報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年7月16日 09:30
    NPO JAPAN

    「空爆の村から、日本へ。」ミャンマーの迫害地域の若者に  安全に日本語を学べる学校と寮を、クラウドファンディングで支援

    2019年からミャンマーで日本語教育支援を続けるNPO JAPANは、政府軍による空爆や迫害を受ける地域の若者が、安全な環境で日本語を学べる日本語学校と寮の設立を目指すクラウドファンディングプロジェクトを6月20日より開始しています。


    「空爆の村から、日本へ。」空爆や攻撃を受けている村の若者に日本語教育の場を届けるプロジェクト

    https://for-good.net/project/1003528


    焼かれた村

    焼かれた村


    2021年のクーデター以降、政府軍による攻撃を受ける地域では、日本語を学ぶ若者が増加しています。彼らの多くは難民申請に頼らず、日本語を習得して自らの力で日本での就労・自立を目指しています。NPO JAPANは、こうした若者が安全な環境で学べる場を提供することで、将来のミャンマーを担う人材の育成を支援します。



    ■プロジェクトのポイント

    1.軍から迫害を受ける地域の若者のための日本語学校と寮を作りたい

    2.ミャンマーで5年間の実務経験があり、このプロジェクトに協力いただける学校もあります

    3.候補地の街の環境や安全性は今年2月に現地調査してきました


    昨日まで空爆の音に怯えていた若者が、明日には日本語を学び、未来を描けるようになる。

    そのための学びの場をつくり、日本で働く道へとつなげるプロジェクトです。


    日本語教育が人道支援になる

    日本語教育が人道支援になる


    ■発起人・高井邦彦よりコメント

    「私は三重県出身の68歳です。現役時代から青年海外協力隊の支援や日本ミャンマー友好協会などを通じて国際協力に関わってきました。その経験から、61歳のときに自分の会社を売却し、ミャンマーでの教育支援に専念する道を選びました。2018年の支援開始以来、これまでにヤンゴン市内の16校をサポートしてきました。これからも、ミャンマーの若者たちのために活動を続けていきます。

    しかし、2021年2月のクーデター以降、政府軍が国民や国土を空爆するという、日本では考えられない事態が続いています。『何かできることはないか』と考え、2023年にはヤンゴンの日本大使館にも相談しました。人道支援として2,000万円までの支援枠があると伺いましたが、『ミャンマー人NGOからの申請に限る』という条件がありました。

    そこでミャンマーのNGOに相談したところ、『政府軍から攻撃されている地域の住民を支援すると、その政府軍から危害が及ぶ可能性がある』という理由で、協力は難しいとの回答でした。

    その後、クラウドファンディングを通じた国際協力という方法を知り、『日本人が個人として静かに支援を続けることが、最も現実的だ』と考えるようになりました。

    空爆の下でも日本語を学びたいと願う若者たちがいます。彼らは難民申請に頼らず、日本語を学び、自らの実力で日本を目指しています。そんな若者たちを、私たちの手で守りたい。これからもミャンマーの人々のために活動を続けてまいりますので、皆様の応援とご協力を心よりお願い申し上げます。」

    (NPO JAPAN 発起人・高井邦彦)


    若者たちを救いたい

    若者たちを救いたい


    ■プロジェクトの背景

    ミャンマーではクーデター以降、インド・ラオス・タイに近い国境地帯が政府軍との戦闘地域となり、多くの住民がタイ側へ逃れて国際NGOの支援を受けています。

    しかし、国境から遠い内陸部の広大な地域には逃げ場がなく、戦闘に関わっていない住民も政府軍から一方的に迫害されています。

    こうした地域(サガイン州など)から多くの若者がヤンゴンなどの都市部に避難し、日本語を学ぶようになりました。一方で、まだ多くの若者はヤンゴンまで600~900kmも離れた農村に残り、政府軍の攻撃に怯えながら農業を続けています。村では、政府軍が近づくと見張り役が連絡し、住民が田畑から走って逃げる状況が続いています。

    そこで私たちはそんな内陸部の若者たちが安心して日本語が勉強できる場を作りたいとこのプロジェクトを始める決断をしました。


    地図

    地図


    上記の地図はミャンマー全土です。その広さ(面積)は日本の1.8倍です。


    【参考まで】

    上の一人あたりGDPのようにミャンマーは産業や働く場が極めて少ないのです。

    例えば、20歳の一般労働者の月給は15,000円程度、日本が150,000円としても日本の10分の1ほどです。



    ■プロジェクトの概要

    クーデター後、危険地域の若者たちが日本語を学び、日本で働くことを目指す動きが広がっています。しかし、多くの若者は今も政府軍の攻撃にさらされながら生活しており、安全な場所で学ぶ機会がありません。

    そこで、危険地域(サガイン州など)の若者を支援するため、比較的安全な都市に日本語学校と寮を設立し、安心して学べる環境を提供するプロジェクトを進めます。これは日常的な物資支援よりも、若者の将来を切り開く効果的で持続可能な人道支援(SDGs)になると考えています。


    若者たちは難民申請に頼らず日本を目指す

    若者たちは難民申請に頼らず日本を目指す


    ■プロジェクトの主な内容

    ・ミャンマー北中部の安全な街に日本語学校(または教室)と寮を設立

     候補地:タウンジー市、ピンウールイン市(2月に事前調査してきました)

     ※標高1,000m前後でエアコン不要、電気代を節約できる

    ・寮費は都市部の50%以下に設定し、1年後には無料化を目指す

    ・サガイン州など危険地域の若者を優先的に受け入れる

    ・授業料は地域の日本語学校の妨げにならない水準に設定

    ・地域の他校にも、これまで同様に教育支援を継続

    ・ミャンマー人教師の採用や設立工事などは現地の学校などの協力体制がある

    ・設立後の進め方について運営の見通しがついています。

    ・日本語会話は日本人教師が担当(複数名の候補者あり)プロジェクトは発起人が生涯にわたり直接サポートを継続していく


    ○設立予定の学校と寮のイメージ

    〇寮の室内のイメージ(ミャンマーの寮のスタイル)談話室・自習室も付帯。



    【クラウドファンディング概要】

    実施期間: 2026年6月20日~9月18日

    目標金額: 600万円

    リターン: 物品でのお礼はありませんが、毎年たくさんの生徒が日本への夢を

          叶えていく姿を、ぜひ一緒に見守ってください。

    URL   : https://for-good.net/project/1003528



    ●【団体概要】

    団体名 : NPO JAPAN INCORPORATED LIMITED (NGO活動)

    所在地 : ミャンマー・ヤンゴン

    代表者 : 高井 邦彦

    設立  : 2019年

    活動内容: ミャンマーにおける日本語教育支援

    URL   : https://shiwaku63.wixsite.com/npojapan