プレスリリース
東栄新薬、露地栽培アガリクスKA21の 男性更年期症状に関するヒト臨床試験結果を発表
~性機能やQOL関連指標への影響を第26回日本抗加齢医学会で報告~
東栄新薬株式会社(本社:東京都三鷹市、代表取締役:元井 章智)は、第26回日本抗加齢医学会総会において、露地栽培アガリクス「KA21」の継続摂取が中高齢男性の男性更年期症状や性機能、生活の質(QOL)に及ぼす影響を検証したヒト臨床試験の結果を発表しました。

露地栽培アガリクスKA21株
■発表のポイント
・40歳以上の中高齢男性を対象とした無作為化二重盲検クロスオーバー試験を実施
・男性更年期症状が中等度以上の被験者で、性機能関連項目および早朝勃起(朝立ち)の改善を確認
・ストレスホルモン(コルチゾール)の低下を確認し、中高齢男性のQOL維持・向上への可能性を示唆
本研究では、40歳以上の中高齢男性を対象とした無作為化二重盲検クロスオーバー試験を実施した結果、男性更年期症状(AMS)が中等度以上の被験者において、性機能関連項目および早朝勃起(朝立ち)の改善が認められました。また、ストレスホルモンであるコルチゾール値の低下も確認され、中高齢男性のQOL維持・向上に寄与する可能性が示されました。
■学会発表概要
学会名:第26回日本抗加齢医学会総会
演題名:露地栽培アガリクスKA21の継続摂取による中高齢男性特有QOLに対する効果の検証
共同研究機関:至学館大学、国立長寿医療研究センター、Gloo LynQ株式会社、株式会社ライカ、Dクリニック新宿、富山大学和漢医薬学総合研究所、イーヘルスクリニック新宿院 ほか
■研究の背景
男性更年期(LOH症候群)は、加齢に伴う男性ホルモンの低下などにより、疲労感、睡眠の質の低下、気分の落ち込み、意欲低下、性欲低下、勃起機能の低下など、身体面・精神面の双方に影響を及ぼすことが知られています。
露地栽培アガリクスKA21は、β-グルカンやビタミンDなどを豊富に含み、これまで免疫機能の調節、疲労感の軽減、睡眠やQOL改善などについて研究が進められてきました。
また、シニア男子プロゴルファーを対象として実施したヒト臨床試験では、男性更年期症状や勃起機能、性欲低下などの改善が確認され、その成果を基に男性更年期障害用途の特許も取得しています。
URL: https://www.atpress.ne.jp/news/575710
■今回の研究結果
本研究では、40歳以上の男性15名を対象に、露地栽培アガリクスKA21(800mg/日)またはプラセボを8週間摂取する無作為化二重盲検クロスオーバー試験を実施しました。
その結果、
・男性更年期症状が重度の被験者で、性機能関連項目が有意に改善
・男性更年期症状が中等度以上の被験者で、早朝勃起(朝立ち)の改善を確認
・「憂うつな気分」の悪化抑制
・血中コルチゾール値の低下
が確認され、露地栽培アガリクスKA21が中高齢男性のQOL維持・向上に寄与する可能性が示されました。
本研究成果は、露地栽培アガリクスKA21の新たな可能性を示すものであり、中高齢男性の健康維持をサポートする食品素材・サプリメント原料として、さらなる臨床研究や医療機関での活用、新たな製品開発への応用が期待されます。
■アガリクスについて
アガリクスは、健康食品やサプリメントの素材として広く利用されている食用キノコの一種です。一方で、菌株、栽培条件、産地などによって含有成分や特性が異なり、アガリクス含有製品は製品ごとに品質が異なるとされています。
■ブラジル露地栽培アガリクスKA21株(アガリクスKA21)
露地栽培アガリクスKA21は、東栄新薬株式会社が30年以上にわたり研究開発を続けている独自のアガリクス原料です。ブラジルでキング・アガリクス21(KA21)株を使用し、太陽光の下で露地栽培されています。
暗所で栽培される一般的なハウス栽培アガリクスと比較して、大きく成長し、主要成分であるβ-グルカンやビタミンDなどを多く含むことが確認されています。また、日本産ハウス栽培アガリクスとの比較において、抗酸化活性が5倍以上であることが確認されています。

左:ハウス栽培アガリクス 右:露地栽培アガリクス

主成分β-グルカン含有量の違い

ビタミン・ミネラルの違い

抗酸化活性の違い
(*1) 日本食品分析センター調べ
(*2) Tajima K, et al. Int J Med Mushrooms. 2020;22(1):31-43.
■東栄新薬株式会社
東栄新薬株式会社は、露地栽培アガリクスKA21株の研究開発を30年以上にわたり一貫して行い、大学・医療機関との共同研究を行っています。これまでに国際論文34報(2026年6月現在、アガリクスメーカーとしてトップクラス)、国内特許6件、米国特許2件を取得しています。
共同研究先には、麻布大学獣医学部、慶應義塾大学SFC研究所、国立長寿医療研究センター、至学館大学健康科学部、順天堂大学医学部、東京大学食の安全研究センター、東京薬科大学薬学部免疫学教室などがあります。
これまでに、免疫、自律神経調整、睡眠、ストレス、健康寿命、男性更年期、腸内環境(Akkermansia muciniphila)、ダイエット、育毛、認知機能、肝機能、心機能など幅広い分野で研究成果を発表しています。現在も国内外の大学・医療機関との共同研究を継続しており、今後も新たなエビデンスの創出に取り組んでまいります。