報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年3月11日 15:00
    MIHO MUSEUM

    春季特別展「古代黄金の物語」を3月14日より開催

    所蔵の黄金作品および国内有数のコレクションから紀元前の名品を展示

    MIHO MUSEUM(所在地:滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300、館長:熊倉功夫)は、2026年(令和8年)3月14日(土)~6月7日(日)までの期間、春季特別展「古代黄金の物語」を開催いたします。


    黄金―古代から人々を魅了し未来永劫その輝きを失わず、神々への捧げもの、王侯貴族の証、死者への供物として利用されてきた金属。

    本展覧会では所蔵の黄金作品に国内有数のコレクションを加え、紀元前に制作された選りすぐりの作品と、作品の背後に隠れた黄金の歴史・技法から所有者の営みまで、その背景をわかりやすく展示解説します。

     世界的にも珍しい数々の黄金作品、各時代の人々が最上の技術を駆使して作り上げた至宝を、どうぞご堪能下さい。

    ペンダント付トルク  アケメネス朝ペルシア 前4世紀 MIHOMUSEUM 蔵

    開催概要

    黄金―未来永劫その輝きを失わないこの金属に、人々は古代から魅了されて来ました。黄金は自然界に輝きながら存在します。鉱石を砕いて取り出すか、水中に堆積した砂金を掬い取れば、そのまま金が手に入ったのです。

    黄金の歴史は古く紀元前5000年紀、黒海沿岸に位置するブルガリアのバルナの墓から3000個もの金製品が見つかっています。紀元前3000-2000年紀になると、古代オリエント世界の各地で黄金文化が見られるようになりました。エジプト・メソポタミアはもとより、黄金の産出地にほど近い西中央アジアでは、極めて優れた黄金作品を制作しています。

    本展覧会では所蔵の黄金作品および国内有数のコレクションから、紀元前の名品を選りすぐって展観します。また作品の背後に隠れた黄金の歴史・技法から所有者の営みまで、その背景をわかりやすく解説します。

    天然の金銀合金・エレクトラムで鋳造されたオリエントの奇妙な神像、黄金の器に刻まれた聖なる動物や植物たち、黄金上に描かれた戦勝とその持ち主の運命、神殿に捧げられた莫大な黄金には人々の切実な願いが込められ、可憐な花嫁の飾りには幸せへの期待が満ちています。一方、漢時代の中国では、皇帝が天馬と交換するために黄金製の馬を用い、古代のアメリカでは黄金が太陽の象徴として王の頭上に輝きました。

    世界的にも珍しい数々の黄金製品、各時代の人々が最上の技術を駆使して作り上げた至宝を、どうぞご堪能下さい。

     

    展覧会名:2026年春季特別展「古代黄金の物語」

    英語タイトル:Tales of Ancient Gold        

    会  期:2026年3月14日(土)~ 6月7日(日)    

    会  場:MIHO MUSEUM    

         〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300      

         TEL.0748-82-3411  URL:  https://www.miho.jp     

    開館時間: 午前10時~午後5時 【入館は午後4時まで】    

    休 館 日:月曜日、5月7日(木) ※5月4日は開館    

    入 館 料:一般1300円、高・大生1000円、中学生以下 無料

          【20名以上の団体は各200円割引】    

    交  通:JR琵琶湖線「石山駅」より帝産バスMIHO MUSEUM行50分、

         お車で新名神「信楽IC」より約15分    

    主  催:MIHO MUSEUM、京都新聞    

    後  援:滋賀県、滋賀県教育委員会、NHK大津放送局、BBCびわ湖放送、    

         エフエム京都、帝産湖南交通    

    担当学芸員:東 容子(MIHO MUSEUM学芸員)    

    展示総数:255件    

    展示構成:    

      1章:黄金とエレクトラム      

      2章:角と翼と植物と‐オリエントの精神世界 

      3章:黄金に描かれた栄枯盛衰    

      4章:装飾技法―フィリグリーと粒金細工

      5章:バクトリア遺宝―神殿への捧げもの 

      6章:イタリアとギリシアの精華   

      7章:中国古代の黄金 

      8章:古代アメリカの黄金 


    巡回予定会場:岡山市立オリエント美術館    

    開催予定期間:2026年9月12日(土)~11月23日(月・祝)

    講演会

    ■2026年4月11日(土)「今に繋がる古代の技」    

      講師:長井 豊 氏 (Bottega NAGAI工房主宰)             

    ■2026年4月25日(土)「古代金器は語る」

      講師:稲垣 肇  (MIHO MUSEUM 学芸部 主任研究員) 

    ■2026年5月17日(日)「黄金に美を求めて」

      講師:有川 一三 氏 (アルビオン アート(株)代表取締役)

    ■2026年5月30日(土)「古代黄金の物語」

      講師:東 容子  (MIHO MUSEUM 学芸部 特任学芸員)

      いずれも14:00-15:30       

    定員:100名 参加費無料(入館料要)予約不要。

    当日美術館棟受付にて整理券配布。

    場所:MIHO MUSEUM 美術館棟 南館レクチャーホール

    代表作品

    有翼神霊坐像 東イランか 紀元前3000年紀末期-紀元前2000年紀初期 MIHO MUSEUM蔵

    牡牛装飾脚杯   イラン北西部 紀元前12-紀元前11世紀  MIHO MUSEUM蔵

    雄鶏形容器 前アケメネス朝ペルシア 前7-前6世紀 MIHO MUSEUM蔵

    金帯 メソポタミアかイラン西部 前8-後6世紀 MIHO MUSEUM蔵

    MIHO MUSEUMについて

    ■自然・建築・美術品が調和した桃源郷      

    MIHO MUSEUMは1997年11月に琵琶湖の南、信楽の山中に誕生しました。建築設計は、パリ・ルーヴル美術館のガラスのピラミッドを設計したことで知られるI.M.ペイ。

    枝垂れ桜のプロムナードを通り、銀色に輝くトンネルをくぐると、吊り橋の向こうに美術館棟が現れる設計は、中国詩に描かれた桃の花に導かれ洞窟を抜けた先に現れる楽園「桃源郷」をテーマにしています。

    美術館棟は、建築容積の80%以上を地中に埋設し、建物の上にも自然を復元しています。

    ■コレクション・常設展示・特別展

    美術館棟へ続くトンネルは、枝垂れ桜の咲くころは桜色が映り込み、新緑の季節は緑色が反射して、季節ごとに楽しませてくれます。

    所蔵品は、エジプト、ギリシア・ローマ、西アジア、中央アジア、南アジア、中国、朝鮮、古代アメリカなどの古代美術と、仏教美術、茶道美術をはじめ、絵画、漆工、陶磁器などの日本古美術をあわせて約3,000件からなります。

    北館では、季節により国内外からの出陳を加えて、開館ごとにテーマ性を持った特別展を開催しています。

    南館では、エジプト、西アジア、南アジア、中国・西域の4つのギャラリーで古代美術の名宝を展示しています。