プレスリリース
NTTインテグレーション、多拠点に分散する ITデバイスの脆弱性管理を自動化する 「脆弱性管理スターターパッケージ」を提供開始
NTTインテグレーション株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長執行役員:桜井 伝治、旧社名:日本情報通信株式会社、以下 NTTインテグレーション)は、ServiceNow(R) SecOps Vulnerability Response(VR)を活用した「脆弱性管理スターターパッケージ」を含めた新たなラインナップを本日より提供開始いたします。
この脆弱性管理スターターパッケージは、ランサムウェア攻撃などの深刻な脅威から企業を守るため、オフィスや店舗などに分散するITデバイスを対象とした脆弱性管理を、最短2ヶ月という短期間で迅速に立ち上げることを支援します。
<提供開始の背景>
近年、セキュリティ人材不足や攻撃数の増加、対象機器の拡大により、ランサムウェア攻撃による被害は深刻化しており、組織におけるもっとも深刻なセキュリティ脅威の一つです。オフィスや店舗、倉庫などに展開されたルーターなど、末端のITデバイスの脆弱性を足掛かりに組織内ネットワークへ侵入し、基幹システムを停止させるケースも報告されています。ランサムウェアの被害金額は平均で2.2億円、中には10億円以上に及ぶケースもあるともされており、企業の事業継続に深刻な影響を与えます。このような脅威に対抗するためには、対策スキームの確立、特に自動化による対策が必要です。
<脆弱性管理スターターパッケージの特長>
本サービスでは、IT運用(ITOps)とセキュリティ運用(SecOps)を統合し、脆弱性管理プロセス全体の自動化と効率化を実現します。
・IT資産と脆弱性情報の自動マッピング:
構成管理データベース(CMDB:Configuration Management Database)を構築し、最新のITデバイス構成情報と公開脆弱性情報を自動でマッピング
・影響度分析のルール化と対応の自動化:
脆弱性評価(CVSSスコア:Common Vulnerability Scoring System)に加え、「ネットワーク境界」「個人情報」「外部アクセス」といったビジネスコンテキストに応じて影響度判断をルール化し、優先度の高い脆弱性からIT担当者へ自動でタスクを割り当て
・リアルタイムな状況把握と管理:
専用ダッシュボードでリスク別の脆弱性数や対応状況、期日超過タスクなどをリアルタイム可視化
・クローズまでの追跡管理:
脆弱性の発見から対策完了までを一元的にチケット管理し、対応状況の確実な追跡(トレース)を実現
<パッケージ内容と価格>
重要なITデバイスに絞ったスピーディな導入を促進するため、利用しやすいパッケージとして提供します。
初期費用 :100万円~
月額費用 :90万円~
導入期間 :約2ヶ月
パッケージ内容:ワークショップ、パッケージ導入(ServiceNow ITOM Discovery / SecOps VR)、ITデバイス構成情報の自動収集、トレーニング
上記は対象機器サーバー、ネットワーク機器各100台の場合の参考価格です。内容はお客様の要件に合わせて変更可能です。
詳細は下記サイトをご確認ください。
▼ServiceNow(R) Platformスターターパッケージ | NTTインテグレーションサイト
https://www.niandc.co.jp/sol/servicenow-starterpack/
<「脆弱性管理スターターパッケージ」導入のメリット>
スターターパッケージから始めることで、CMDB(自動更新される資産台帳)を確立し、One - Platformでセキュリティ運用、IT運用管理、ITサービス管理の統合も可能です。可視性の向上とワークフロー・AIによる自動化・省力化を推進します。

SecOps と ITOps の統合へ
◆参考リンク
ServiceNow(R) Platform 導入・運用支援サービス | NTTインテグレーションサイト
https://www.niandc.co.jp/sol/servicenow-platform/
■ServiceNowについて
< https://www.servicenow.com/jp/ >
ServiceNow(NYSE: NOW)は、ビジネス変革を支える“AIコントロールタワー”です。ServiceNow AI Platformは、あらゆるクラウド、モデル、データソースと連携し、企業全体の業務フローを統合的に管理・自動化します。レガシーシステム、部門ごとのツール、クラウドアプリケーション、AIエージェントを一つにつなぎ、ビジネスのあらゆる領域で「インテリジェンス」と「実行」を結び付ける統合基盤を提供します。年間750億件以上のワークフローがプラットフォーム上で稼働しており、ServiceNowは分断されたオペレーションを連動した自律型ワークフローへと進化させ、確かな成果につなげています。ServiceNowがどのようにAIを人々の働き方に活かしているかについては、www.servicenow.com/をご覧ください。
ServiceNow商標について:ServiceNow、ServiceNowのロゴ、Now、その他のServiceNowマークは、米国および/またはその他の国におけるServiceNow, Inc.の商標または登録商標です。その他の会社名および製品名は、関連する各会社の商標である場合があります。
■NTTインテグレーション(旧社名:日本情報通信株式会社)について
NTTインテグレーション(NI+C)は、1985年にNTTと日本IBMの合弁会社として設立し、2025年に創立40周年を迎えました。システム開発から基盤構築、クラウド化への対応、社内外データ統合とAIによる分析、EDIサービスやセキュリティ、ネットワークサービス、運用保守までをトータルに提供しています。「おもひをITでカタチに」をスローガンに、お客様の経営課題解決に貢献できる真のベストパートナーを目指してまいります。
記載の製品/サービス名称、社名及びロゴマークは、該当する各社・団体の商標または登録商標です。