プレスリリース
<特別協力:「能登の酒を止めるな!」プロジェクト> 第7回「ACCヤングコンペ」 8/27(木)より応募受付開始 U30の若い世代からアイデアを募集!
~テーマは「縮小する飲酒文化の中で、日本の酒文化をいかに存続させるか」~
一般社団法人 ACC(英文名:All Japan Confederation of Creativity、東京都港区、理事長:小郷 三朗)は、第7回「ACC YOUNG CREATIVITY COMPETITION(ACCヤングコンペ)」を実施いたします。
本プログラムは、30歳以下の方々を対象としたもので、与えられた課題に対し、その解決策となるアイデアを企画・提案していただくコンペティションです。
第7回となる今年は、「縮小する飲酒文化の中で、日本の酒文化をいかに存続させるか」をテーマに、「能登の酒を止めるな!」プロジェクトの協力のもと実施いたします。
■第7回「ACC YOUNG CREATIVITY COMPETITION」
https://www.acc-cm.or.jp/competition/young_vol.7/

第7回「ACC YOUNG CREATIVITY COMPETITION」
応募期間は、2026年8月27日(木)10時から8月31日(月)18時までです。
応募資格者は、1995年11月1日以降に生まれた方で、個人もしくは3人以下のチーム。30歳以下の方であれば、どなたでもご応募可能です。(ただし、学生のみの応募はできません。)
エントリー料金は、チームにACC会員社の方が1名以上いる場合は無料です。チームの中でどなたもACC会員社に所属していない場合は、非会員協賛金3,300円/チーム(税込)が必要となります。
書類一次審査、二次審査を経てファイナリストに選出されたアイデアは、2026年11月11日(水)に東京都内にて実施される最終審査会で公開プレゼンテーションを行っていただき、グランプリ、準グランプリを決定いたします。
また、グランプリ受賞アイデアは、今後、「能登の酒を止めるな!」プロジェクトにおいて実施の検討を行うことを予定しています。
なお、審査委員長には、坊垣 佳奈氏(マクアケ/共同創業者、Xinobi AI/非常勤取締役、品川女子学院/顧問、サツドラホールディングス/社外取締役)が就任いたしました。また審査委員には、「能登の酒を止めるな!」プロジェクトよりカワナ アキ氏(camo/代表取締役)をはじめ、各分野の第一線で活躍する計8名の多彩な方々を迎え、多角的な視点から厳正な審査を行います。
本件についての概要は、以下の通りです。
■第7回「ACC YOUNG CREATIVITY COMPETITION(ACCヤングコンペ)」概要
【テーマ】
「縮小する飲酒文化の中で、日本の酒文化をいかに存続させるか」
日本の伝統的な酒文化を未来へつなぎ、発展させるためのアイデアを募集します。コミュニケーション企画の枠を超えた、リアルイベントや空間デザインなどの体験の創造、プロダクトやサービスなど実効性のあるご提案を広くお待ちしています。
【テーマ設定の背景】
2026年現在、日本酒やワインを含むお酒全体の消費量は、長期にわたって減少を続けています。国税庁によれば、成人一人あたりの酒類消費量はピークだった1992年度の101.8リットルから2022年度には75.4リットルへと約2割減少し、厚生労働省の調査では、いまや成人の過半数(約57%)が日常的にはお酒を飲まないという結果が出ています。「最近の若い人はお酒を飲まなくなった」と言われるゆえんです。背景には健康志向の高まりもあり、SDGsの目標3.5でも「アルコールの有害な摂取」の低減が掲げられています。さらに北米を中心とする若い世代では、あえて飲まない生き方を選ぶ「ソバキュリアス(sober curious)」がライフスタイルとして広がりつつあり、これもまた新しい現象です。
そうしたなかで、日本では生産と消費の間にいくつものギャップが生じています。日本酒の酒蔵は、ここ20年でおよそ毎月3蔵のペースで廃業し、生産量も半世紀前のピークと比べて約4分の1にまで縮小しました。しかも日本酒の製造免許は現実的には新規取得が難しいため、一度失われた蔵を取り戻すことは容易ではありません。焼酎でも同様の縮小が進む一方、近年は「ジャパニーズウイスキー」の世界的ブームで新たな生産者が増え、同じ蒸留酒のクラフトジンにも新しい造り手が次々と生まれている活況な話題もあります。さらにナチュラルワインの流行を追うように「日本ワイン」にも火がつき、山梨・長野・北海道では、ぶどう栽培から醸造までを一貫して担う造り手が増え続けています。日本酒は2024年12月に「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産へ登録された一方で、その担い手である蔵は1ヶ月に3蔵減り続けている、この対比こそ、いま日本の酒が置かれた状況を象徴しています。
他方、消費の現場に目を向けると、若い世代を中心に、ハイボールやレモンサワー、抹茶サワーといった飲みやすく安価なアルコールは堅調に注文され続けています。同時に、繁華街で新しく開業する飲食店ではナチュラルワインの需要が強く、ライフスタイル誌でもたびたび特集が組まれています。比較的安価なハイボールやサワーと、単価の高いナチュラルワインが同時に伸びる――この二極化に、日本酒業界はやや戸惑っているのが実情です。
お酒は、日本の文化に深く根ざしています。日々の食事だけでなく、祭り、冠婚葬祭、子孫繁栄や五穀豊穣を祈る神事など、暮らしのさまざまな場面に登場してきました。適量を保てれば、お酒がもたらす酩酊はむしろ人々のQOLを高めるとも言われます。私たちが普段は意識しないところで、お酒は長く生活文化の一部であり続けてきたのです。
「日本酒や焼酎が飲まれていないだけだ」と捉えれば、課題は日本酒や焼酎の側にあるように見えます。しかし、このまま業界全体が新しいアルコール飲料の波に押し流されていけば、日本の酒を飲む人が減るだけでなく、造る人も減っていきます。新規参入が閉ざされた構造のもとでは、それはやがて「日本の酒文化そのものが消滅しかねない」という、現実的な危機につながります。
「能登の酒を止めるな!」はこうした文脈の中で生まれています。2024年1月1日の能登半島地震では石川県の酒蔵の1/3にあたる11蔵が被災しました。ほぼすべてが半壊・全壊し、酒造りが未だに再開できていないところがほとんどです。ここ能登半島には400年前から能登杜氏と呼ばれる杜氏集団がおり、今でもその技術的な系譜は北陸地方に留まらず県内外に多大な影響を及ぼしています。自然災害という抗うことのできない事象に対して、私たちの伝統文化である日本酒造りが失われようとしている、そのことを止めるための取り組みとして開始しました。
地方の問題は、日本の問題です。こうして健康志向が高まり、飲酒人口が減り続けるなかで、日本の大切な文化が失われようとしている。この危機に対して、私たちには何ができるのか。地方創生・食文化・伝統文化という視点と、私たちが生きる資本主義とグローバル化の潮流。その両方を両立させるための仮説を、これから考えていきたいと思います。
【応募資格】
・1995年11月1日以降に生まれた方。(2026年10月31日に30歳以下であること)
・個人、もしくは3人以下のチーム。複数チームに所属することはできません。
※チーム全員が同じ会社であることは条件としません。
※学生の応募も可能です。ただし、チームの代表者は会社に所属、もしくはフリーランスとして活動している社会人であること。(学生のみの応募は認められません)
・1チーム、1作品の応募に限ります。(複数作品の応募は受け付けません)
・ファイナリスト5組は、2026年11月11日(水)に東京都内にてプレゼンをしていただくので、そこに参加する意思のある方。
・質疑応答も含めたプレゼンの様子の収録・配信にご同意いただける方。
※ACCサイト、ACC公式YouTubeや各種公式SNS等での配信を予定しております。
【スケジュール】
・応募期間 : 2026年8月27日(木)10時~8月31日(月)18時
・書類一次審査 : 2026年9月
・二次審査 : 2026年10月
・ファイナリスト発表: 2026年10月21日(水)
・プレゼン審査 : 2026年11月11日(水)(東京都内)
【エントリー料金】
・チームにACC会員社の方がいる場合:無料
※応募の際、代表者は必ず会員社の方にしてください。
・チームにACC会員社の方がいない場合:3,300円/チーム(税込)
【審査基準】
・今の「インサイト」を捉えているか
・問題を解決する「効果」が期待できるか
・「クリエイティビティ」にあふれているか
・「能登の酒を止めるな!」プロジェクトが実施すべき内容か
※以下のようなものは審査の過程で選ばれない可能性があります。
・費用対効果が低いと想定できるもの。
・安易なコラボレーションで、コラボ先の企業や団体のベネフィットが計算されておらず、実施が難しいもの。
・実施した時に、特定の人々、団体を傷つけるなど、リスクマネジメント観点でふさわしくないもの。
【賞の種類】
<グランプリ>
トロフィー1体、賞状1枚が贈られます。
※当該企画は、今後、「能登の酒を止めるな!」プロジェクトにおいて実施の検討を行うことを予定しております。
<準グランプリ>
トロフィー1体、賞状1枚が贈られます。
<ファイナリスト>
賞状1枚が贈られます。
【審査委員】※敬称略
<審査委員長>
・坊垣 佳奈
(マクアケ/共同創業者、Xinobi AI/非常勤取締役、品川女子学院/顧問、サツドラホールディングス/社外取締役)
<審査委員>
・井川 沙紀 (インフロレッセンス/代表取締役)
・カワナ アキ(camo/代表取締役)
・中村 直史 (五島列島なかむらただし社/クリエーティブディレクター、コピーライター)
・中村 洋基 (PARTY FUND/代表パートナー)
・長谷川 輝波(電通/zero クリエーティブディレクター・コピーライター)
・古川 真希 (サントリーホールディングス/未来事業開発部 課長)
・吉川 絵美 (Across Ventures/Founder & CEO)
【主催】
一般社団法人 ACC(URL: https://www.acc-cm.or.jp/ )
【協賛】
「能登の酒を止めるな!」プロジェクト(URL: https://notosake.com/ )
なお、各審査委員のプロフィールおよび本コンペティションの詳細は、第7回「ACC YOUNG CREATIVITY COMPETITION」ページにてご確認ください。
URL: https://www.acc-cm.or.jp/competition/young_vol.7/
■ACCとは
ACCは、よいCMの制作と放送の実現に寄与することを目的として、1960年に活動を開始。
広告主・広告会社・制作会社・メディアの4業種のメンバーを中心に構成され、業種の枠を超え、グローバルな視点から日本のクリエイティビティの発展に貢献すべく活動しています。