報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年7月14日 13:00
    エスコット株式会社

    トラック荷台「アオリ内側」を広告に  運送会社の遊休スペースを収益化する新媒体を事業化

    2024年問題後の収益源に  トラックの隠れた内側を使う新広告媒体を事業化、潜在広告スペースは全国約30万台

    エスコット株式会社(本社:東京都豊島区、以下エスコット)は、トラック荷台の「アオリ」(側面・後方の開閉式囲い板)内側を広告スペースとして活用する新広告媒体「アオリ広告」を事業化し、パートナー運送会社の車両で掲出を2026年7月6日から開始しました。

    荷役中は開いたまま維持されるアオリ内側という未活用スペースに着目したもので、運送会社にとっては既存車両の遊休スペースを新たな広告収益源にできる点、広告主にとってはこれまで届かなかった物流現場のフォークリフト作業員(フォークマン)へ直接リーチできる点が特徴です。共同開発パートナーは有限会社AYA(栃木県佐野市)。


    ウィング車のアオリに貼られた広告

    ウィング車のアオリに貼られた広告


    ■ 背景 ─ 続く収益圧力と、“届かない”物流現場

    ・運送会社側:標準的運賃の収受が進む一方、燃料費・人件費の高止まりで収益環境は依然として厳しく、運賃以外の収益源(付帯事業)へのニーズが高まっている。

    ・広告主側 :工場・倉庫の現場担当者へ直接情報を届けたいが、Web広告・マス広告ではリーチできないという長年の課題があった。エスコット自身も中古パレット買取事業でこの壁に直面してきた。

    ・着眼点  :この二つの課題を、荷役中に必ず開くアオリ内側という“未活用スペース”で同時に解く、というのが本媒体の発想。


    約9000mmx60mm(大型車)ほどのアオリスペースが活用できる

    約9000mmx60mm(大型車)ほどのアオリスペースが活用できる


    ■ 仕組み

    広告主は運送会社に定額の掲出料を支払い、アオリ内側に広告を掲出。運送会社(AYA)は、(1)アオリ内側の広告スペース提供、(2)運行データの提供、(3)パレットの保管業務の3点を担います。



    ■ 運送会社にとっての価値

    ・新たな収益源  :これまで収益を生まなかったアオリ内側が、掲出料という定額収入に変わる。

    ・運行を妨げない :通常の荷役動作の中で自然に露出が生まれるため、追加作業や運行変更が不要。

    ・規制負担が小さい:荷台“外側”を使うアドトラックと異なり、屋外広告物条例の規制対象とならず、許可申請や掲出制限の負担が生じにくい。



    ■ 広告主にとっての価値

    ・直接リーチ :これまでアプローチできなかった物流現場ワーカーへ直接訴求できる。

    ・露出の可視化:運行データにより「どの現場・エリアに露出したか」を把握できる。



    ■ 想定する広告主業種

    荷役現場の作業者・現場責任者がターゲットとなる業種との親和性が高く、主に以下を想定しています。

    ・パレット・物流資材(レンタル/回収/製造):フォークマンが日々扱う商材で、最も親和性が高い。

    ・フォークリフト・産業車両(本体/レンタル/整備/消耗品):作業者が操作する機器で、更新・整備の選定に現場の声が効く。

    ・物流・倉庫・ドライバーの人材採用(求人):現場ワーカー本人が採用ターゲットとなり、人手不足下で直接訴求できる。

    ・作業服・安全用品・現場消耗品:作業者が身につけ、日常的に使用する商材で視認との相性が高い。

    ・廃棄物処理・リサイクル回収:工場・倉庫が発生源であり、現場が回収業者の選定に関与する。



    ■ 「アオリ広告」5つの特徴

    ・現場ワーカーへ直接リーチ:広告が届きにくかった荷役現場の作業者に直接アプローチ。

    ・視線正面に繰り返し表示 :荷役中はアオリが開いたままのため、作業中の視界に何度も入る。

    ・長時間の露出      :荷役作業は1時間以上に及ぶこともあり、その間継続して露出。

    ・高い接触頻度      :瞬間的露出が中心の屋外広告と異なり、一人あたりの接触が長時間・複数回。

    ・高いターゲット親和性  :物流・倉庫現場の作業者という親和性の高い層に絞って表示され、高い訴求効果が期待できる。


    フォークマンの視界に入りやすいアオリ広告(イメージ)

    フォークマンの視界に入りやすいアオリ広告(イメージ)


    ■ 市場規模 ─ 潜在媒体面は約31.3万台

    日本自動車工業会「2024年度 普通トラック市場動向調査」によると、普通トラックにおけるウイングボデー車は全国で約31.3万台。これを本媒体の潜在的な媒体面(TAM)と位置づけます。(出典:日本自動車工業会「2024年度 普通トラック市場動向調査」)



    ■ 導入実績と今後の展開

    ・現在の掲出エリア:主に関東・東北エリア(2026年7月から運用開始)

    ・拡大目標    :拡大目標:2026年度末までに100台の導入、本州全域にエリア拡大を目標。

    ・媒体としての外販:自社(中古パレット買取)活用にとどめず、第三者広告主に向けた広告媒体事業として展開し、倉庫・物流業界の課題解決に貢献していく。



    ■ 代表コメント

    「買取依頼は全国から届き、ニーズは分かっていました。ですがウェブ広告やダイレクトメールは現場に届きません。ある日、積込みに立ち会うと、開いたアオリの前をフォークが何度も往復する。ここに『買い取ります』とあれば、困っている人に直接届く ―― この空間そのものに価値があると気づきました。運送会社は運ぶ時だけでなく、停まっている時も稼ぐ広告塔になれる。運ぶ以外の収益の柱が業界の競争力を高めるはずです」(エスコット代表 土器薗 歩)



    ■ 会社概要/お問い合わせ

    ● 会社概要

    会社名 : エスコット株式会社

    所在地 : 本社:東京都豊島区

          倉庫:栃木県佐野市、埼玉県入間郡三芳町

    URL   : https://uppc.jp/lp/

    事業内容: パレットの買取、販売、再生、レンタル事業

          (「中古パレット買取センター」運営)ほか


    ● 共同開発パートナー

    会社名:有限会社AYA

    所在地:栃木県佐野市

    役割 :(1)広告スペースの提供(自社トラックのアオリ内側)/(2)運行データの提供

        (3)パレットの保管業務