プレスリリース
福岡発・雉琴神社御神木が和胡に蘇る ~2025年11月、アクロス福岡で世界初演御神木が 楽器に生まれ変わる~福岡発の新しい音文化
株式会社ニコロ(所在地:福岡県福岡市南区高宮2丁目12番13号1F)は、「里地帰 和胡創生十周年記念コンサート - ACROSS THE HISTORY -」を2025年11月29日(土)にアクロス福岡シンフォニーホールで開催することを発表します。本公演では、2020年の台風で倒れた雉琴神社の御神木(欅)から制作された特別な和胡が初めて一般公開され、祭神・日本武尊をテーマにした新曲《暁ノ雉》が世界初演されます。また、文化庁事業に採択され、18歳以下の子どもは無料、保護者は半額で鑑賞できる取り組みも実施されます。

コンサート概要1
■御神木が「音」として蘇る新たな挑戦
雉琴神社の御神木として長年地域を見守ってきた欅は、2020年の台風で倒れました。和胡奏者・作曲家の里地帰氏は「命を終えた木にもう一度息を吹き込みたい」という想いから、この倒木を素材に特別な和胡の制作を決意。和胡は中国の二胡をベースにしながらも、和紙や国産木材など日本の伝統素材を用い、"日本人の心に響く音"を追求して開発された独自の楽器です。
本プロジェクトは単なる楽器制作にとどまらず、地域の文化・信仰と現代音楽を融合させる新たな試みとなります。環境問題が叫ばれる現代において、倒木を再利用するサステナブルな取り組みとしての側面も持ち合わせています。御神木の和胡は、これまで雉琴神社での奉納演奏のみで使用されてきましたが、今回初めてコンサートホールで一般公開されます。
■伝統と革新が融合する特別公演
11月29日の記念公演では、里地帰氏による新曲《暁ノ雉》が世界初演されます。この曲は、雉琴神社の御由緒と祭神・日本武尊をモチーフに、夜明けを告げる雉のイメージと再生・希望・祈りをテーマにした壮大な音楽作品です。
和胡は2015年の誕生から10年を迎え、この節目の公演では、伝統的な日本音楽とクラシック音楽の融合を通じ、「和の響き」の新たな可能性が提示されます。また、雉琴神社の宮司も招かれ、芸術と信仰が交わる象徴的な瞬間が演出される予定です。
特筆すべきは、本公演が文化庁「子供舞台芸術鑑賞体験支援事業」に採択され、6~18歳の子どもは無料、保護者は半額で鑑賞できる点です。次世代に日本文化や伝統楽器の魅力を伝え、芸術体験を広げる取り組みとしても注目されています。
主催者は「地域の木、地域の神社、地域の音楽家が結集し、福岡発の新しい文化として国内外に発信していきたい」と意気込みを語っています。今後も教育機関や海外文化機関との連携を深め、2027年にはニューヨーク・カーネギーホール公演も計画しています。
■公演概要
公演名 : 里地帰 和胡創生十周年記念コンサート - ACROSS THE HISTORY -
日時 : 2025年11月29日(土)開場13:00/開演14:00
会場 : アクロス福岡シンフォニーホール(福岡市中央区天神1-1-1)
チケット : A席4,000円(SS・S席は完売)、18歳以下無料、保護者半額
※文化庁事業採択により適用
アクセス : 地下鉄空港線「天神」駅から徒歩約5分
主催 : 株式会社ニコロ
公演情報URL: https://satochiki.jp/concert202508092253.html
【アーティストプロフィール】
里地帰(Satochiki)
和胡奏者・作曲家。日本の伝統素材を用いた独自の弦楽器「和胡」を創案。全国各地の神社・寺院で奉納演奏を行い、"祈りと音を結ぶ"活動を展開。クラシックと日本音楽の融合を追求し、近年は文化庁事業や海外公演など活動の幅を広げている。
■会社概要
企業名 : 株式会社ニコロ
所在地 : 福岡県福岡市南区高宮2丁目12番13号1F
事業内容 : 音楽事業(コンサート企画・制作・運営、音源制作、
アーティストマネジメント)、音楽教育事業(音楽教室運営)、
新楽器「和胡」の研究開発・普及
企業サイト: https://satochiki.jp
SNS : X(旧:Twitter) https://x.com/satochiki1207
Instagram : https://www.instagram.com/satochiki1207/
YouTube : https://www.youtube.com/channel/UCCurAZVI0yu-a8KK0dqBcrA
【一般の方のお問い合わせ】
株式会社ニコロ(公演事務局)
Email: info@nicolo.co.jp