報道関係者各位
    プレスリリース
    2015年4月7日 14:00
    ライオン株式会社

    知らなきゃ良かった トイレの秘密シリーズ 第2弾  トイレの床にたまったホコリ“トイレダスト”は菌まみれ?!  ~家庭内で最悪のホコリ“トイレダスト※”の実態~

     ライオン株式会社(代表取締役社長・濱 逸夫)リビングケア研究所では、トイレットペーパーを使ってトイレまわりを気軽に楽しく「サッとひと拭き」できるトイレのふき取りクリーナー『ルックまめピカ』に関連して、トイレまわりの汚れについての調査と検証を重ねており、その結果を基に『知らなきゃ良かった トイレの秘密シリーズ』と題し、数回にわたって発表しています。

    【図1】トイレのホコリのマイクロスコープ画像
     第1弾として『既婚男性の“座ってする派”、6年間で1.5倍に拡大』(2015年3月17日発信)と題する資料を発表しました。第2弾では『トイレの床にたまったホコリ“トイレダスト”は菌まみれ』の題でトイレのホコリに関して明らかになったトイレの秘密をご紹介します。
    ※トイレダスト:トイレの床にたまるホコリのこと


    <今回の調査概要>
     生活者は、トイレ室内にたまるホコリは「たまりやすい(31%)」うえに「気になる汚れ(67%)」と思っています(2014年当社調べ)。そこで今回は、そのホコリの正体について明らかにするため、実際に家庭から採取したホコリを分析し、以下のことが分かりました。

    <調査・検証結果の概要>
    1.“トイレダスト”は菌まみれ!1グラムあたりに数十万~数百万個の細菌が潜んでいる!
    2.“トイレダスト”の菌は、ホコリ自体を栄養源にして増えていた!


    ■調査・検証結果
    1.“トイレダスト”は菌まみれ!1グラムあたりに数十万~数百万個の細菌が潜んでいる!
     首都圏の7つの家庭にてトイレ、リビング、寝室からそれぞれホコリを採取し、分析を行いました。
     採取したトイレのホコリをマイクロスコープで観察したところ、主に綿および化学繊維とトイレットペーパー由来の細かい繊維とで構成されていました(図1)。トイレの中では、トイレを使うたびに服の着脱とトイレットペーパーを使用時に切り出すため、トイレにはホコリがたまりやすいと考えます。

    【図1】トイレのホコリのマイクロスコープ画像
    http://www.atpress.ne.jp/releases/59950/img_59950_1.jpg

     次に、採取したホコリに存在する菌について分析をした結果、トイレのホコリからは1グラムあたりに数十万~数百万個もの一般細菌が検出されました(図2)。トイレのホコリから1グラムあたり百万個以上の菌が検出された家庭は半数を超え、リビングや寝室などに比べてトイレのホコリには多くの菌が存在することが確認されました(図3)。さらに、検出された菌の種類を調べたところ、トイレのホコリのみ、ニオイの原因となるブドウ球菌や、菌種によっては食中毒の原因になる可能性がある大腸菌群の両方が検出されました(図4)。

    【図2】各部屋のホコリ1グラムに含まれる一般細菌の数
    http://www.atpress.ne.jp/releases/59950/img_59950_2.jpg

    【図3】ホコリ1グラムあたり百万個以上の菌が検出された家庭の割合
    http://www.atpress.ne.jp/releases/59950/img_59950_3.jpg

    【図4】各部屋のホコリから検出された菌
    http://www.atpress.ne.jp/releases/59950/img_59950_4.jpg


    2.“トイレダスト”の菌は、ホコリ自体を栄養源にして増えていた!
     では、なぜトイレのホコリには多数の菌が潜んでいるのでしょうか?トイレのホコリが菌に与える影響について調べるために、トイレのホコリに存在することが明らかになった大腸菌群とブドウ球菌にトイレットペーパーと綿を混ぜたモデルホコリ汚れを加えて培養しました。
     24時間後の菌数を調べたところ、どちらの菌もホコリを加えなかった条件と比べてホコリを加えた条件ではその数が約10倍に増えていました(図5)。
     今回の結果から、トイレのホコリには多くの菌がいるだけでなく、ホコリ自体を栄養にしてさらに増えていることが確認されました。

    【図5】「黄色ブドウ球菌」「大腸菌」の増殖に対するホコリの影響
    http://www.atpress.ne.jp/releases/59950/img_59950_5.jpg


    ■“トイレダスト”がニオイを増やす?!
     尿ハネ+菌で、アンモニアの発生量は約3倍に!
     当社が過去に行った『菌とアンモニア発生量の関係』に関する実験では、尿に菌を加えると、尿から発生するアンモニアの発生量が約3倍に増加することがわかっています。
     今回の検証では、トイレのホコリには多数の菌が存在することが明らかになりました。ついつい「気になる」と思いながらも放置しがちなホコリですが、トイレのホコリの場合は、いやなニオイを増やす原因にもなるため、まめに取り除くほうが良さそうです。
    ※尿ハネ:小用をした際に飛び散る、尿および尿とトイレの水が混ざった細かい水滴のこと

    <菌とアンモニア発生量の関係>
    http://www.atpress.ne.jp/releases/59950/img_59950_6.jpg


    ■から拭きではなく除菌できるクリーナーを使いましょう♪
    ◆杉本 美穂
     ライオン株式会社 快適生活研究所 リビングケアマイスター
    http://www.atpress.ne.jp/releases/59950/img_59950_7.jpg

     トイレのホコリが気になった時に、サッとトイレットペーパーで「から拭き」をする方もいらっしゃいますが、「から拭き」ではホコリをきれいには拭き取れません。見た目がきれいにならないだけでなく、トイレのホコリには多数の「菌」がいるため、除菌ができるクリーナーを使って拭くことが大切なのです。『ルック まめピカ トイレのふき取りクリーナー』を使ってトイレットペーパーで拭き掃除をすれば、ホコリをサッと拭き取れてしっかり除菌できるのでおすすめです。

    杉本 美穂 消費生活アドバイザー。洗濯・掃除関連の製品企画、マーケティングを約20年、生活者向け講習会などを約5年経験。苦手なお掃除や食器の後片付けなどを手早くラクにできる方法などを紹介しています。


    ■トイレットペーパーでトイレまわりの“除菌拭き”が簡単・手軽にできる
     『ルック まめピカ トイレのふき取りクリーナー』
     『ルック まめピカ抗菌プラス トイレのふき取りクリーナー』
    http://www.atpress.ne.jp/releases/59950/img_59950_8.jpg


    【商品紹介】
    (1) 洗浄・除菌成分配合で飛び散った尿ハネや菌もすっきり落とせる
    http://www.atpress.ne.jp/releases/59950/img_59950_9.jpg
     青く染まっているのは菌。まめピカならひと拭きでスッキリします。
    ※除菌拭き:除菌する場合は、除菌したい部分に液がかかるようにスプレーし、5分おいてから拭き取る。

    (2) トイレットペーパーがボロボロにならない
     トイレットペーパーのくずれを防ぐ“ボロボロ防止成分”配合。
     気軽に気持ち良くサッとふき取ることができ、使った後はトイレに流せます。
    http://www.atpress.ne.jp/releases/59950/img_59950_10.jpg

    (3) 汚れを狙いやすく、トイレットペーパーでふき取りやすい「プチ泡スプレー」
     泡が出すぎず、たれ落ちにくいので便座の表裏や便器のふちなど細かい部分にも使いやすく、手早くふき取れます。

    (4) コンパクトでキュートな「まめ型ボトル」
     棚や窓際など、目に付くところにおいてもかわいいデザイン。
     いつでもサッと手に取れて使えます。

    (5) 700プッシュもできて経済的
     わずか2~3プッシュでトイレットペーパーが“お掃除シート”に早変わり!
     1本で約200枚のシートが作れます。

    (6) 爽やかなフレッシュアップルの香りとスッキリとしたミントの香り