プレスリリース
Cuebus株式会社とJR西日本 「リニアモーター式ロボット倉庫」の実証実験を開始
世界初のリニアモーター式ロボット倉庫「CUEBUS(キューバス)」を展開するCuebus株式会社(代表取締役社長:大久保 勝広、以下「Cuebus」)と西日本旅客鉄道株式会社(大阪市北区、代表取締役社長 倉坂 昇治、 以下「JR西日本」)、株式会社JR西日本イノベーションズ(大阪市北区、代表取締役社長 門間 洋介)は、JR西日本が管理する車両所倉庫において次世代ロボット倉庫システム「CUEBUS(キューバス)」を活用した実証実験を開始いたします。

製品イメージ CUEBUSデモ機
【取り組みの背景】
JR西日本では、在来線車両の定期メンテナンスや部品交換を行う車両所倉庫において、車両の多様化に伴い部品点数が増加し、入出庫作業の煩雑化や倉庫スペースの不足が課題となっていました。
また、通路確保の制約から、在庫配置の柔軟性が低く、作業効率向上にも限界がありました。
こうした課題に対し、リニアモーターで高速・高精度に稼働する「CUEBUS」を導入することで、部品を多段で効率的に保管できる省スペース化と、部品リストと連動した自動搬送による作業効率化を目指します。これにより、部品探索や集約作業の手間削減が期待されます。
【実証内容】
実証は、車両所倉庫内の一部エリアに「CUEBUS」を設置して、2025年12月1日から開始します。
実証では、部品の搬入・搬出プロセスにおける作業時間や動線効率、在庫管理の効率化を把握し、倉庫運用全体の生産性向上効果を検証します。
【会社概要】
<Cuebusについて>
“加速する時間に応える”をミッションに、全方位に走行可能な独自開発リニアモーターをコア技術とする世界唯一の都市型立体ロボット倉庫「CUEBUS」を開発・提供しています。「(1)超収納効率」「(2)超スループット」「(3)超柔軟性」という3つの特長を備え、物流現場の生産性向上や空間利用の最適化など、業界が抱える課題を解決に導きます。
<JR西日本グループについて>
JR西日本グループは、「私たちの志」と「長期ビジョン 2032」を掲げ、その実現に向けて、様々なパートナーの皆様と共に新たな挑戦を続け、イノベーションを推進しております。
会社名 : Cuebus株式会社
所在地 : 東京都台東区蔵前1-3-16(蔵前JPテラス7F)
代表者 : 代表取締役社長 兼 CEO 大久保 勝広
設立 : 2015年2月
事業内容: ロボット倉庫CUEBUSの製造、関連するソフトウェアの企画開発及びサービス提供
企業URL : https://cuebus.jp/
会社名 : 西日本旅客鉄道株式会社
所在地 : 大阪市北区芝田二丁目4番24号
代表者 : 代表取締役社長 倉坂 昇治
設立 : 1987年4月
事業内容: モビリティ業/流通業/不動産業/旅行・地域ソリューション業/その他
企業URL : https://www.westjr.co.jp/
会社名 : 株式会社JR西日本イノベーションズ
所在地 : 大阪市北区梅田3-2-123(Compass Offices INOGATE 大阪 10階)
代表者 : 代表取締役社長 門間 洋介
設立 : 2016年12月
事業内容: コーポレートベンチャーキャピタルの運営業務 新規事業創出及び事業運営業務
企業URL : https://www.jrw-inv.co.jp/