報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年1月9日 13:00
    国立研究開発法人 産業技術総合研究所

    第7回RD20国際会議(つくば開催)、 G20各国・地域の主要研究機関の最新クリーンエネルギー 技術動向をまとめた「Now & Future」を公開

    AIとデジタル化・合成燃料・エネルギー貯蔵など、 脱炭素技術における最新の知見と国際連携の進捗を集約

    国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)は、2025年9月30日(火)から10月3日(金)まで「第7回RD20国際会議」を開催。G20各国・地域の主要研究機関によるクリーンエネルギー技術の研究開発状況と将来展望をまとめたレポート「Now & Future」を公開いたしました。


    RD20は、本会議で加入が認められた、ヘルムホルツ・ベルリン 物質・エネルギーセンター(HZB)を含む、18カ国・地域の24研究機関のメンバーから構成されています。本会議には、世界19カ国・地域から研究者および機関リーダーが集結。カーボンニュートラル社会の実現に向け、最先端技術の共同研究と実用化に向けた国際連携の加速を確認しました。

    「Now & Future」には、RD20メンバー機関のエネルギー研究の重点テーマ、国際連携、関連プロジェクトの進捗に加え、「エネルギーのためのAIとデジタル化」「合成燃料」「グリッド規模のエネルギー貯蔵」をテーマとした、第7回RD20国際会議の研究講演資料が集約されています。

    脱炭素社会の実現に向けた各国・地域のエネルギー技術研究の「今」と「将来」をご覧いただけます。


    資料はRD20公式ウェブサイトより閲覧・ダウンロードが可能です。

    ▼Now & Future(本資料は英語のみでの公開です)

    https://rd20.aist.go.jp/wp-content/uploads/2026/01/2025_7th_NowFuture_r.pdf


    また、本会議で採択された合意文書「リーダーズレコメンデーション2025つくば」も公開いたしました。各国の研究機関リーダーが合意したRD20における国際連携の指針が示されておりますので、最新エネルギー技術動向と研究プロジェクトのロードマップをまとめた「Now & Future」と併せてご参照ください。


    ▼「リーダーズレコメンデーション2025つくば」

    https://rd20.aist.go.jp/ja/conference/outcome/y2025/



    ■第7回RD20国際会議 開催実績

    会期 :2025年9月30日(火)~10月3日(金)

    会場 :ホテル日航つくば およびオンライン(ハイブリッド形式)

    主催 :国立研究開発法人 産業技術総合研究所

    共催 :経済産業省、文部科学省、環境省、

        国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)

    その他:本会議は、2025年大阪・関西万博のテーマウィークのひとつ「SDGs+Beyond いのち輝く未来社会」におけるテーマウィークコネクトプログラム(会場外開催の公式プログラム)に認定。また、リーダーズセッションは「東京GXウィーク」の取組の一環として開催されました。


    【プログラムテーマとハイライト】

    ◆テクニカルセッション

    ・プレナリーセッション:エネルギーと環境についてのハイレベルトーク

    ・テーマ1:幅広い資源、変換プロセス、製品を含む合成燃料

    ・テーマ2:再生可能エネルギーのためのグリッド規模の貯蔵に焦点を当てたエネルギー貯蔵

    ・テーマ3:エネルギー技術の革新、開発、普及に向けた研究を加速させるためのAIとデジタル化


    ◆リーダーズセッション

    ・タスクフォース活動報告:PV(太陽光発電)性能評価・水素LCA(ライフサイクル評価)・水素TEA(技術経済性分析)

    ・若手研究者育成サマースクール開催報告

    ・G20への貢献:ETWG(エネルギー転換ワーキンググループ)

    ・基調講演:二酸化炭素除去技術の開発:

          産総研GZR(ゼロエミッション国際共同研究センター)の

          国際連携と測定・報告・検証(MRV)研究

    ・基調講演:ベルリン・ヘルムホルツ・センターにおける

          グリーンエネルギー研究 - 国際パートナーシップによるイノベーション



    ■次期開催地(2026年)

    本会議において、次回の「第8回RD20国際会議(2026年)」を南アフリカ共和国で開催することが承認されました。同会議は、南アフリカ科学産業研究機関(CSIR)の主催により、2026年10月19日~23日の会期で開催される予定です。

    RD20のサマースクールやタスクフォース等の通年活動、および次期開催地での議論を通じ、地域特有の課題解決と、全世界的なカーボンニュートラル達成に向けたイノベーションをさらに加速させてまいります。



    ■RD20とは

    2019年に日本主導で発足したRD20は、カーボンニュートラルの実現に向け世界最先端の技術開発を行うG20各国・地域の主要な研究機関の連携強化によりイノベーション促進をめざす国際的なイニシアティブです。

    https://rd20.aist.go.jp/ja/about/