プレスリリース
<首都圏 20・30代単身生活者アンケート> 単身者が選んだ「住みたい街ランキング2025」
◆今、住みたい街:「吉祥寺」が8年連続1位も、2位「横浜」とは僅差 ~「目黒」が前年13位→10位で初のトップ10入り~ ◆コスパ(コストパフォーマンス)が高いと思う街: 1位は「新宿」、2位「渋谷」、3位は大健闘「北千住」 ~「蒲田」、「川崎」がトップ10入り。「立川」、「八王子」もランクイン~
ひとり暮らしをしている未婚の20・30代の人たちは、どのような街に住みたいと考え、どのような街をコスパ(コストパフォーマンス:費用対効果)が高いと思っているのでしょうか。
首都圏で『ガーラマンションシリーズ』を展開している株式会社FJネクストホールディングス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:肥田 恵輔)は、首都圏でひとり暮らしをする未婚20・30代1,600人を対象に、「今、住みたい街」、「コスパが高いと思う街」についてアンケートを実施しました。
■調査概要■
◆調査期間:2025年10月20日~28日
◆調査方法:インターネットによる調査(駅名を記入)
(インターネット調査会社を通じてサンプリング・集計)
◆調査対象:首都圏※在住、ひとり暮らしの未婚男女20・30代1,600人
※1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)

調査対象
【Q1】今、住みたい街はどこですか?
*「吉祥寺」が8年連続1位も、2位「横浜」とは僅差(7票差)
*「目黒」(13位→10位)は初のトップ10入り
*「武蔵小杉」(6位→13位)、「下北沢」(9位→18位)がランクダウン
【総評】
未婚の単身生活者が選ぶ「今、住みたい街」を駅名で聞いたところ、「吉祥寺」が調査開始の2018年以来8年連続で1位となりました。僅差の2位は「横浜」で、今回で5度目の2位でした。
3位「新宿」は昨年と同位で、8年連続トップ3入り。4位「渋谷」も昨年と同位で、5位「池袋」は昨年から一つ順位を上げました。一方、「恵比寿」は5位→7位とランクダウンしました。
トップ10を見ると、昨年より上昇して目立ったのは「大宮」(10位→6位)と「目黒」(13位→10位)です。特に「目黒」は、これまで11位(2023年)が最高位でしたが、今回初のトップ10入りを果たしました。
それ以下では、「赤羽」(33位→15位)、「浦和」(36位→15位)が昨年から大幅に上昇しトップ20入りとなりました。一方、「武蔵小杉」は6位→13位、「下北沢」は9位→18位にランクダウンしました。

Q1 今、住みたい街
【主な理由】
「おしゃれ」、「住みやすそう」などの“イメージ”評価と、「交通アクセス」、「買い物に便利」などの“利便性”評価の二つに大別されます。トップ5を見ると、「吉祥寺」や「横浜」は、“イメージ”と“利便性”の両方が揃っており、「新宿」、「渋谷」、「池袋」は“利便性”が目立っています。
<トップ5>
1位「吉祥寺」
「おしゃれ」、「便利」といったキーワードが目立ちました。他に「公園が魅力的」、「繁華街と住宅地のバランスが良い」、「都内なのに落ち着いている」、「閑静な感じがして住みやすそう」、「気になる雑貨屋さんが多い」といった理由もありました。
2位「横浜」
「吉祥寺」と同様に、「便利」、「おしゃれ」そして「住みやすそう」というキーワードがありました。他に「都心へのアクセスが良い」、「空港も新幹線も近い」、「賑やか」、「駅前に店舗がたくさんある」や、「海の空気を感じたい」といった声も寄せられました。
3位「新宿」
多くの理由が「便利だから」、「公共交通手段が豊富」、「商業施設が多い」、「繁華街」、「魅力的」といったものでした。交通アクセス、商業施設の充実といった“利便性”が人気のポイントになっています。
4位「渋谷」
「便利」、「交通の便が良い」の他、「憧れ」、「カッコいい」といった理由が多くありました。さらに「いろいろな施設が近くにある」、「大都会だけど、少し歩けば庶民的な飲食店やスーパーもある」など、意外にも“生活感のある街”との思いも寄せられました。
5位「池袋」
多くが「便利」、「アクセスがよい」でした。他に「比較的相場が安い」、「自分の好きな店が多く退屈しない」といった理由がありました。都心でありながらも、家賃の安さが魅力のひとつとなっています。
<その他>
6位「大宮」
複数の在来線や新幹線など「鉄道路線がたくさんある」といった“利便性”の良さが多い一方で、「家賃相場が安く、周辺に買い物をするところがたくさんある」、「都会すぎず、田舎すぎない」などの理由もありました。
10位「目黒」
「おしゃれ」、「洗練されている」といった“イメージ”が多く寄せられました。また、安全性の観点から、「治安がよい」という理由も散見しました。

過去の「住みたい街ランキング」結果
【Q2】コスパが高いと思う街はどこですか?
*「新宿」が1位。アクセスの良さでタイパ(タイムパフォーマンス)も高評価
*大健闘「北千住」が3位にランクイン。交通の利便性と物価の安さが両立
*「住みたい街」で下位の「蒲田」(7位)、「川崎」(10位)がトップ10入り。
「立川」、「八王子」、そして「船橋」、「葛西」もランクイン
【総評】
単身生活者が「コスパ(コストパフォーマンス:費用対効果)が高いと思う街」は、「新宿」が圧倒的1位となりました。2位は「渋谷」で、前問(Q1)「住みたい街」で12位の「北千住」が3位にランクインしました。
トップ10を見ると、7位に「蒲田」(Q1:34位)、10位に「川崎」(Q1:27位)がトップ10入りしている一方で、全問1位だった「吉祥寺」は10位に留まりました。
それ以下では、「立川」、「八王子」、「船橋」、「葛西」がランクインするなど、「住みたい街」とは一味違った結果となりました。

Q2 コスパが高いと思う街
【主な理由】
評価するポイントは、アクセスの良さ、商業施設の充実度など利便性(時間の節約)を重視する“タイパ(タイムパフォーマンス)”派と、物価や家賃の安さなどを重視する“お財布”派の大きく二つに大別されます。
<トップ5>
1位「新宿」
「アクセスがいい」、「どこにいくにも起点になる」、「時間の節約ができる」など、交通アクセスの良さという高い利便性の他、「商業施設や企業が多い」、「必要なものが手に入れられる機会が多い」など、周辺施設の充実も高い評価を得ました。
2位「渋谷」
「いろいろな路線がある」、「交通に便利」などの交通アクセスの良さや、「なんでも揃っている」、「何でもある街」など、1位「新宿」と同様の理由が多く並びました。
3位「北千住」
「交通が便利」という交通アクセスの良さに加えて、「家賃の割に買い物など利便性が良い」、「23区なのに地価が安い」、「都内でも比較的物価が安くすごしやすい」といった物価の安さを評価する理由が目立ちました。
4位「横浜」
「首都圏のあらゆる主要駅へのアクセスがよい」、「都会で住みやすい」、「駅前には多くの店がある」といった“利便性”を掲げた理由が多くありました。
5位「大宮」
埼玉県内で唯一のランクインでした。「路線が多い」、「新幹線に乗れる」など交通アクセスの良さに加えて、「埼玉県内最大ターミナル駅ながら家賃が安い」、「都心に比べて家賃が少し安く、買い物は駅周辺で済ませられる」など“家賃の安さ”といった声もありました。
<その他>
7位「蒲田」
「公共交通手段が多めで、何より羽田空港にたやすく行ける」、「アクセスの利便性が高い割に山手線沿いよりは割安なイメージ」、「都心に近いのにリーズナブルな店が多い」など、利便性とお財布へのやさしさが両立する街とのイメージが強いようです。
10位「川崎」
「何でもそろってどこでも行ける」、「移動しやすい」、「都心と横浜に近いのに家賃が安い」など、立地と物価の安さが評価されています。
14位「立川」
「都心からやや離れるが、賑わいとのバランスが良い」、「都心・田舎、どちらにも行ける」など、都心とのバランスの良さを評価する理由が多くありました。
16位「八王子」
「一通りのものがある」、「家賃が安い割に便利」、「乗り換えが多くどこにでも行きやすい」などの理由がありました。
19位「船橋」
「都心にも近く路線がいっぱいある」、「土地がそこまで高くなく、鉄道などのインフラも十分」、「立地の割に家賃相場が低い」などの理由が寄せられました。
19位「葛西」
「オフィス街まで電車一本で行ける」、「都内にアクセスしやすいけど家賃がとても高いわけではない」、「都心に近いのに物が安い」などの立地に関する理由が多くありました。
◆「株式会社FJネクストホールディングス」 (プライム市場:8935)
事業内容: グループ会社の経営管理、不動産特定共同事業、不動産売買、賃貸
創業 : 1980年7月
「都市住空間への挑戦と創造を通して、豊かな社会づくりに貢献していく。」を企業理念に、首都圏にて『ガーラマンションシリーズ』を展開しています。社会の一線で活躍する首都圏の単身者の生活を支えるインフラとして、また、安定した収益を不動産に求める方への資産運用商品として、地域や社会と一体となり、都市住空間の創造に取り組んでいます。