プレスリリース
ブレインパッド、データ活用基盤構築サービス「SSP for AWS」が、 「AWS ファンデーショナルテクニカルレビューfor Service Offering」の認定を取得
ブレインパッド初の同認定により技術的信頼性を証明、アジャイルなデータ基盤構築を加速
株式会社ブレインパッド(本社:東京都港区、代表取締役社長 CEO 関口 朋宏、以下:ブレインパッド)は、当社が提供するデータ活用基盤構築サービス「SSP for AWS(エスエスピー・フォー・エーダブリューエス)」が、アマゾン ウェブ サービス(以下:AWS)の技術検証「AWS ファンデーショナルテクニカルレビューfor Service Offering(以下:FTR for Service Offerings)」の認定を取得したことを発表いたします。
「SSP for AWS」について https://www.brainpad.co.jp/services/products/ssp_for_aws.html

ブレインパッドのソリューションがFTR for Service Offerings認定を取得するのは今回が初となります。本認定により、「SSP for AWS」がAWSの定めるセキュリティ、信頼性、運用上の優秀性などのベストプラクティスに準拠することが実証されました。当社は、長年培ったデータ活用の知見と、AWSが提供する豊富なクラウドサービスに関する技術力を組み合わせ、これからも日本企業のデータドリブンな意思決定を強力に支援してまいります。
■ 認定取得の背景:AWS上でのデータ活用ニーズの高まりと「活用の壁」
現在、日本企業のクラウドサービス利用率(部分的利用を含む)は、8割を超える高水準にあり(*1)、「令和6年版情報通信白書」によると、AWSの利用は日本のPaaS/IaaS利用企業の半数以上を占めています(*2)。一方で、多くの企業はいまだにDX推進の成熟度が、全社的な活用のレベルにまで至らずにいます(*3)。
また、「2025年の崖」(*4)としても知られるように、従来のデータ基盤構築プロジェクト(大規模なスクラッチ開発等)では、要件定義から構築完了までに数億円のコストと1年以上の期間を費やすケースも珍しくありません。その結果、完成する頃にはビジネス環境や技術トレンドが変化してしまい、また新たな「次世代基盤」を一から作り直すという「長期化と陳腐化の悪循環」に陥っている企業も少なくありません。
ブレインパッドはこれまでもデータ基盤構築や、データ/AI活用において多くの実績を重ねており、AWS環境におけるデータ活用への力強い需要にも対応すべく、AWS関連ソリューションの一層の強化を進めてまいりました。今回のFTR for Service Offerings認定取得は、当社の「データ分析・活用のプロフェッショナル」としてのノウハウが、AWS環境においてもセキュアかつ高品質に提供可能であることを客観的に証明するものです。
■ 「SSP for AWS」とは ~AWS上に「早く・安く・安全に」データ分析基盤を構築~
今回FTR認定を受けた「SSP for AWS」は、ブレインパッドのデータサイエンティストやデータエンジニアが、実際のプロジェクトで培った「分析・活用に本当に必要な機能」を厳選し、パッケージ化したソリューションです。

● 「SSP for AWS」 3つの特徴
1. 短期間の環境立ち上げ
大規模なスクラッチ開発とは異なり、データ分析に必要な標準的な機能があらかじめ用意されています。短期間で環境を立ち上げ、ビジネスの現場ですぐにデータを使い始めることができます。
2. スモールスタート & 後から拡張もOK
まずは必要最小限の機能でスタートし、実際のデータ分析やビジネス活用を通じて得られた知見をもとに、走りながら機能を拡張していく「アジャイル型」の基盤を構築します。
3. AWS FTR for Service Offerings認定による高い信頼性
AWSの技術専門家によりセキュリティ、パフォーマンス、信頼性などのリスクが排除されていることが確認されているため、安心して導入いただけます。
■ 株式会社ブレインパッド 常務執行役員 CSO 安良岡 史行 コメント

数億円、数年をかけて「次世代データ基盤」を作る時代は、もう終わらせるべきです。
ビジネスの変化のスピードは加速し続けており、新たな基盤の構築に時間をかけていてはビジネスチャンスを逃してしまいます。
今必要なのは、まず小さく始め(Quick Win)、データから価値が生まれることを確認しながら、ビジネスの成長に合わせて基盤を育てていくアプローチです。
今回、当社の「SSP for AWS」がFTR for Service Offerings認定を取得したことで、AWSをご利用の多くのお客様に対して、このアジャイルなデータ活用スタイルを、より安心して、よりスピーディに提供できるようになりました。ブレインパッドは、マルチクラウドの知見を活かし、企業のデータ活用サイクルの適正化とDXの加速に貢献してまいります。
(*1):総務省「令和6年通信利用動向調査」
https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin02_02000178.html
(*2):総務省「情報通信白書令和6年版」
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/r06.html
(*3):独立行政法人情報処理推進機構「DX推進指標 自己診断結果 分析レポート(2024年版)」
https://www.ipa.go.jp/digital/dx-suishin/bunseki-report.html
(*4):経済産業省「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」の克服とDXの本格的な展開~」
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/dx/DX_report_summary.pdf
■ ご参考情報
● 「SSP for AWS(エスエスピー・フォー・エーダブリューエス)」について
https://www.brainpad.co.jp/services/products/ssp_for_aws.html
● 「AWS ファンデーショナルテクニカルレビュー (FTR)」について
https://aws.amazon.com/jp/blogs/psa/what-is-aws-ftr/
● 株式会社ブレインパッドについて https://www.brainpad.co.jp/
ブレインパッドは2004年創業の日本を代表するデータ/AI活用のリーディングカンパニーです。近年は「分析/コンサルティング/SI」「人材育成・教育」「SaaS」の三位一体のビジネスモデルを武器に、企業の内なるIT力を高める「データ活用の民主化と内製化支援」に注力しています。支援実績は金融・小売・メーカー・サービスなど幅広い業種を対象に1,400社を超え、データの力をビジネス創造と企業価値向上につなげるお手伝いをしています。
本社所在地:東京都港区六本木三丁目1番1号 六本木ティーキューブ
上場市場:東京証券取引所 プライム市場(証券コード 3655)
設立:2004年3月
代表者:代表取締役社長 CEO 関口 朋宏
資本金:597百万円(2025年6月30日現在)
従業員数:589名(連結、2025年6月30日現在)
事業内容:データ活用を通じて企業の経営改善を支援するプロフェッショナルサービス、プロダクトサービス
■ お問い合わせ先
● 製品・サービスに関するお問い合わせ
株式会社ブレインパッド
e-mail:info@brainpad.co.jp
*本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。
*本ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。
以上