報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年4月8日 11:00
    一般社団法人ホロニック

    モリキャラ×LABO第3弾を神戸で開催! 「牛から学ぶ体験型ESDプログラム」

    東京大学×学童ホテルが連携

    一般社団法人ホロニック(ホテルセトレ神戸・舞子/神戸市)が運営する「学童ホテル」は、東京大学および東邦レオ株式会社と連携し、ESD(持続可能な開発のための教育)によって育まれる子どもたちの能力の向上を検証する共同研究に参画し、モリキャラ×LABO第3弾となる体験型ESDプログラムを2026年4月28日に開催します。


    学童ホテル

    学童ホテル


    今回のテーマは「牛から学ぶ体験型ESDプログラム」。淡路島でブランド牛「椚座牛(くぬぎざぎゅう)」を育てる生産者を講師に迎え、子どもたちが牛のくらしや食卓に届くまでの過程を学び、実際に味わいながら食と環境のつながりについて考えます。

    「いただきます」に込められた意味や、命をいただく責任、食べものを無駄にしない工夫などを五感を使って体験することで、子どもたちが自分たちの食の選択と地球の未来との関係に気づくことを目的としています。

    本プログラムは、東京大学と連携したESDの実践研究として実施され、子どもたちの思考力や協働力など6つのESD能力の変化を検証します。


    【開催概要】

    日時  : 2026年4月28日(火)14:30~20:00

          ※14:30開場(カフェ・受付開始)、15:30開始

    会場  : 学童ホテル(ホテルセトレ神戸・舞子)

    対象  : 小学3年生~6年生

    参加条件: 親子参加(お子様1名+保護者1名)

          ※申込児童以外のご参加はできません

    定員  : 40組80名まで

    参加費 : 無料

    ※今回は、ホロニック社と東邦レオ社の協働イベントのため無料となります。



    ■ ESDとは

    ESD(Education for Sustainable Development:持続可能な開発のための教育)とは、持続可能な社会の実現に向けて、学習者が必要な知識・価値観・態度・行動力を身につけることを目的とした教育です。環境、食料、資源、いのちなどの地球規模の課題を自分自身の生活と結びつけて理解し、よりよい未来をつくるために主体的に考え、協働しながら行動する力を育むことを目指します。



    ■ 本プログラムで育む「6つのESD能力」

    本取り組みでは、子どもたちの以下6つの力の変化を検証しています。単なる体験にとどまらず、学びの変化を可視化する点が特徴です。


    1.『よく考える力』

    社会の規範や慣行、他者の意見を批判的に検討し、問い直すとともに、自らの価値観や認識、行動を省察する能力。


    2.『未来を描く力』

    可能性のある未来、ありそうな未来、望ましい未来を理解・評価し、独自の未来像を描き、同時に行動の結果を評価する能力。


    3.『協働力』

    他者との協力に必要な能力。グループ内で他者と連携しながら作業し、対立に対処し、問題を共同で解決する能力。


    4.『価値判断力』

    自らの価値観、他者の価値観、文化的・社会的・政治的な価値観を理解・尊重しながら、それらの価値観の背後にある原理や基準を明らかにし、持続可能性の原則に沿った判断や行動を下す能力。


    5.『自己認識力』

    自分の内面や感情、価値観、行動が自分自身や他者に与える影響を理解する能力。


    6.『行動力』

    持続可能な未来に向けて戦略的に行動するために、課題を特定し、解決策を計画・実行する能力。


    子どもたちの想像力と自然への愛着を深める、探究型ESD(持続可能な開発のための教育)を提供いたします。


    ■ 今回のテーマ

    「牛から学ぶ体験型ESDプログラム」

    ―牛を観察して・味わってみて・考えてみよう―


    子どもたちは、牛のくらしや、お肉が食卓に届くまでの流れを学びます。そして実際に味わい、体を動かしながら、食べものと地球環境の関係について考えます。

    ・「いただきます」に込められた意味

    ・食べものをムダにしない工夫

    ・命をいただくことの責任

    五感を使った体験を通して、自分たちの選択が地球の未来につながっていることに子どもたちが気づくことを目的としています。


    椚座牛

    椚座牛


    ■ 講師紹介

    牧場長 椚座 慎之佑(くぬぎざ しんのすけ)さん

    有限会社大造畜産(だいぞうちくさん)酪農学園大学循環農学類卒業。

    第68回日本学校農業クラブ全国大会意見発表で優秀賞。


    椚座 慎之佑 氏

    椚座 慎之佑 氏


    温暖な淡路島、緑いっぱいの環境の中で育てられている牛たち。淡路島の気候や環境などに合う牛を、全国各地を駆け巡り、厳選された黒毛和牛の牝牛のみを育てています。

    今回のプログラムでは、淡路島でブランド牛「椚座牛(くぬぎざぎゅう)」を育てる有限会社大造畜産より、椚座さんを講師にお迎えします。淡路島の自然の恵みの中で、地下水やお米・稲わらなどにこだわった飼料で育てられる「椚座牛」は、黒毛和牛の中でも未経産の雌牛のみを厳選して育てる希少なブランド牛です。とろけるような脂と深い旨味が特徴で、島内外の料理人からも高い評価を受けています。今回は、その生産者ご本人から牛が育つ環境や命の循環、食卓に届くまでの物語を直接学びます。最高品質の食材と、生産者の想いに触れながら、子どもたちが「食べること」と「命」のつながりを体感する、特別な学びの時間です。



    ■ 本プログラムの協力者

    ・栗田 佳代子 教授

    東京大学 大学総合教育研究センター 副センター長


    栗田 佳代子 教授

    栗田 佳代子 教授


    東京大学教育学部卒業、同大学教育学研究科修了、大学評価・学位授与機構、スタンフォード大学客員研究員等を経て、2012年11月より東京大学大学総合教育研究センターに奉職、2021年4月より現職。博士(教育学、東京大学)。未来の大学教員を育てる「東京大学フューチャーファカルティプログラム」を開講以来担当。リフレクション手法としてのティーチング・ポートフォリオの作成支援を研究テーマとする。


    ・味埜 俊 氏東京大学 名誉教授

    東京大学工学部卒業、同大学院工学系研究科修了・博士(工学)。


    味埜 俊 氏

    味埜 俊 氏


    東京大学大学院工学系研究科を経て、同大学院新領域創成科学研究科にて教授・研究科長、同大学東京カレッジにて特任教授・副カレッジ長を務める。この間、アジア工科大学院・国連大学などで教育・研究に従事。東京大学名誉教授。

    生物を利用した排水処理、サステイナビリティ学を専門とし、サステイナビリティに関わる教育プログラムの開発・実践をライフワークとする。


    ・舟引 美咲 氏


    舟引 美咲 氏

    舟引 美咲 氏


    東京大学大学院 新領域創成科学研究科 人間環境学専攻 博士課程 テレビ局のアナウンサー・報道番組出演、子ども向け教育番組企画制作を経て、ラグジュアリー企業で10年以上ブランド・マーケティング、社会貢献活動を担当。

    現在は東京大学大学院にて、ブランド理念と社会価値の統合経験に基づき、企業資産を教育資源とするESDプログラム設計と相互変容の研究を行う。本プロジェクトでは、「モリキャラ×LABO」の命名、プログラム内容、研究設計に至るまで多角的に参画している。

    研究紹介動画▼

    https://www.youtube.com/watch?v=nuTy3dooS6s


    ■ 東邦レオ株式会社について

    ー「企業理念を教育資源に変える」先駆者ー

    東邦レオは、都市緑化や空間演出の分野において、自然・文化・地域との共創を通じた独自の価値を生み出してきました。

    その強みは、単なる施工技術にとどまらず、「人の記憶や想いが交差する場を編集する力」や、「異なる文脈や人をつなぐ翻訳的コミュニケーション力」などUNESCOが提唱する、持続可能な発展を遂げるために伸ばすべき能力とも深く接続しています。

    ・緑地や都市空間を生態系・文化・経済の交点として構想し、地域資源を起点に、教育・事業・社会を結ぶプログラム設計力と共創の姿勢。

    ・自然とのかかわりを通じて、企業も個人も自らのあり方を問い直す視点を持ちながら、感性や美意識を社会的価値へと昇華させる事業統合力。これらのESD能力を礎として、東邦レオ社は空間の設計やランドスケープにとどまらず、企業理念を教育として可視化する“社会実装型ESD”を全国へ広げています。


    東邦レオはこれまでも、そしてこれからも、「緑を活かし、人と社会を育む」企業として、次世代と共に持続可能な未来をつくる学びの森を全国に広げていきます。

    https://www.toho-leo.co.jp/



    【学童ホテルとは】

    子どもたちの毎日は「はじめて」の連続です。しかし、その体験機会には家庭環境による差があるのが現状です。学童ホテルは、こうした体験格差を少しでも縮めることを目的に、ホテル セトレ神戸・舞子を舞台にスタートしました。ホテルという特別な空間で、本物の仕事や人との出会いを通じて、子どもたちが自分の「好き」や「得意」を見つけられる場を提供しています。さらに、子どもがいきいきと過ごす姿は保護者にとっての安心にもつながります。学童ホテルは、学び・体験・交流を育む“第三の居場所”として、地域に笑顔の循環を広げていきます。

    学童ホテル 公式サイト: https://www.gakudohotel.or.jp//


    学童ホテル様子

    学童ホテル様子


    【学童ホテルの取り組み】

    学童ホテルでは、ホテルという非日常の空間を活かし、食・環境・福祉・ものづくりなど、多様な分野の専門家と連携した体験型学習を継続してきました。その発展として、東邦レオ株式会社および東京大学と連携し、子どもたちのESD能力の変化を検証する実践研究に参画しています。教育と研究、そして実践を結ぶ新しい学びのモデルづくりに挑戦しています。


    ベットメイキング体験

    ベットメイキング体験


    【今後の展望】

    本取り組みを通じて、体験型学習と学術研究を融合させた新しい教育モデルの構築を目指します。

    今後は、

    ・プログラムの継続的な実施と検証

    ・他地域・他分野への展開

    ・企業や教育機関との連携拡大

    を進め、子どもたちが社会課題を自分ごととして捉え、主体的に行動できる力を育む機会を広げていきます。

    また、ホテルという場の可能性を活かし、教育・地域・産業をつなぐ新たな学びの拠点としての役割を強化してまいります。価値をひらき、将来のホテルのあり方を探る、私たちなりの挑戦です。


    ホテルセトレ神戸・舞子

    ホテルセトレ神戸・舞子


    【団体概要】

    団体名  : 一般社団法人ホロニック

           ※株式会社ホロニックが運営/出資

           https://www.hol-onic.co.jp/

    設立   : 2025年7月

    代表理事 : 長田 一郎(おさだ いちろう)

    本社所在地: 兵庫県神戸市東灘区向洋町中6-9 神戸ファッションマート10階

    TEL    : 078-858-6908

    事業内容 : 学童ホテルの運営

    URL    : https://www.gakudohotel.or.jp/