報道関係者各位
    プレスリリース
    2015年5月12日 16:30
    特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(HCD-Net)

    ユーザーに優れた製品・システム・サービスを提供する 人間中心設計のあり方を学ぶフォーラムを 5月30日(土)~5月31日(日)東海大学 高輪キャンパスにて開催

     特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構(本部:東京都千代田、理事長:黒須 正明、略称:HCD-Net)は、利用品質を高め、ユーザーに優れた体験やサービスを提供する「人間中心設計(HCD)(※)」を、機器やシステムの開発に効果的に導入することを目的として活動しています。活動スタートから10年目を迎えた2015年度は、「HCDの明日 ―これまでの10年、これからの10年―」をテーマにしたフォーラムを、2015年5月30日(土)~5月31日(日)東海大学 高輪キャンパスにて開催いたします。 HCDの明日 ―これまでの10年、これからの10年― http://www.hcdnet.org/event/forum/hcd-net2015.php 【HCDのあり方、優れたユーザー体験やサービスのあり方を学ぶ】  今日の急激に変化するビジネス環境において、イノベーションの必要性が高まり、人々に新たな価値を提供することが求められています。製品・サービス開発にあたっては、必要な機能を満たすだけでなく、それらを使って「何ができるか」に焦点があたっています。すなわち、「モノ(人工物)」の機能品質だけでなく、「コト(体験)」をもたらす利用品質に注目が集まっていると言えます。  HCD-Netでは、今回開催するフォーラムを通して、さらなる「人間中心設計(HCD)」のあり方、優れたユーザー体験やサービスのあり方を参加者と共に考えていきたいと考えています。  基調講演には、コミュニケーションインフラとして社会に浸透した「LINE」の森川元代表取締役社長をお招きし、「新しい企業のマネジメントスタイルとイノベーション」に関してお話をうかがいます。また、これからのHCD / UXDに関し、各分野で活躍されている方々によるディスカッションを行います。  2日目のセミナーでは「人間中心設計(HCD)」の初学者から実務者、マネジメントの方々など、それぞれの立場において参考になる講演会や、参加者間でインタラクションを行いながら経験を高めることができる企画を設けました。研究発表会では、最新の取り組みについて発表、議論する場も提供します。今回は、一般発表に加え、特集テーマとして「使いやすさ、わかりやすさを測る」(評価と指標化)を設けました。 【フォーラム概要】 テーマ:HCDの明日 ―これまでの10年、これからの10年― 日時 :2015年5月30日(土)~5月31日(日) 場所 :東海大学 高輪キャンパス(東京都港区高輪2-3-23)     http://www.u-tokai.ac.jp/about/campus/takanawa/ 主催 :特定非営利活動法人 人間中心設計推進機構 後援 :経済産業省     独立行政法人 情報処理推進機構 協賛 :特定非営利活動法人 キッズデザイン協議会     一般社団法人 国際ユニヴァーサルデザイン協議会     サービス学会     サービスデザインネットワーク日本支部     公益社団法人 日本インダストリアルデザイナー協会     日本感性工学会     日本デザイン学会     一般社団法人 日本人間工学会     一般社団法人 人間生活工学研究センター     特定非営利活動法人 ヒューマンインタフェース学会     UX Tokyo     一般社団法人 ユニバーサルコミュニケーションデザイン協会 <プログラム概要・参加費> http://www.atpress.ne.jp/releases/61533/att_61533_1.pdf (※)人間中心設計(HCD)とは  人間中心設計(Human-Centered Design、略称:HCD)とは、利用者の特性や利用実態を的確に把握し、開発関係者が共有できる要求事項としてまとめ、ユーザビリティ評価と連動した設計により、より便利で使いやすく、ユーザーエクスペリエンス(利用者の体験)に優れた商品やシステムを提供する一連の活動プロセスです。