プレスリリース
クリスマスにぴったり!2025年初輸入ワインの新規販売 第3弾 ハンガリーのトカイ(貴腐)ワインなど3種をMakuakeで本日公開!
3種のワインはすべて、ハンガリー・トカイ地方の2つのワイナリーで生産
株式会社La Barat(所在地:兵庫県西宮市、代表取締役:飯塚 隆志)は、新規輸入ハンガリーワイン3種を販売するプロジェクトをMakuakeにて11月14日から公開します。
当社は2000年秋に初輸入したハンガリーワインをMakuakeで先行販売して以来、計14回にわたってプロジェクトを実施しており、今回がMakuakeでの15回目のプロジェクトになります。

Makuake トップページ
URL: https://www.makuake.com/project/ferdinand/
■新規輸入ワインの先行販売最終回
La Baratでは6月上旬、17種の新しいハンガリーワインを空輸し、白とロゼの7種類は第1弾として夏に、赤5種類は第2弾として秋に先行販売しました。最終回の第3弾のリターンは3種とも、世界三大貴腐ワイン・トカイワインで知られるトカイ地方のワイナリーのワインです。

新規輸入の3種
そのうちの1種が、写真左のクリスマスにぴったりの甘口トカイ(貴腐)ワイン、今回初輸入のワイナリー、Ferdinandのサモロドニタイプのトカイワインです。
NAARワイナリーのワインは写真中央のマスカットのセミスイートと写真右の微発泡の辛口白です。2つとも1年ほど前に輸入して人気でした。同じヴィンテージのワインがなくなり、ヴィンテージ違いを輸入しました。
■メインのクリスマス向けトカイワインのリターンはさまざま
6月上旬に輸入した初もののワイン17種類の空輸本数は、ほとんどが30本ですが、Ferdinandのトカイワインは「絶対にいいワイン」と確信できましたので、多めに輸入しました。このため、Ferdinandのサモロドニタイプのトカイワインと、以前に輸入済の他のトカイワイン(写真の残り3本)とのお得なセットも作っています。

輸入済の3種
Ferdinandのトカイワインは3年の樽熟成なので、同じ3年樽熟成のMark Winesのサモロドニ(写真中央)との2種セット、この2種に素直なタイプのNAARのサモロドニ(写真左)を加えた3種セットも用意しました。
また、特別に2002年ヴィンテージの琥珀色のトカイアスー(写真右)をセットに入れたリターンも作っています。このトカイアスーは弊社の旗艦商品です。割安な価格設定にしておりますので、トカイワイン好き、貴腐ワイン好きの方はぜひお試しください。
■リターンは9種類
NAARのマスカットセミスイートと微発泡の辛口はヴィンテージ違いが少しだけ残っていますので、縦セットとしてリターンに設定しました。マスカットのセミスイートのヴィンテージは2024年と2023年、微発泡の辛口白は2023年と2021年です。セミスイートは2023年ヴィンテージの方が甘みが強く、2024年ヴィンテージはより華やかな印象となっております。微発泡の辛口白ワインは、発泡性・味わいともに大きな違いはございません。それぞれの個性をぜひお楽しみください。

リターン表
■Ferdinandワイナリー
Ferdinandワイナリーは、ハンガリー・トカイ地方にある家族経営の小規模なワイナリーでしたが、2007年に規模拡大を目指し、他のワイナリーのブドウ畑のブドウでも醸造を始めました。ブドウ畑の個性を際立たせることを目指し、収穫量を制限し、厳格な醸造手順を採用、ほとんどのワインは木樽で発酵・熟成されているといいます。
■残糖度76.7gでありながら、アルコール度数14%の衝撃
Ferdinandのトカイワイン樽熟成期間が6カ月あれば足りるサモロドニタイプにあって3年の樽熟成。1リットル中の糖分の量である残糖度は、45グラム以上あればいいところ、76.7グラムありました。
際立っていたのはアルコール度数です。トカイワインはドイツのアイスワインに比べるとアルコール度数が高い方ですが、それでも11~12%程度が一般的。これに対し、14%もの度数があったのです。

分析結果
分析結果のスクリーンショットです。アルコール度数(actual alcoholic strength)が13.64%、残糖度(total sugar)が76.7グラムとなっています。
アルコールは糖分が分解されることで生まれますので、度数が高くなるとワインの中の糖分が減ります。Ferdinandのトカイワインは残糖度が十二分にあるにもかかわらず、度数が14度と高い。これは、甘さのもと、貴腐ワインの蜜感のもとになる貴腐ブドウが大量に使われ、ワインになる前のブドウジュースの糖度が非常に高かった証拠です。
口に含むと、甘みの中にやわらかな樽の感じときれいな酸が広がり、しっかりしたアルコールがもたらすボディがありました。セットにしているトカイワインとまったく違う個性でした。
■スケジュール
・2025年11月14日 プロジェクト公開
・2025年12月14日 プロジェクト終了
・2025年12月中旬 リターン発送(リターンの商品はすでに倉庫に保管しておりますので、送付先がわかり次第、すぐに発送します)
■資金の使い道
2025年6月に17種類のワインを新規輸入しました。船便での輸入に向けて食品検疫を通しておくのが目的でした。
現在、円安が進んでいます。対ドルではまだましですが、対ユーロ、ハンガリーの通貨・フォリントではかつてないと言いたくなるほど円が安くなっています。6月には1円=2.5フォリントでしたが、現在は1円=2.2ft程度と、1割以上も円が下落し、輸入価格が高くなってしまう状況です。
この状況はいつか改善されると信じていますが、それが近々なのかはまったくわかりません。年内発注を目指していた船便での輸入は少し先送りの可能性がありますが、いずれにせよ船便には多額の費用がかかるため、応援していただいた資金は船便の費用に活用させていただきます。
発注前にはお得な「事前購入(共同購入)」の呼びかけもさせていただきます。