報道関係者各位
    プレスリリース
    2023年12月12日 12:00
    カンフェティ(ロングランプランニング株式会社)

    『源氏物語』現代語訳を舞踊とバイオリンで上演 青山俊董らによる講演も 『第一回古典の日フォーラム 美しき愛知』 カンフェティでチケット発売

    日本の伝統文化をつなぐ実行委員会主催、『第一回古典の日フォーラム 美しき愛知』が2024年1月28日(日)に名古屋能楽堂(名古屋市中区三の丸一丁目1番1号)にて上演されます。
    チケットはカンフェティ(運営:ロングランプランニング株式会社、東京都新宿区、代表取締役:榑松 大剛)にて発売予定です。

    カンフェティにてチケット発売中
    http://confetti-web.com/kotenday01/

    日本の伝統文化をつなぐ実行委員会公式ホームページ
    https://dentoubunka2023.com/

    X(旧:Twitter)
    https://twitter.com/dtsunagu

    千年以上前に描かれた『源氏物語』を現代語訳と舞踊そしてバイオリンの音色でご鑑賞いただきます。
    バイオリンと朗読と舞踊、古典を通し、西洋と東洋がつながります。
    さまざまな芸術を今一番輝いているキャストでお楽しみください。
    講演では、源氏学の最先端をゆく名古屋大学名誉教授高橋亨先生から「世界における源氏物語」のお話しをお聞きします。今年92歳になられた青山俊董先生のご講演はいつも大変な人気です。今回は古典の日フォーラム「古の心」をお聴きください。「青山先生が本当の僧侶です」と生前、瀬戸内寂聴さんが話されていました。貴重な講演となります。

    ー世界に「古典の日」が制定されたらどんな世界になるでしょうー

    世界中の人と、文化に接した人類の歩みを語らい、鑑賞し、それだけではなく、新たに創造することになれば、、。
    このフォーラムを通して知る、社会と世界とつながる文化芸術、今回は『源氏物語』より。
    人の生い立ちは、その後の生き方に大きな影響を与えます。『桐壺』は、光源氏の土台と言えます。現代語訳の朗読からはじまり、次に舞踊による『桐壺』へ。さらに能『野宮』(『源氏物語』六条御息所)、能の面と装束と能楽堂、この空間と歴史、そして能役者が日本の伝統芸術の力を皆様に伝えます。
    この日、とても特別なしかけで朗読と舞踊を上演します。それはバイオリンとの共演です。

    舞踊家市川櫻香からメッセージ

    〈音色には、いろいろ。着物のすれる音も聞きようによると心の奥からの「何か」。どうしようもない「何か」に聞こえたりします。人と人の情愛を孕み、可笑しなことも不気味なことも〉(舞踊、櫻香)

    〈『源氏物語』ほど長くまた膨大な量の研究を積み重ねてきた古典は、世界でも類が少ないだろう〉(源氏物語研究、高橋亨)

    今回のフォーラムに参加し、日本の古典『源氏物語』から、世界に広げて楽しんでもらえれば!

    伝統と創造

    源氏物語最初に登場する『桐壺』を朗読と語り、そして『望郷のバラード』をバイオリンと舞踊で。舞う、語る、弾く、全く新しい東洋と西洋が感じられます。
    内容/千年以上前に描かれた『源氏物語』「桐壺」を現代語訳で語ります。
    桐壺役を日本舞踊の花柳京平が舞い、源氏物語の心を探す旅人を市川櫻香が舞います。まるで友人の恋愛話を聞くような朗読はむすめかぶきの市川阿朱花・柴川菜月。

    バイオリン/高橋妙子
    バイオリン/高橋妙子
    日本舞踊/花柳京平
    日本舞踊/花柳京平
    舞踊家、コーディネーター/市川櫻香
    舞踊家、コーディネーター/市川櫻香

    伝統の継承

    女性能楽師梅若紀佳が能『野宮』の最後(切)を舞います。能装束・面をつけ、800年の歴史の中でつくりあげられた曲の中でも特に大事に扱われてきた部分です。六条御息所(みやすどころ)が「葵の上」に怨念をもつ高貴で聡明な女性ながら、恋の葛藤に苦しみます。

    観世流シテ方/梅若紀佳
    観世流シテ方/梅若紀佳
    地謡、観世流/久田勘鷗
    地謡、観世流/久田勘鷗

    解説とプログラム  

    テーマ:『源氏物語』は人類に平和をもたらす先人からの宝物
    司会:高井一
    1,開会の辞
    2,筝曲演奏と「古典の日」宣言 
    愛知県立江南高校筝曲部2年生12人の演奏『宇宙(そら)の詩(うた)』
    3,講演 知っていますか「古典の日」
    山本壯太(古典の日推進委員会 アドバイザー)
    休憩(10分)
    4,お話「世界の中の源氏物語」
    源氏学の最先端をゆく/高橋亨(名古屋大学名誉教授)
    5,バイオリンと朗読と舞踊
    曲/ルーマニア・ポルムべスクの「望郷のバラード」
    現代語訳「桐壺」上演朗読「源氏物語」金城学園高等学校放送部の生徒
    語り むすめかぶき 市川阿朱花・柴川菜月
    舞踊 桐壺 花柳 京平・市川 櫻香
    6, 能『野宮』解説、上演
    シテ方(六条御息所)梅若紀佳
    地謡 観世流 久田勘鷗 他      
    7,特別講演「古のこころ」
    青山俊董(大本山総持寺西堂・愛知尼僧堂堂長)
    8,閉会の辞

    青山俊董
    青山俊董

    『古典の日フォーラム 美しき愛知』について

    2008年夏、12代市川團十郎が描く「源氏物語」が上賀茂神社で奉納されました。
    私どもは、團十郎先生のお考えの元、須磨明石の上演を勤める大役を賜りました
    振付は当時の市川紅梅先生につけていただき、演奏家の立派な諸先生、はじめ
    多くの方とのご縁をいただきました。古典の日は2008年11月に制定されました。
    あれから16年。
    私どもは12代目團十郎先生から貴重な
    ボールを投げて頂いたという思いです。
    「古典の日フォーラム 美しき愛知」
    皆様とともに目指させていただきたいと思います。今後引き続きこの課題が継続できますよう何卒宜しくお願い致します。

    日本の伝統文化をつなぐ実行委員会とは

    名古屋を拠点に活動し、日本に伝わる伝統文化・芸能を後世に伝承するため、様々な方を招聘し講習会の開催、メディアでの発信、実演などを行なっています。
    文化庁の補助事業「文化芸術振興費補助金(地域文化財総合活用推進事業)」に採択され、5年継続事業として「中京歴史文化遺産活性化事業」を行っております。

    公演概要

    『第一回古典の日フォーラム 美しき愛知』
    公演期間:2024年1月28日(日)
    会場:名古屋能楽堂(名古屋市中区三の丸一丁目1番1号)

    ■公演スケジュール
    2024年1月28日(日)
    開場 12:30
    開演 13:00

    ■出演
    バイオリンと朗読と舞踊
    バイオリン 高橋妙子
    花柳 市川櫻香(舞踊)   
    むすめかぶき 花柳京平(舞踊)

    能 久田勘鷗(能) 梅若紀佳(能)他

    特別講演 青山俊董老師(大本山總持寺西堂 愛知尼僧堂堂長)
    源氏物語解説 高橋亨(名古屋大学名誉教授)
    古典の日について 山本壯太 
    古典の日アドバイザー司会 高井 一

    ●箏曲 愛知県県立江南高等学校箏曲部 十二名
    ●「古典の日」宣言 中谷美友(南山高等学校女子部)
    ●朗読 金城学院高等学校

    ■チケット料金
    一般 指定席 3,000円 自由席(一般)2,000円 自由席(大学生・その他学生)1,000円 
    (すべて税込)