
続いて披露されたのは「Fantastic Wonders」。スクリーンには、雨に濡れた古いヨーロッパの街並みを思わせる石畳の道が映し出される。TETSUYAは、澄んだファルセットを響かせる。間奏では少し腰を落とし、手のひらを上に向けて、指先を軽く握るように動かしながら“もっともっと”と客席を煽る。LEDで装飾されたTETSUYAのマイクスタンドが赤く明滅する。バスドラムのラウドなサウンドが印象的だった「誰がために鐘は鳴る」では、客席から「Hey! Hey!」のコール。タイミングも熱量もばっちりだ。25周年は、TETSUYAの歩みだけではなく、観客の歩みでもある。「Time goes on ~泡のように~」へ。映像が変わっていく。雨が上がった石畳の道。芽吹く植物。小さな葉に雨露が煌めき、その光はやがて花へと姿を変えていく。上品なメロディーが印象的なミディアムチューンを、TETSUYAは一音一音、丁寧に歌っていく。<包まれて全てが眩しすぎた>というフレーズに合わせて、ステージ後方からのライトが会場中を包み、間奏ではムービングライトが、まるで木漏れ日のように会場を照らした。曲の後半では、石畳に落ち葉が舞い、やがて街に雪が降る。その映像が<戸惑いは季節を閉ざすから>というフレーズに重なっていく。スクリーンに白い花びらが舞った「白いチューリップ」では、TETSUYAの伸びやかなハイトーンと並走するように、美しいギターのフレーズが開放感を宿していく。包容力のあるバンドアンサンブルとTETSUYAの歌声に、観客の表情が明るくほころんでいった。
MCへ。「気持ちいいね」と笑顔を見せた後、「いいね、音楽って」と客席に話しかける。そして「25年も(ソロを)続けられるって本当に幸せだなと思います。ありがとうございます」と、感謝の気持ちをしっかりと口にした。
ただ、この日が特別だった理由は、2nd公演のステージだけにあったわけではない。Zepp ShinjukuでのTETSUYAの1日は、実に濃密だった。昼夜2公演を行い、その合間には最新シングル「何があっても」の購入者の中から抽選で選ばれた100名を対象としたFC限定のプレミアムリハーサルプレビューを開催。これまで昼夜2部制のライヴは行ってきたものの、1st公演と2nd公演の間にリハーサルの様子を公開する試みは初めてだ。ライヴの裏側までファンと共有するという新たな挑戦を挟みながら、TETSUYAは再びステージへ戻り、歌っていたのだ。また「今日はいろいろやることがあるので、サクサクと次の曲に行きたいなと思います」というMCにもあったように、アンコールではInstagramでの生配信などを行った。TETSUYAがここまでやったのは、当日、ライヴに来られないファンにも、感謝の気持ちを届けたかったからにほかならない。

TETSUYA_25th ANNIVERSARY LIVE
ライヴは後半へ向け、熱量を高めていく。「lonely girl」。ハンドマイクで歌うTETSUYAの後ろにあったスタンドマイクのLEDが、七色に点滅する。「Roulette」では、TETSUYAもタオルを手に取り、客席と一緒に回す。会場が巻き起こした風が、筆者がいた2階席にまで届き、暑気でほてった頬をひんやりと撫でていった。続く「I WANNA BE WITH YOU」で、TETSUYAはステージ左右を動きながら、額に手をかざし、客席を覗き込むようなジェスチャー。さらに、耳元にも手を添え“もっと声を聴かせて”と、キュートな仕草で、観客のボルテージを上げていく。TETSUYAの一挙手一投足に応えるように、フロアからは大きな歌声と歓声が返ってくる。決して派手な言葉を重ねるわけではない。しかし、その表情や視線、身振りだけで客席とのコミュニケーションを成立させてしまうのは、長年ライヴを重ねてきたTETSUYAならではのステージングだ。
本編ラストを飾ったのは「Are you ready to ride?」。イントロから、大きなクラップが巻き起こる。この曲ではお馴染みのBananaman Brothersも登場し、祝祭にぴったりなパーティーチューンをさらに盛り上げる。ステージ上のTETSUYAも観客も、曲に合わせて、一斉に両手を上げる。そこに、演奏する側と観る側という境界はすでになく、ライヴハウス全体がひとつの音楽を作り出していた。
ライヴはここから、この日ならではの特別な時間へと入っていく。

TETSUYA_25th ANNIVERSARY LIVE
アンコールでステージに戻ってきたTETSUYAが、「ちょっと発声しようか」と客席へ呼びかける。始まったのは、Like-an-Angel名義で今後発売される作品に収録するためのオーディエンスレコーディングだった。TETSUYAは、Like-an-Angelの全国ツアー『Like-an-Angel TOUR 2025-2026 “Crash to Rise”』のファイナル公演(2026年1月31日/横浜 Bay Hall)でライヴレコーディングを行ったものの、機材トラブルにより観客の声を良好な状態で収録できなかったと説明。「この機会に、みんなの声を録音したい」と言った。トラブルの経緯を率直に明かし、納得のいく作品としてリリースするために再録音を選ぶ。その判断からは、作品に対するTETSUYAの責任感と、アクシデントにも柔軟に対応する姿勢が伝わってきた。iPadで音源を再生しながら、「ここから」「もう一回」と細かくディレクションしていく姿は、先ほどまでライヴを牽引していたヴォーカリストとしての姿とは、異なっていた。客席もまた、その意図を理解し、一人ひとりが作品づくりに参加するような真剣な表情で声を重ねていく。Zepp Shinjukuは一瞬にしてライヴハウスからレコーディングスタジオへと姿を変え、ステージと客席の垣根はなくなっていた。まだ歌詞のないLike-an-Angelの未発表曲のレコーディングまで行われ、「(メロディーを)覚えて帰ってね」というTETSUYAの言葉に客席から笑いが起こった。
「今日はありがとう。じゃあアンコールの声も大きめで録音します」と語ると、会場からは再び「アンコール!」の大歓声。ライヴという一期一会の空間が、そのまま未来の作品へと刻まれていく。オーディエンスは、作品づくりの当事者としてその特別な瞬間に立ち会っていた。

TETSUYA_25th ANNIVERSARY LIVE
この後、ステージで披露されたのは、最新シングル「何があっても」。演奏前には、「25周年ありがとうね。本当にみんなのおかげです。スタッフの皆さんもありがとうございます」と、あらためて感謝を伝える。約4年9か月ぶりとなるTETSUYA名義13枚目のシングルは、タイトルどおり、どんな状況でも君を守ることに迷いはない、というメッセージを宿した1曲である。この曲は2015年7月に開催されたFC発足記念ライヴ『CELUXE NIGHT(※)』で初披露され、2017年8月のソロ活動15周年記念ライヴ『TETSUYA 15th ANNIVERSARY LIVE』でも演奏された。また、同公演の模様を収録したライヴビデオ『15th ANNIVERSARY LIVE』にライヴ映像が収められている。“何があっても”というシンプルな言葉の後には、様々な想いを接続させることができる。この曲の想いを完成させていくのは、聴く人であり、歌い続けるTETSUYA自身でもあるのだろう。続いて「Eureka」を披露。ラストナンバーは「15 1/2 フィフティーンハーフ」だった。
※ 正式表記は「CELUXE NIGHT」のCのあとの“E”の上にアキュートアクセント
TETSUYAが、客席を見渡しながら語りかける。
「いいね、ライヴって。すごく素敵な時間を一緒に過ごせて幸せです。これからも一緒に音を奏でて、みんな一緒に年を重ねて、楽しい人生を思い出をいっぱい作っていけたらいいよね」
観客もそれぞれの言葉とともに、大きな拍手を返した。会場中で「ありがとう!」という言葉が何度も交わされていく。TETSUYAは「まったねー」といつも通りの言葉を残し、ステージを後にした。
オープニング映像では、赤ちゃんだったTETSUYAが時を重ね、現在の姿へと変わっていった。そして最後に本人が口にしたのは、「これからも一緒に年を重ねて」という言葉だった。25周年は過去を振り返るためだけの節目ではない。この日、ステージで始まった新しい時間を、これからもTETSUYAとファンはともに重ねていくのだ。
(Text:Aki Ito/Live Photographer:Toshikazu Oguruma)
[Release]
TETSUYA 13th Single「何があっても」NOW ON SALE
LSCA-1010-11 5,500円(tax in)
[Live]
TETSUYA Acoustic Live Tour 2026 at Billboard Live
2026年9月3日 (木) Billboard Live YOKOHAMA
2026年9月5日(土) Billboard Live OSAKA
2026年9月12日(土) Billboard Live TAIPEI
TETSUYA BIRTHDAY CELEBRATION
2026年10月3日(土)東京 Spotify O-EAST
【昼公演】TETSUYA&The Juicy-Bananas LIVE 2026 "THANK YOU"
【夜公演】Like-an-Angel LIVE 2026 "THANK YOU"
TETSUYA OFFICIAL WEB
Like-an-Angel OFFICIAL WEB