報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年3月4日 14:45
    阪急阪神不動産株式会社

    新築オフィスビル外装への採用は国内初 (仮称)東阪急ビル建替計画 (阪急阪神不動産新本社ビル)において 「ガラス型ペロブスカイト太陽電池」を実装します ~オフィスビルの新たな価値創造に向けた取組です~

    阪急電鉄株式会社と阪急阪神不動産株式会社は、「(仮称)東阪急ビル建替計画」(以下、「本計画」)で建設中のオフィスビル(以下、「本建物」)の外装の一部に、パナソニックホールディングス株式会社(以下、「パナソニックHD」)が開発した「ガラス型ペロブスカイト太陽電池」(以下、「ガラス型PSC」※)を実装します。ガラス型PSCを新築オフィスビルの外装に実装するのは国内初の取組です。

    本建物は、高い環境性能を備えた新築オフィスビルとして、ZEB Ready認証およびDBJ Green Building認証(プラン認証)5つ星(最高評価)をすでに取得しています。今般、このガラス型PSCを本建物の最上階(10階)に設けたバルコニーの手摺りに実装することで、カーボンニュートラルの取組をより一層推し進めてまいります。またガラス型PSCの設置による効果を検証し、阪急阪神ホールディングスグループが今後手掛ける開発案件や改修計画での「太陽電池の新たな活用法」を検討します。

    なお、本計画は2025年10月に新築工事に着手し、現在は杭工事を行っているところです。2027年12月の竣工を予定しています。

    本計画における「ガラス型PSC」実装の詳細は、次のとおりです。


    ※PSC…Perovskite Solar Cellの略です。


    ■「ガラス型ペロブスカイト太陽電池」について

    (1)ペロブスカイト太陽電池とは

    ペロブスカイト構造と呼ばれる結晶構造を形成する発電層原材料をインク状にしたものを、塗布または印刷することによって製造した次世代型の太陽電池です。

    従来型のシリコン太陽電池に迫る高い発電効率を実現できる点に加え、設置の自由度が高く、製造時に必要とするエネルギーが小さいといった利点も併せ持っています。

    日本で生まれた技術であり、脱炭素社会の実現やエネルギー安全保障の観点から、現在は国をあげて実用化・社会実装に向けた取組が進められている注目の技術です。

    (2)本建物に設置する「ガラス型PSC」の特徴

    本建物最上階(10階)のバルコニーの手摺りに設置するガラス型PSCの特徴は以下の3点です。

    <1> 建材ガラスを基板とし、そのガラスに発電機能を一体化することで、手摺りとしての役割を保持しながら、外装の一部として自然に太陽電池を組み込むことができます。

    <2> 大きさや透過性、意匠性を外観デザインに調和させながらカスタマイズできます。

    <3> <1>・<2>により、建物の外装や共用部など、これまでは太陽電池の設置が難しかった場所にも導入が可能となります。建物への再生可能エネルギー導入の選択肢を拡げます。

    今回の取組では、ガラス型PSCを18枚導入し、高さ1.4m、幅33mのバルコニーに設置する予定です。


    ■本計画の概要



    阪急阪神不動産株式会社 https://www.hhp.co.jp/


    リリース https://www.hankyu-hanshin.co.jp/release/docs/49a6f2a82a7528b075b2beb2c689c59906ac6ada.pdf


    発行元:阪急阪神ホールディングス

        大阪市北区芝田1-16-1