報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年11月7日 13:00
    日本テトラパック株式会社 リセッ豆乳プロジェクト

    20代女性のたんぱく質不足解決に向けた取り組みが始動  跡見学園女子大学文京キャンパス学生食堂にて 石渡ゼミ学生考案の「たんぱく質バランスランチ」を提供

    ~植物性たんぱく質が豊富な豆乳を使ったメニューを11月17日(月)より3種展開~

    跡見学園女子大学の生活環境マネジメント学科食環境マネジメントゼミ(石渡ゼミ)では、20代女性のたんぱく質不足の課題をうけて、ゼミ活動として2025年春より「たんぱく質バランスランチプロジェクト」に取り組んでいます。そしてこの度、11月17日(月)より文京キャンパスの学生食堂にて、期間限定で石渡ゼミ学生がメニュー考案した「たんぱく質バランスランチ」が提供されます。メニューには植物性たんぱく質が豊富な豆乳が使われており、3種のメニューが3ヵ月にわたり順番に提供される予定です。なお、メニューの提供にあたっては当学生食堂運営受託会社である株式会社テーアールシーサービスの協力のもと実施されます。


    たんぱく質バランスランチ


    【本取り組みの背景】

    リセッ豆乳プロジェクトでは石渡先生監修のもと、2025年6月に全国20代、40代の女性を対象として3日間の食事記録調査「豆乳摂取による食生活影響調査」を実施いたしました。調査の結果、豆乳非摂取群の20代女性の1日当たりのたんぱく質摂取量(51.3g)は摂取推奨量(50g※1)を満たしているものの、摂取目標量(65g※1)には届いておらず、たんぱく質が不足している課題が明らかになりました。また、たんぱく質の動植物バランスも動物性に偏っていることから、「たんぱく質バランスランチ」メニューのメインコンセプトは、20代女性の1食あたりに必要なたんぱく質量を満たした上で、動物性と植物性のたんぱく質をバランスよく摂れること。そして、たんぱく質の動植物バランスは1:1が理想ですが、他の食事・間食で動物性に偏りがちという実態を考慮し、1日のトータルでバランスがとれるよう、メニューから摂れるたんぱく質は動物性:植物性=1:2 を意識しています。また、女子大学生ならではのニーズとして、安くて多くの野菜がとれ、満腹感を得られることや、肌の悩みをサポートすることもコンセプトになっています。


    ※1 日本人の食事摂取基準2025年版



    ■ たんぱく質バランスランチ メニュー内容


    【辛さとまろやかさがベストマッチ!豆乳担々麺】

    まろやかな豆乳スープにピリッとした辛みがアクセントの豆乳担々麺。植物性37.2g、動物性15.3gのたんぱく質をバランスよく含み、1杯でしっかり栄養がとれる満足メニューです。鶏そぼろとチンゲン菜の彩りもよく、コクのあるスープが麺に絡んでやみつきの味わい。さっぱりした鶏ささみとキャベツのサラダ、抹茶豆乳寒天を添えて、ヘルシーなのにボリューム満点の一食です。

    <提供予定日>

    11/17(月)・18(火)・20(木)・12/8(月)・9(火)・11(木)

    <メニュー詳細>

    ・豆乳担々麺

    ・鶏ささみとキャベツのサラダ

    ・抹茶豆乳寒天


    【カラダ思い!豆腐ひじきハンバーグ】

    豆腐ハンバーグは、豆腐と合いびき肉を使ったふんわりやさしい味わいの一品です。豆乳ときのこ、ベーコンの旨みが溶け込んだスープを合わせることで、まろやかでコクのある味に仕上げました。植物性たんぱく質30.1g、動物性たんぱく質15.2gをバランスよく摂ることができ、約650kcalとヘルシーなのにしっかり満足できるランチメニューです。

    <提供予定日>

    11/24(月)・25(火)・12/15(月)・16(火)・18(木)

    <メニュー詳細>

    ・豆腐ひじきハンバーグ

    ・大豆粉と豆腐ドーナツ

    ・豆乳ときのこベーコンスープ


    【彩り満腹!ソイビビンバ】

    豆腐入りビビンバメニューは、1人暮らしなどで3食しっかり食べられていない人におすすめのバランスメニューです。高野豆腐と鶏そぼろを合わせ、植物性22.6g、動物性9.6gのたんぱく質が摂れるヘルシーな一品。彩り豊かな野菜と卵黄を混ぜて、栄養も満足感もたっぷりです。わかめスープと豆乳のクリームブリュレを添え、体にやさしく、食べ応えのあるメニューにしました。

    <提供予定日>

    12/1(月)・2(火)・22(月)・23(火)・25(木)

    <メニュー詳細>

    ・ソイビビンバ

    ・わかめスープ

    ・豆乳のクリームブリュレ


    ※3種のメニューの内、一番人気だったメニューが2026/1/13(火)・15(木)にも提供されます。



    ■ たんぱく質バランスランチプロジェクト リーダーインタビュー


    プロジェクトリーダー

    プロジェクトリーダー


    跡見学園女子大学

    マネジメント学部 生活環境マネジメント学科 4年

    渡辺 きずな さん(写真:左)

    服部 梨乃 さん(写真:右)


    【渡辺 きずな さんコメント】

    このプロジェクトでこだわったのは、学食を通して学生の食生活改善に繋げることです。たんぱく質を意識したメニューを提供するだけでなく、普段の食習慣を意識してもらえるように食育啓発資料も作成しました。動物性たんぱく質は摂りやすい一方、植物性たんぱく質は意識しないと不足しがちです。若い女性の悩みや学生へのアンケート結果をもとに、健康的で続けやすい食事を提案しています。


    【服部 梨乃 さん コメント】

    メニューを考える際には、主菜と副菜のバランスや味の相性を大切にしました。どのメニューにも豆乳を使っていますが、豆乳の風味が苦手な人でも食べやすいように工夫しています。また一人暮らしの学生の中には朝や夜に食事をとらない人もいるため、どのメニューもしっかりと満腹感を感じられるように工夫し、誰にでも満足してもらえるメニューを目指しました。



    ■ 20代女性の栄養課題

    20代女性(豆乳非摂取群)の1日当たりのたんぱく質摂取量(51.3g)は摂取推奨量(50g※1)を満たしているものの、摂取目標量(65g※1)には届いておらず、たんぱく質が不足していることが分かりました。


    グラフ1

    グラフ1


    また、20代女性のたんぱく質の動植物バランスにも課題があります。豆乳摂取群のたんぱく質の動植物バランスが「動物性:植物性=50.5%:49.5%」とバランスがとれているのに対して、豆乳非摂取群は「動物性:植物性=58.2%:41.8%」と、動物性たんぱく質に偏っていることが明らかになりました。


    グラフ2

    グラフ2


    ※1 日本人の食事摂取基準2025年版



    ■ 石渡尚子 先生コメント

    【20代女性の課題解決のカギは「たんぱく質を意識して摂ること」】

    ◇たんぱく質を意識して摂ろう

    現在の食生活でエネルギーが足りていない、栄養バランスが乱れているという人は、まず、たんぱく質をしっかりと摂ることを心掛けると良いでしょう。たんぱく質を含む食品は“おかず”となることが多く、 “おかず”を意識することで主食、主菜、副菜がそろえやすくなります。これにより、自然と食事の栄養バランス改善につなげることができます。


    ◇1日3食の食事ごとにたんぱく質をしっかり摂ろう

    たんぱく質の量を意識することができるようになったら、次に、朝・昼・晩と3回に分けて摂ることを意識すると良いでしょう。ヒトは一度に大量のタンパク質を代謝することはできないため、一日に必要な量を複数回に分けて摂取することが望ましいとされています。


    ◇たんぱく質の動物性と植物性のバランスを意識して摂ろう

    たんぱく質は動物性と植物性のバランスを意識することも大切です。動物性たんぱく質は吸収が早く、良質なたんぱく質ですが、一緒に脂質も付いてきます。日々の食事で植物性たんぱく質をバランスよく取り入れることで、自然と脂質の摂取量を抑えることにもつながります。

    たんぱく質の動物性と植物性のバランスは1:1を意識すると良いでしょう。手軽に植物性たんぱく質を摂取するには大豆食品を1品加えてみてください。大豆は植物性たんぱく質が豊富に含まれており、良質なたんぱく質源です。中でも豆乳はお料理の汎用性も高く、間食としても手軽に摂取ができるのでおすすめです。



    【石渡尚子 先生 プロフィール】


    石渡尚子先生

    石渡尚子先生


    石渡尚子教授(跡見学園女子大学 マネジメント学部生活環境マネジメント学科 教授)

    公益社団法人生命科学振興会常任理事ほか。

    跡見学園女子大学短期大学部の専任講師、跡見学園女子大学マネジメント学部生活環境マネジメント学科准教授を経て現職。大豆をキーワードに、健康に役立つ食品成分や食習慣について長年研究を続けている。



    ■ 跡見学園女子大学 マネジメント学部 生活環境マネジメント学科 石渡ゼミ紹介

    ダイエット、健康食品、食品添加物…巷にあふれる食と健康に関するさまざまな情報を、自分のモノサシで判断できるようになることが、このゼミの目標です。その知識を実践的に学ぶために、学外での食育活動にも力を入れています。企業や各種団体と協働して、未来の健康に役立つ食習慣をさまざまな年代の方に伝えるプロジェクト活動を通じて、社会で求められるスキルやマインドも修得します。



    ■ リセッ豆乳プロジェクトについて

    たんぱく質の不足やたんぱく質の動植物バランスの乱れが様々な不調を招いています。

    豆乳などの食品・飲料用紙パックを製造している日本テトラパックが進める“リセッ豆乳プロジェクト”は、良質な植物性たんぱく質を含む豆乳を食生活に手軽に取り入れていただき、たんぱく質の動植物バランスをととのえ健康な体づくりをサポートする取り組みです。



    ■ 日本テトラパックについて

    テトラパックは、食品加工処理と紙容器充填包装システムの世界的なリーディング・カンパニーです。世界160カ国以上のお客様のニーズを満たすため、安全かつ革新的で、環境に配慮した製品を提供しています。「大切なものを包んでいます(PROTECTS WHAT’S GOOD)(TM)」というモットーは、「私たちは、いつでもどこでも安全な食品を入手できることを約束します」というテトラパックのビジョンを反映しています。更に詳しい情報につきましては、下記をご覧ください。

    ウェブサイト: https://www.tetrapak.com/ja-jp