プレスリリース
草加レザーに携わる6社の想いを込めたショートムービーシリーズ 「The Pulse of SOKA LEATHER(革の町 草加の鼓動)」を 4月23日公開
~「革の町」草加の鼓動を映像に~
LEATHER TOWN SOKA Project team(所在地:埼玉県草加市中根1-14-1 代表:宮本 宗武)は、草加レザーに携わる製造業者6社を取り上げたショートムービーシリーズ「The Pulse of SOKA LEATHER(革の町 草加の鼓動)」を制作し、2026年4月23日(木)よりYouTubeで公開します。
草加は、日本の皮革4大産地の一つとして知られ、原皮から製品化に至るまで100以上ともいわれる工程を地域内で担える、全国でも稀有な産地です。「重い」「高い」「扱いが難しい」といった印象だけが先行しがちですが、本作では、職人や経営者の言葉、工場の音、手仕事の積み重ねを通じて、草加の革づくりが持つ背景と価値を伝えます。
また、国内の皮革産業を取り巻く環境は大きく変化しています。EUとのEPA発効を受け、2034年にはEU圏との皮革製品の輸出入において相互関税の撤廃が予定されており、今後は国際市場の中で日本の皮革産業の競争力が、より一層問われることになります。技術面で高い水準を持ちながらも、国内での認知が十分とはいえない現状に対し、まずは産地への理解と共感を広げることが重要だと考えています。
▼SOKA LEATHER YouTubeチャンネル
「The Pulse of SOKA LEATHER(革の町 草加の鼓動)」再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLfmeePoOFiQEDDrxzhniRc5AhTmZNxM10

The Pulse of SOKA LEATHER(革の町 草加の鼓動)
■動画の制作背景
草加では、良質な地下水に恵まれた土地柄を背景に、約100年にわたり皮革産業が育まれてきました。鞣し、染色加工、縫製、修理など、革製品が生まれるまでに必要な多くの工程を担う事業者が集積し、地域内で一貫してものづくりが完結できる体制が築かれています。
さらに、取り扱う素材も多様です。牛だけでなく、ヒツジ、ヤギ、シカ、は虫類など、動物ごとの特性に応じた加工技術が蓄積されてきました。こうした産地の厚みは、製品だけを見ていては伝わりにくい一方で、日本のものづくりを支える重要な基盤でもあります。
本シリーズは、そうした草加の産地としての実像を、解説中心ではなく、経営者・職人の言葉と現場の風景を重ねる映像作品として記録したものです。なぜ皮は革へと姿を変えるのか。そこにどのような倫理観と技術、葛藤と継承があるのか。答えを一つに定めるのではなく、見る人それぞれが考えるきっかけとなることを目指しています。
■動画のポイント/~「いのちをいただき、つなぐ仕事」という共通の意識~
今回登場するのは、草加で革づくりに向き合う6社です。いずれも2~4代目の経営者が中心となり、各社それぞれに異なる工程や役割を担いながら事業を継承しています。歩んできた道のりは同じではありませんが、語られる言葉に共通しているのは、皮革の仕事は「いのちをいただき、つなぐ仕事」であるという認識です。
そのため、素材に対して真摯に向き合い、廃棄部分を極力減らしながら、一枚一枚を丁寧に仕上げる姿勢が現場に根づいています。皮革は単なる素材ではなく、手をかけるほど個性が立ち上がる存在です。本作では、その価値を説明で押し出すのではなく、水の音、機械のリズム、革の変化、職人の手の動きといった断片を積み重ねることで表現しました。
草加市は皮革製造が100年近く続く「革の町」です。地域の中で継承されてきた技術や仕事が、普段の暮らしのすぐそばに存在していることも、本作の重要な視点です。一般の方には身近な産地として、業界関係者には工程集積地として、草加レザーの特性を知っていただく機会になればと考えています。
■ショートムービーシリーズ 概要
作品名 :The Pulse of SOKA LEATHER(革の町 草加の鼓動)
公開日時:2026年4月23日(木) 9:00
▼SOKA LEATHER YouTubeチャンネル
「The Pulse of SOKA LEATHER(革の町 草加の鼓動)」再生リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLfmeePoOFiQEDDrxzhniRc5AhTmZNxM10
・vol.1 日東皮革
150年守ってきた日本の「音」を次世代につなぐ。
MOVIE: https://youtu.be/X8SV_slx7kU

vol.1 日東皮革 150年続く太鼓の皮づくり
・vol.2 太閤染革
レザーのダイヤモンド、その輝きを増すのはタンナーの腕である。
WEB : https://taikohsenkaku.com/
MOVIE: https://youtu.be/HGxSKvjCOBw

vol.2 太閤染革 レザーのダイヤモンド“クロコダイル”などを扱う
・vol.3 鈴木 功
革を知ることは人生を知ること。この道60年の職人の手は言葉以上に語る。
MOVIE: https://youtu.be/G7EaPRlHCNk

vol.3 鈴木 功 職人歴60年
・vol.4 ジュテル・レザー
選手を守り、勝利をつかむための革を追求する。野球のグローブ用の牛革がメインのタンナー。
WEB : http://juteru-leather.jp/
MOVIE: https://youtu.be/TGZK7i8TYdU

vol.4 ジュテル・レザー 選手を守り、勝利をつかむための革を追求
・vol.5 伊藤産業
ヒツジ、ヤギ、シカ、の皮が職人の手により色と光をまとい、新たなタッチを得る。
WEB : https://www.kawa-ichi.jp/tanner/ito-sangyo/index.html
MOVIE: https://youtu.be/d84MaOLPwXY

vol.5 伊藤産業 ソフトレザーは優しく乾燥させる
・vol.6 河合産業
いのちは廃棄されるべきものではない、副産物を利活用し新たな市場を探る。
WEB : https://www.kawaisangyo.com/
MOVIE: https://youtu.be/DDZ1cli1AcQ

vol.6 河合産業 副産物を利活用し新たな市場を探る
制作著作 : LEATHER TOWN SOKA Project team
WEB : https://soka-leather.jp/interviews/
映像 : 株式会社HIROBA
ディレクション: PORT
Webサイト: https://soka-leather.jp/
X : https://x.com/SOKA_LEATHER
Instagram: https://www.instagram.com/soka_leather_/
■映像を入口に、産地との接点を広げる
当組合では、映像公開を一過性の発信で終わらせず、産地との接点を広げる取り組みにつなげていきます。
一般の方やファミリー層に向けては、草加市内で毎月第4土曜日に草加市文化会館1階 伝統産業展示室「ぱりっせ」にてワークショップを開催しています。素材に触れ、ものづくりの背景を知ることで、皮革に対する距離感は大きく変わります。
また、年に数回、イベントで皮革製品のセールも実施しており、実際に手に取って質感や仕上がりを体感できる機会を設けています。業界関係者に向けては、合同展示会への出展を通じて、素材研究や新たな協業の可能性を広げていく予定です。
日本国内で皮革産業への理解を深めることは、地域産業の継承という観点だけでなく、今後の国際競争を見据えた基盤づくりにもつながります。草加レザーの現場で積み重ねられてきた技術と哲学を、映像を通じて社会にひらいていくことで、産地の未来を支える土壌を育ててまいります。
■会社概要
企業名 : 埼玉皮革関連事業協同組合
所在地 : 埼玉県草加市中根1-14-1
代表者 : 理事長 河合 一典
事業内容 : 皮革製造に関わる事業者の連携組織として、鞣し、染色加工、
縫製、修理などに携わる事業者が集合。
案件受注、情報発信、相談窓口として活動
企業サイト: https://soka-leather.jp/
■一般消費者向けお問い合わせ先
LEATHER TOWN SOKA Project team
mail: info@soka-leather.jp