報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年11月12日 10:00
    株式会社スマートスタイル

    Oracle AI Database 26ai に対応  『AI Ready Platform 2.0』提供開始

    Autonomous AI Database を中核に据えたAI基盤構築支援で 企業の"AIネイティブ・データ戦略"を加速

    「Data Architecture Initiative.」をビジョンに掲げ、データベースとクラウド/AI技術に特化した事業を展開する株式会社スマートスタイル(本社:東京都港区、代表取締役社長:河野 一、以下 スマートスタイル)は、Oracle Cloud Infrastructure(OCI)上でのAI活用基盤構築を支援する「AI Ready Platform on OCI 導入支援サービス」を、最新の Oracle AI Database 26ai に対応した新バージョン「AI Ready Platform 2.0」として2025年11月12日(水)より提供開始しました。

    本サービスは、Oracle Autonomous AI Database を中核に据えたアーキテクチャにより、企業データをAIが直接活用できる形に整備する「AIネイティブ・データプラットフォーム構築支援サービス」です。


    【URL】 https://services.s-style.co.jp/lp/ai_ready_platformservice_toppage/



    ■AIネイティブ・データベースの登場による転換点

    生成AI・AIエージェントの活用が拡大する中、多くの企業でデータがSaaS・クラウド・オンプレ環境に分散し、AI導入以前の「データ統合・整理」が大きな課題となっています。

    この課題に対し、2025年10月に発表された 「Oracle AI Database 26ai」 は、AI機能をデータベースのコアに統合した「AIネイティブ・データベース」として注目を集めています。

    スマートスタイルは、OCI特化ブランド「CloudMiko」を通じて、 Oracle AI Database 26ai に対応したAI活用基盤の仕組みを提供し、お客様ビジネスにおけるAI活用をご支援します。



    ■AI Ready Platform 2.0 ― AIネイティブ時代のデータ基盤構築支援

    AI Ready Platform 2.0 ― AIネイティブ時代のデータ基盤構築支援

    AI Ready Platform 2.0 ― AIネイティブ時代のデータ基盤構築支援


    AI Ready Platform 2.0 は、OCI 上でのAI活用に最適化されたデータ統合基盤を短期間で構築する支援サービスです。最新の Autonomous AI Database(26ai)を中核に、Oracle AI Vector Search、RAG(Retrieval-Augmented Generation)、自然言語クエリ(Select AI)などの機能を活用し、データの取り込みからAI活用までを1つのプラットフォームで完結させます。



    【AI Ready Platform 2.0 の特長】

    1. Oracle AI Database 26ai に正式対応

    Oracle AI Database 26ai のAI統合型データベース構造(AI Vector Search/RAG/LLM連携)に完全対応。Oracle Autonomous AI Database(26ai)と OCI Generative AI の連携により、データを外部出さずにOCI環境内で安全かつ効率的なAI推論・生成処理を実現します。

    データガバナンス、セキュリティ、スケーラビリティを兼ね備えたAIネイティブ基盤をOCI上に実現します。


    2. Oracle Autonomous AI Database を中核とした統合アーキテクチャ

    Oracle Autonomous AI Databaseを中心に、Object Storageなどを組み合わせた統合構成を採用。AIモデル推論・ベクター検索・分析・RAG処理を、データに最も近いOCI環境内で実行することで、レイテンシやデータ移動コストを最小化します。Oracle独自の「自律型データベース」により、構築後の運用負荷を大幅に軽減できます。


    3. OCI + CData Sync による柔軟かつ強力なデータ連携

    OCI Data Integration と CData Sync の選択制により、SaaS・クラウド・オンプレ環境の多様なデータソースに対応。特に国内SaaS(kintone、Sansan、freee など)との連携強化を実現し、OCI 標準コネクタでは対応が難しい業務アプリケーションのデータも柔軟に統合できます。分散データを一元的に Autonomous AI Database へ統合し、AI活用に必要なデータパイプラインを短期間で整備できます。


    4. MCP対応 × エンタープライズ級セキュリティで、安全・高速な自然言語SQL活用

    Claude、ChatGPT、Copilot など MCP(Model Context Protocol)対応のAIアシスタントから、Autonomous AI Database 上のデータに安全にアクセスし、自然言語による問い合わせやSQL実行を可能にします。

    IAM、データマスキング、暗号化、監査ログ、閉域ネットワーク構成などのセキュリティ機能を備え、金融・製造・公共など高度なセキュリティ要件にも対応。社内データを外部に漏らすことなく、安全に生成AIを活用できます。


    5. お客様の状況に応じて選べる3つの導入アプローチを標準メニュー化

    AI活用フェーズや社内体制、投資判断に応じて最適な導入ステップを選択できる3種類のアプローチを標準メニューとして提供します。PoCから本番展開まで、一貫した導入ロードマップと経験豊富なOracle認定エンジニアによる支援で、安心してAI基盤構築を進めていただけます。



    【3つのアプローチ・メニューの比較】

    ▼一言でいうと

    PoC検証型     :「まず試す」

    グランドデザイン型:「最適を目指す」

    アジャイル成長型 :「使いながら育てる」


    ▼このような企業様向け

    PoC検証型     :・AI効果を見極めたい

              ・投資判断を慎重にしたい

              ・失敗リスクを避けたい

    グランドデザイン型:・予算と要件が確定済

              ・AI活用方針が明確

              ・システム完成度を重視

    アジャイル成長型 :・早く現場で使いたい

              ・改善しながら進めたい

              ・現場の声を反映させたい


    ▼利用開始まで

    PoC検証型     :1.5ヶ月程度(PoC環境利用)

    グランドデザイン型:6ヶ月~(本番環境利用)

    アジャイル成長型 :2~3ヶ月程度(一次リリース環境利用)


    ▼メリット

    PoC検証型     :・初期投資を抑えてAI効果を実証

              ・実データで早期に実用性を確認

              ・検証評価による投資判断/撤退判断が可能

              ・短期間での効果測定/精度向上検証が可能

    グランドデザイン型:・体系的な進行で手戻りを最小化

              ・セキュリティや拡張性を考慮した堅牢な設計

              ・全社展開を前提とした包括的機能も可能

              ・明確なプロジェクト管理

    アジャイル成長型 :・短期間で実用版を提供し、早期価値の実現

              ・利用者フィードバックで継続的な改善

              ・段階的な投資でリスクを最小化

              ・成功体験の積み重ねで組織定着を促進


    ▼成果物(例)

    PoC検証型     :検証環境/RAGサンプル構成/

              精度評価レポート(PoC初回評価までの場合)

    グランドデザイン型:本番環境/設計書一式/運用手順書など

    アジャイル成長型 :MVP環境/初期設定書(MVP版リリースまでの場合)


    ※スマートスタイルは「Oracle Autonomous Database Cloud 2024 Professional」「Oracle Cloud Infrastructure 2024 Generative AI Professional」有資格者による経験豊富な専門チームを設けています。安心してお任せください。



    【AI Ready Platform 2.0 導入支援サービス概要】

    開始    :2025年11月12日(水)

    対象    :RAGや生成AIチャットなどAI活用をご検討中の方

    サービス内容:データ統合基盤構築・AI機能実装支援

    料金    :個別見積もり



    ■保守サポート業務向けAIデータプラットフォームをOCI上に実装、2025年12月に本格稼働予定

    スマートスタイルでは、保守サポート業務向けのRAG技術を活用した高精度な回答生成システムをOCI上に実装することを決定しました。AI Ready Platform 2.0 の実効性を自ら検証するため、社内で保守サポート業務向けに Oracle AI Database 26ai ベースのAIデータプラットフォームを構築中です。

    過去の問い合わせ履歴、技術ドキュメント、FAQ、ナレッジベース等を統合し、RAG技術を活用した高精度な回答生成システムとして2025年12月に本格稼働を予定しています。これにより、サポート対応の迅速化と品質向上を実現するとともに、お客様への提案時には自社での実運用データとノウハウをもとにした具体的なアドバイスが可能となります。



    ■日本オラクル株式会社 常務執行役員 アライアンス統括 佐野 守計 氏

    日本オラクルは、株式会社スマートスタイル様が長年にわたりオラクル製品・サービスにおいて深い専門性を築き、日本市場における信頼性の高いパートナーとして数多くの実績を重ねてこられたことに深い敬意を表します。このたび発表された本サービスは、日本企業が直面するデータ分散やAI導入の障壁を打破し、実効的かつ持続可能なAI活用を可能にするものと確信しております。今後とも当社は、スマートスタイル様との緊密な協業を通じてお客様企業におけるAI活用の実装と定着を支援し、次世代のAIデータプラットフォームの普及と高度化に共に取り組んでまいります。



    ■CData Software Japan 合同会社 代表社員 職務執行者 疋田 圭介 氏

    データベース&クラウドAI基盤構築の専門企業であるスマートスタイル様の『AI Ready Platform 2.0』Oracle AI Database 26ai対応を歓迎いたします。CData Softwareは、データ統合基盤の一翼を担うパートナーとして、国内外の多様なデータソースとの柔軟な連携により、日本企業のAI活用基盤構築を支援してまいります。



    ■CloudMiko(クラウドミコー)について

    当社スマートスタイルが運営するサービスブランド(CloudMiko)は、Oracle Cloud のプロフェッショナル・パートナーです。

    国内企業のOCI導入、オンプレミスからのクラウド移行、他クラウドサービスからの移行、マルチクラウド活用など、検討段階から契約・設計・構築・運用までワンストップでご支援するサービスを提供しています。

    お客様のあらゆるニーズにお応えします。

    本サービスは、スマートスタイルのOCI専用ブランド「CloudMiko」の主要ラインナップとして展開し、Oracle AI Database 26ai を活用したAI データ基盤構築支援を強化してまいります。


    URL: https://cloudmiko.jp/



    ■株式会社スマートスタイルについて

    商号     : 株式会社スマートスタイル

    代表取締役社長: 河野 一

    所在地    : 〒107-0062 東京都港区南青山3-1-30

    設立     : 1987年10月

    資本金    : 1,000万円

    URL      : https://www.s-style.co.jp/


    スマートスタイルは、2004年よりオラクル社が提供するオープンソースのリレーショナルデータベース管理システム 「MySQL」製品の販売パートナーとして、MySQLを中心としたデータベースのコンサルティングやサポートを提供しています。また2018年5月からは、日本オラクル社のクラウド販売パートナーとして、OCIの再販・導入、運用支援等のサービス提供を行っています。2022年よりパソナグループの傘下で事業を展開しております。



    【コピーライト表記について】

    本プレスリリースに記載されている会社名、製品名等は各社の商標または登録商標です。

    Oracle、Java、MySQL及びNetSuiteは、Oracle Corporation、その子会社及び関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。NetSuiteは、クラウド・コンピューティングの新時代を切り開いたクラウド・カンパニーです。

    記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。