プレスリリース
国立音楽大学 創立100周年記念 世界的作曲家 久石譲氏が母校に贈る新曲、世界初演決定! 2026年6月26日「くにおん100フェス! Grand Gala」 サントリーホールにて
国立音楽大学(読み:くにたちおんがくだいがく、所在地:立川市、学長:梅本 実、以下「本学」または「くにおん」)は、2026年に迎える創立100周年を記念し、本学卒業生であり、世界的な活躍を続ける作曲家、久石譲氏に新曲の制作を正式に委嘱したことをお知らせいたします。
この記念すべき委嘱作品は、創立100周年記念事業のメイン企画「くにおん100フェス!」の初日、DAY1「Grand Gala」公演において、世界初演されることが決定いたしました。
■作品委嘱に込められた「くにおん新世紀」への想い
久石譲氏に委嘱されたこの新作は、創立以来受け継がれてきた本学の伝統を礎に、「新世紀」への飛躍を目指す国立音楽大学の理念を象徴する作品となることが期待されています。
世界初演の舞台となるのは、名門オーケストラの響きを生み出してきたサントリーホール 大ホールです。2026年6月26日(金)18時30分開演予定のこの祝祭的なガラ・コンサートでは、本公演のために結成される「国立音楽大学100周年記念特別オーケストラ」が、記念すべき久石氏の新作を、力強く、そして繊細に奏で上げます。
音楽の未来を担う若き才能たちの躍動と、巨匠の創造性が交差する一夜限りのプレミアムな瞬間を、ぜひ会場でご体感ください。
■久石 譲 Joe Hisaishi プロフィール

(C)Nick Rutter
現代音楽の作曲家として活動を開始。国立音楽大学卒業後からミニマルミュージックに興味を持ち1981年に「MKWAJU」を発表、翌年のファースト・アルバム「Information」のリリースがソロアーティストとしてのキャリアの始まりとなった。2023年にドイツ・グラモフォンからリリースされた最初のアルバム「A Symphonic Celebration」は米国ビルボード2部門で1位を獲得している。
04年「新日本フィル・ワールド・ドリーム・オーケストラ(W.D.O.)」音楽監督に就任。14年、世界の最先端の“現代の音楽”を紹介するコンサートシリーズ「MUSIC FUTURE」を始動。19年には「FUTURE ORCHESTRA CLASSICS(FOC)」をスタートさせ、同年「久石譲 ベートーヴェン:交響曲全集」で第57回レコード・アカデミー賞特別部門特別賞を受賞。17年に世界ツアーを開始した「Joe Hisaishi Symphonic Concert: Music from the Studio Ghibli Films of Hayao Miyazaki」はニューヨーク、パリ、ロンドンなど各地で大成功を収め、25年7月にはツアーファイナル公演を東京ドームで開催した。
近年はクラシック音楽の指揮者として活動するほか、「Metaphysica(交響曲第3番)」「Viola Saga for Orchestra」など作品発表にも意欲的。24年11月にはロサンゼルス・フィルをはじめとする4団体の共同委嘱によるハープ・コンチェルトを世界初演した。これまで、フィリップ・グラス、デヴィッド・ラング、ミッシャ・マイスキーなどのアーティストや、ウイーン響、ヘルシンキ・フィル、ロンドン響、シカゴ響、トロント響、ロサンゼルス・フィル、フィラデルフィア管、クリーヴランド管などのオーケストラと共演している。
24年4月よりロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団 Composer-in-Association。25年4月より日本センチュリー交響楽団音楽監督。25年10月、フィラデルフィア管弦楽団Composer-in-Residenceに就任。
■「くにおん100フェス!」- くにおんのすべてがここに集結
「くにおん100フェス!」は、2026年6月26日から28日までの3日間にわたり開催される、音楽を愛するすべての方々へ贈る祝祭です。
フェスの幕開けとなるDAY1(2026年6月26日)はサントリーホールにて開催され、本学の歴史と伝統を体感する多彩なプログラムが展開されます。まずブルーローズ会場にて「Ensemble of Memories」が14時00分開演(予定)で開催され、本学の前身である「東京高等音楽院」の記念演奏会などを再現した演奏が行われます。その後、久石譲氏の作品が世界初演される大ホールでの「Grand Gala」へと続き、壮大なオーケストラ、オペラアリア、合唱、ブラスなどをご堪能いただけます。
DAY2「Campus Harmony」では、緑豊かなキャンパス(国立音楽大学 講堂、スタジオ)に場所を移し、子どもから大人まで参加できる様々な音楽ワークショップやコンサートが満載です。
そして、フェスの最終日DAY3「Circle of Music」は音楽プロデューサーとして活躍する武部聡志氏が総合演出を担当し、各界で煌く“くにおんスピリット”の結晶ともいうべきスター卒業生たちが立川ステージガーデンに結集する、一夜限りのプレミアムなステージとなります。
国立音楽大学が100年の総力を結集して贈る、多様な音楽文化が交差する音楽の祭典にどうぞご期待ください。
■DAY1「Grand Gala」2026年6月26日(金)
時間:18時30分開演
場所:サントリーホール 大ホール
<出演>
司会 :加藤 綾子
指揮 :小林 資典、ほか
ヴァイオリン:徳永 二男、漆原 啓子
ピアノ :三木 香代
声楽 :青山 貴、臼木 あい、押見 朋子、加納 悦子、久保田 真澄、
小泉 詠子、小林 啓倫、小堀 勇介、澤畑 恵美、須藤 慎吾、
高橋 薫子、成田 博之、錦織 健、平井 香織、福井 敬、
松原 有奈、宮地 江奈、望月 哲也、盛田 麻央、山下 浩司、
渡邉 公威
管弦楽 :国立音楽大学100周年記念特別オーケストラ
合唱 :国立音楽大学合唱団
吹奏楽 :国立音楽大学ブラスオルケスター
■チケットおよび今後の情報について
「くにおん100フェス!」のチケットは、2026年1月以降に発売される予定です。詳細については、決定次第、公式WebサイトおよびSNSにて順次お知らせいたします。
本学では、創立100周年を記念し、2025年7月から記念事業を含む法人全体による「100回のイベント」カウントアップ企画を展開中です。
■関連リンク
国立音楽大学100周年特設Webサイト : https://www.kunitachi.ac.jp/100th/
国立音楽大学100周年記念公式X : https://twitter.com/100th_kunion
国立音楽大学100周年記念公式Instagram: https://www.instagram.com/100th_kunion
<特別協賛>
株式会社いなげや(6/27・28公演)、株式会社立飛ホールディングス(6/28公演)
<後援>
立川市、立川市教育委員会、一般社団法人立川観光コンベンション協会、多摩都市モノレール株式会社、立川市商店街振興組合連合会、立川商工会議所、公益社団法人立川青年会議所、一般社団法人立川市医師会、東京立川ロータリークラブ、東京立川こぶしロータリークラブ、東京立川ライオンズクラブ、一般社団法人たちきたエリアマネジメント、国立市、国立市教育委員会、羽村市、武蔵村山市、青梅市、東大和市、小平市