プレスリリース
コドモンとZuMy 入園書類オンライン化サービスでのCSV連携を開始~入園時手続きの転記作業を削減、ミスや情報漏れを防ぐ仕組みを実現~
株式会社コドモン(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:小池義則)が提供する保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON(コドモン)」は、2026年1月7日、入園書類のオンライン化サービス「zuuumy(ズーミー)」を展開するZuMy株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:小泉太郎)との連携を開始いたします。
「zuuumy」は、保育園・幼稚園をはじめとする保育・教育・福祉施設を対象とした、入園書類のオンライン化サービスです。保護者は、児童票・食品調査票・健康問診票など、入園に必要な各種書類をスマートフォンやパソコンから提出でき、保育施設側はそれらの情報をオンライン上で一元管理することができます。
今回の連携で、保護者が「zuuumy」上で入園時に入力・申請した情報を、「CoDMON」にそのまま取り込める形式で出力(CSV連携)し、「CoDMON」の基幹機能である「園児台帳」へ一括反映することが可能になります。これにより、保育施設では、入園後の手入力や転記作業を大幅に削減できるほか、業務負担の軽減に加えて、人的ミスや入力漏れの防止にも寄与することが期待できます。
連携の背景
新園児の入園登録や説明会開催の時期にあたる2月末~3月は、保育施設にとって年間で最も業務が集中する繁忙期です。新入園児を迎えるにあたり、保護者から提出される各種書類の確認や内容の整理、園内システムへの情報登録など、多岐にわたる作業が短期間に発生します。これらの業務は日常の保育業務と並行して行われるため、現場の大きな負担となっていました。
特に、紙やPDFで提出された情報を職員が手作業で入力・転記する従来の運用では、膨大な時間と労力を要するだけでなく、誤入力や確認漏れといったヒューマンエラーのリスクも避けられません。また、個人情報を扱う特性上、情報共有や管理の過程でのセキュリティリスクにも細心の注意が求められ、現場では「省力化」「正確性」「安全性」のすべてを同時に満たすことが課題となっていました。
こうした背景から、株式会社コドモンとZuMy株式会社は、入園手続きに関わる事務作業の省力化を通じて、現場職員が本来向き合うべき子どもと保育・教育の時間に集中できる環境をつくるという思いのもと、今回の連携に至りました。
連携によるメリット
(1)入園申請情報を保育ICTサービスである「CoDMON」に一括反映が可能に
(2)転記作業・二重入力の解消による作業時間の大幅削減が実現
(3)誤入力・情報漏れのリスクを低減
(4)入園期の業務負荷を軽減し、保育者が子どもに向き合う時間を確保
今後について
今後も両社は、入園・進級業務全体の省力化や自治体との連携など、現場ニーズに基づいた機能の拡張を検討し、保育・教育のDXを推進してまいります。
ZuMy株式会社 代表取締役CEO 小泉 太郎 コメント
入園シーズンに発生する長年の大きな課題であった『手入力・転記作業』は、現場の先生方にとって大きな負担でした。忙しい入園時期の中で、入園に関する書類の情報を一つひとつ確認をし、各種サービスや一覧表などへ転記する作業は時間も労力もかかり、その分、子どもたちと向き合う大切な時間が削られてしまうという課題を抱えていました。
今回の連携は、その負担を実質的にゼロにし、先生方が本来の専門性を発揮し、子どもたちとより豊かに関われる時間を創出できると確信しています。また、データのシームレスな連携は、単なる効率化だけでなく、情報の正確性やセキュリティ向上にも寄与し、安心して使える仕組みを実現します。
保育現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)とペーパーレス化を目指す中で、多くの施設で利用されているコドモン様と連携できることに、zuuumyの価値をより多くの現場にお届けできる大きな可能性を感じています。
今後も両社の強みを活かし、保育・教育現場のインフラとして、より快適な環境づくりに貢献していきます。
コドモン 代表取締役CEO 小池 義則 コメント
入園時期は、保育現場にとって一年の中でも特に負担の大きい時期です。新しい子どもたちを迎えるにあたり、膨大な書類確認や情報収集、保護者との連携、環境整備など、丁寧に取り組むべき業務が一気に押し寄せます。限られた時間の中で正確さとスピードの両方が求められるため、職員の皆さまにとって精神的な負担も非常に大きくなる時期でもあります。
こうした状況の中で実現した今回のzuuumyとCoDMONの連携は、単なる業務省力化にとどまらず、現場に「心のゆとり」をもたらす取り組みだと捉えています。入園準備に必要な情報がわかりやすく整理され、事務作業の手間が確実に削減されることで、職員の皆さまは子どもや保護者と向き合う時間をこれまで以上に確保できるようになります。その結果、子どもたちの不安軽減や保護者の安心感にもつながると確信しています。
デジタルの力を活かした省力化が進むことで、職員の皆さまが安心して入園準備に取り組める環境が整い、より質の高い保育の提供にもつながるはずです。これからも私たちは、子育てと保育を支える現場に寄り添いながら、デジタルの力でより良い未来をともにつくってまいります。
株式会社コドモンについて
株式会社コドモンは、「子どもを取り巻く環境をテクノロジーの力でよりよいものに」というミッションを掲げ、業界シェアNo.1(※)の保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON(コドモン)」 を提供しています。園児/児童情報と連動した成長記録や指導案のスマートな作成、登降園管理、保護者とのコミュニケーション支援機能などを通して、先生方の業務負担を省力化。これにより、こども施設で働く職員と保護者の方々が子どもたちと向き合うゆとりをもち、より質の高い保育ができる環境づくりを支援しています。
また、ICTによる支援だけでなく、保育施設向けECサービス「コドモンストア」、すべてのこども施設職員が利用可能な優待プログラム「せんせいプライム」、保育施設向けオンライン研修プラットフォーム「コドモンカレッジ」も展開しています。これらの多角的な取り組みを通じて、「子どもの育ちや学びを社会全体で支えられる世の中へ」というビジョンの実現を目指しています。
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株式会社コドモン 会社概要
◆所在地:東京都品川区西五反田八丁目4番13号 五反田JPビルディング10階
◆資本金:6,825万円
◆代表者:代表取締役CEO 小池 義則
◆設立:2018年11月
◆事業内容:保育・教育施設向けICTサービス「コドモン」の運営、写真販売サービスの運営、決済代行サービス、採用支援事業、園児募集支援事業、保育施設向けECサイト「コドモンストア」の運営、オンライン研修事業
<<お問い合わせ・ご質問等>>
株式会社コドモン 広報
press@codmon.co.jp
080-7303-6026/080-4466-6738