報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年12月1日 11:00
    株式会社音楽之友社

    国内最長寿のクラシック音楽総合誌『音楽の友』 まもなく創刊85年&創刊1000号に到達

    日本を代表するクラシック音楽専門出版社・音楽之友社(所在地:東京都新宿区)が刊行する月刊誌『音楽の友』が、2026年4月号にて創刊1000号に到達いたします。さらに、2026年は創刊85年の節目の年でもあり、国内外の音楽シーンをつぶさに記録し続けてきた本誌にとって重層的な記念の年となります。


    クラシック音楽総合誌『音楽の友』ロゴ

    クラシック音楽総合誌『音楽の友』ロゴ


    ■『音楽の友』とは

    月刊誌『音楽の友』は戦時下であった1941年に創刊され、それ以来、戦後の復興、音楽教育の広がり、世界的演奏家の来日ラッシュ、そして現代の多様化したクラシック文化に至るまで、日本の音楽史とその歩みを共にしてきました。


    豪華絢爛! 旬な音楽家たちが表紙を飾る月刊誌『音楽の友』

    豪華絢爛! 旬な音楽家たちが表紙を飾る月刊誌『音楽の友』


    誌面では、

    ・古今東西の名演奏家の「肉声」を伝えるロングインタヴュー

    ・国内外の公演を広く網羅するレヴュー

    ・気鋭の批評家・演奏家による連載

    ・独自の視点で切り込む毎号の特集


    など、クラシック音楽の“今”を丁寧かつ批評的に描き続けています。

    その蓄積は、国内はもとより海外のアーティスト、音楽関係者からも高く評価されており、「ONGAKU NO TOMO」は国際的にも知られるクラシック専門誌として確固たる地位を築いています。



    ■創刊1000号が持つ“社会的意義”

    昨今、SNSや動画配信が中心となり、音楽受容のスタイルが急激に変わる一方で、信頼できる批評・継続的な記録・アーカイヴ性の重要性が改めて見直されています。そのなかで、一つの音楽誌が1000号まで到達することは、国際的にも極めて稀なケースです。『音楽の友』が80年以上にわたり積み重ねてきた膨大な記録は、日本のクラシック音楽文化の歴史そのものとも言えるでしょう。



    ■2026年に向けて、誌面はさらにパワーアップ

    ・音楽と音楽家を知るための定番・必読書として

    『音楽の友』は誌面をとおして音楽と音楽家たち、それらを育む豊かな芸術文化を紹介し続ける、そのレガシーを継承してきました。長い時間をかけて熟成された伝統と、そこから常に問い続ける革新、その止揚が生むダイナミックな音楽の魅力を、これからも変わらず読者の皆さまへお届けしてまいります。


    ・カラーページの大幅増

    『音楽の友』の醍醐味である、大迫力のコンサート写真、アーティストたちの美麗なポートレート。それらを堪能できるグラビア記事を大幅に増やし、それに付随する記事のいっそうの洗練も進めつつ、WEBメディアが一般化するなかでの「モノ」としての存在価値、アーカイヴとしての希少性を追求していきます。


    ・膨大なアーカイヴを活用したウェブサイトの創設

    最新の情報をお届けする月刊誌と並行して、過去80年強にわたる貴重な記事の一つひとつを精査し、新たにWEB上で読むことのできる記事を数多く詰め込んだウェブサイトの創設を予定しています。いつでもどこでも、『音楽の友』を通してクラシック音楽に触れることのできる日々に。


    ・そして、創刊1000号へ

    来春、2026年4月号(2026年3月18日(水)発売)をもって、『音楽の友』は創刊1000号を迎えます。内容は現在鋭意検討中ですが、読者のみなさまはもとより、すべてのクラシック音楽ファンにとって注目のコンテンツとなる予定です。ぜひご期待ください。



    ■編集長コメント

    「いつも『音楽の友』をご愛読くださりありがとうございます。1941年12月の創刊から今日まで、クラシック音楽を愛するみなさま、音楽家のみなさま、弊誌にご寄稿くださるライターのみなさま、関係者のみなさまの深いご支援に支えられてまいりました。改めて、心より御礼申し上げます。来年4月号に迎える1000号をひとつの節目とし、さらにその後の未来に向けて、クラシック音楽の伝統と革新を伝える誌面づくりを進めてまいります」(『音楽の友』編集長 岩永昇三)



    ■最新号も好評発売中

    現在発売中の『音楽の友』最新号は、2025年12月号。大きな話題を呼んだ第19回ショパン国際ピアノコンクールの総力特集のほか、「芸術の秋」を象徴する世界的アーティストたち ―― ヨーヨー・マ(vc)、ウィーン国立歌劇場、グスターボ・ドゥダメル(指揮)&ロサンゼルス・フィル、ジャン=ギアン・ケラス(vc)、エマニュエル・パユ(fl)など ―― の公演レポート、小林愛実、篠崎MARO史紀、清水和音ほか、人気アーティストたちの連載記事など、充実の内容です。

    また、毎年12月号には旬の人気アーティストを厳選したミュージックカレンダーが恒例の特別付録として付いてきますが、今年は「『音楽の友』Select ショパン国際ピアノコンクール 21世紀の記憶に残る名手たち」と題し、いま抜群の人気を誇るピアニストたちを厳選しました。


    『音楽の友』最新号(2025年12月号)表紙

    『音楽の友』最新号(2025年12月号)表紙


    『音楽の友』2025年12月号付録「Music Calendar 2026」

    『音楽の友』2025年12月号付録「Music Calendar 2026」


    ■音楽の友 2025年12月号

    特集   :第19回ショパン国際ピアノコンクール

    特別付録 :「Music Calendar 2026」

               +

          「コンサート・ガイド&チケット・インフォメーション」

    特別定価 :1,705円 (本体1,550円+税)

    判型・頁数:A4変

    発行年月 :2025年11月

    JANコード :4910021291256

    商品コード:032512



    ■次号2026年1月号は2025年12月18日(木)発売予定

    次号も只今絶賛編集中。特集は「いまからはじめるオーケストラ・ライフ!」と題し、今回も充実の内容となる予定です。こちらもご期待ください。



    ■音楽の友 2026年1月号

    特集   :いまからはじめるオーケストラ・ライフ!

    別冊付録 :「コンサート・ガイド & チケット・インフォメーション」

    特別定価 :1,485円 (本体1,350円+税)

    判型・頁数:A4変

    発行年月 :2025年12月

    JANコード :4912021290161

    商品コード:032601



    ■会社概要

    会社名 : 株式会社音楽之友社

    所在地 : 〒162-8716 東京都新宿区神楽坂6-30

    創業  : 1941年

    事業内容: 音楽雑誌・書籍・楽譜の出版、関連事業

    サイト : https://www.ongakunotomo.co.jp/