プレスリリース
20周年を迎えた「第16回メープルスイーツコンテスト」 洋菓子・パン・和菓子の頂点が決定!11/6(木)に表彰式を開催
カナダの伝統的な甘味料を使い、プロの菓子・パン職人が技を競い合う
天然甘味料専門メーカーの株式会社クインビーガーデン(本社:静岡県静岡市、代表取締役社長:青木 均)が主催する「第16回メープルスイーツコンテスト」の表彰式が、2025年11月6日(木)、カナダ大使館にて開催され、洋菓子・パン・和菓子の3部門における最優秀賞受賞者が決定しました。

「第16回メープルスイーツコンテスト」最優秀賞決定!
20周年の記念大会となった本年度、栄えある最優秀賞を受賞されたのは以下の3名です。
【洋菓子部門】依田 馨さん(Seiichiro,NISHIZONO)
【パン部門】 金城 達弘さん(帝国ホテル)
【和菓子部門】森﨑 宏さん(東京製菓学校)
■「メープルスイーツコンテスト」について
「メープルスイーツコンテスト」は、日本の製菓・製パン業界における有望な職人の発掘と、カナダの伝統的な甘味料であるメープルシロップおよびメープルシュガーの可能性を広げることを目的に開催されている、国内で唯一のコンテストです。
2006年の第1回大会以降、2019年の第14回まで毎年開催。
2020年からのコロナ禍による5年間の延期を経て、2024年に第15回大会を再開し、今年2025年は20周年を迎える記念すべき第16回大会となりました。
コンテストは洋菓子・パン・和菓子の3部門で実施。
2025年6月1日から9月1日まで作品を募集し、応募総数は75作品(洋菓子35作品、パン26作品、和菓子14作品)に上りました。
審査員には、洋菓子部門に柳 正司氏(日本洋菓子協会連合会 副会長)、パン部門に森田 良太氏(株式会社フォンス ベーカリー統括責任者)、和菓子部門に梶山 浩司氏(東京製菓学校 校長/東和会 会長)を迎えました。
書類審査を通過した各部門4名のファイナリストが、10月25日(土)に東京製菓学校にて実技審査に臨みました。
味や見た目の完成度はもちろん、作品コンセプトやメープル製品の独創的な活かし方なども評価対象とし、厳正な審査の結果、各部門の最優秀賞が決定いたしました。
また、表彰式と同日にカナダ大使館で行われた「20周年記念式典」では、カナダ大使館のルイ・ピエール・エモン公使より祝辞が寄せられました。
■受賞作品のご紹介
《洋菓子部門 最優秀賞》
依田 馨さん(Seiichiro,NISHIZONO)
作品名「Fall in Quebec」
カナダ・ケベック州の紅葉に包まれた秋の美味しさを表現した一品。
「秋」「心惹かれる」という意味を込めたタイトル通り、全体を秋色でまとめ、リンゴのチップスで舞い落ちる葉を演出しました。
メープルを主役にするため、チョコレート飾り以外の全パーツにシロップの種類(Grade A アンバー、ダーク)を使い分け、りんごのフレッシュ感とメープルの深みのある甘さをバランスよく融合。
規格外のりんごをメープルで色付け、フードロス削減にも貢献した、ストーリー性豊かな作品です。

【洋菓子部門】最優秀賞
《パン部門 最優秀賞》
金城 達弘さん(帝国ホテル)
作品名「Tropical Maple Tree」
楓の木の繊細な木目をイメージした、見た目のインパクトとザクッとした食感が特徴のクイニーアマン。
生地、折り込みバター、フィリングにメープルを使い分け、食べる瞬間から口いっぱいに純粋なメープルの味と香りが広がるよう工夫されています。
メープルの深い甘さに、トロピカルな素材の爽やかな酸味を組み合わせることで、味わい深さをプラス。
艶やかなメープルシロップのコーティングで「楓の木」のモチーフを際立たせた作品です。

【パン部門】最優秀賞
《和菓子部門 最優秀賞》
森﨑 宏さん(東京製菓学校)
作品名「秋の味覚~森の恵み」
メープルと相性の良い日本の秋の味覚・さつま芋を使用した作品。
「秋の味覚」と「森の恵み」のテーマのもと、主役となるさつま芋をメープルで漬け込みました。
メープルの味が凝縮するように、シロップを3日に分けて煮詰めながらさつま芋を鹿の子状に仕上げることで、メープルの優しい甘さと風味を存分に活かしています。

【和菓子部門】最優秀賞
■第16回メープルスイーツコンテスト 概要
【応募部門】洋菓子部門/パン部門/和菓子部門
【主催】 株式会社クインビーガーデン/メープルスイーツコンテスト実行委員会
【協力】 カナダ大使館
【後援】 ケベック州政府在日事務所/一般社団法人日本洋菓子協会連合会/
全国和菓子協会
コンテストの詳細は、株式会社クインビーガーデン公式サイトをご覧ください。