プレスリリース
約6割が「料金を見直したい」 695名にスマホ料金の見直し意識を調査
ランダムに選出した男女695名に対し、スマホ料金の把握状況や 見直し意識・重視するポイントに関するアンケート調査を実施しました。
株式会社WACARU NET(本社:東京都中央区、代表取締役:鎌田 大樹)は、スマホを利用している全国695名を対象に、スマホ料金の設定・見直し方法や料金に対する意識に関するアンケート調査を実施しました。

スマホ料金の見直しに関しての調査レポート
■調査サマリー
・スマホの月額料金で最も多いのは「3,000円~4,999円」
・7割近くが月額5,000円未満を選択しており、通信コストを下げる意識が高い傾向
・大手キャリア3社(ドコモ・au・ソフトバンク)は7割以上が「高いと感じる」と回答
・格安SIMは「妥当だと思う」という評価が高く、特にpovoとLINEMOは6割超
・スマホ料金を見直したい理由の第1位は「料金が高いから」で半数以上
・スマホ料金見直しで最も重視するポイントは「月額料金の安さ」が6割以上でトップ
※本情報を引用する場合、以下ページを参照元としてください。
https://wacarunet.jp/review-of-smartphone-charges/
■今回のアンケート項目
スマホ料金の設定・見直し状況について、ランダムに選定した695名に対し次の調査を行いました。
・スマホの月額料金
・年代別スマホ料金
・携帯キャリア別の月額料金の感じ方
・【現在の月額料金別】スマホ料金を見直したいと思う人の割合
・スマホ料金を見直したい理由
・スマホ料金見直しで最も重視するポイント
以降でアンケート結果を詳しく見ていきます。
■スマホの月額料金
最初に、スマホの月額料金のアンケートを行いました。結果は以下の通りです。

スマホの月額料金

(表)スマホの月額料金
月々のスマホ料金は3,000円~4,999円の間の人が最も多い結果となりました。5,000円以上が31%に対し、4,999円未満が69%となっており、全体的に通信コストを下げる意識が高いと考えられます。
■年代別スマホ料金
次に、年代別のスマホ料金について調査しました。結果は以下の通りです。

年代別スマホ料金

(表)年代別スマホ料金
30代から60代の広い世代で、「1,000円~2,999円」が約30%であるのに対し、「1,000円未満」は10%台に留まりました。
スマホの通信費用をできるだけ安くしたいという意識が高い一方で、プランの相場や通信クオリティなどを背景に「1,000円~2,999円」に落ち着いたと考えられます。
また、20代で「10,000円以上」「7,000円~9,999円」と答えた人は17.5%で、他の世代よりも割合が多く、若い世代の方が通信費用にコストをかける傾向が強い点も指摘できます。
■携帯キャリア別の月額料金の感じ方
携帯キャリア別の月額料金の感じ方についても調査を実施しました。結果は以下の通りです。

携帯キャリア別の月額料金の感じ方

(表)携帯キャリア別の月額料金の感じ方
NTTドコモ・ソフトバンク・auの大手3社は「やや高いと感じる」「とても高いと感じる」を合わせると、いずれも70%を超えました。
一方で、格安SIMでは、料金は「妥当だと思う」という評価が高く、これは大手キャリアの料金が比較的高い傾向にあるのに対し、格安SIMの料金が安いことに起因すると考えられます。
特に、povoやLINEMOは「妥当だと思う」が60%を超えました。povoは基本料金が無料でデータをトッピングするシステム、LINEMOはLINEのカウントフリーの提供など、独自のプランを展開している点で評価されていると考察できます。
■【現在の月額料金別】スマホ料金を見直したいと思う人の割合
次に、現在の月額料金ごとにスマホ料金を見直したいと思う人の割合を調査しました。結果は以下の通りです。

【現在の月額料金別】スマホ料金を見直したいと思う人の割合

(表)【現在の月額料金別】スマホ料金を見直したいと思う人の割合
月額料金が高くなるにつれて「はい」と答えた人が多い傾向にありました。これは料金が高い人ほど、現在のコストに納得していない、できるだけ安くしたいという意識が強いと考えられます。
■スマホ料金を見直したい理由
スマホ料金を見直したい理由についてもアンケート調査を実施しました。結果は以下の通りです。

スマホ料金を見直したい理由

(表)スマホ料金を見直したい理由
スマホ料金を見直したい理由として、「料金が高いから」が最も多く半数を超えました。これは通信費用のコスト削減を望む人が多いことが直接的な理由と考えられます。
また、次点で「データ容量が足りないから・余っているから」「通信速度・品質に不満があるから」も10%を超えました。
データ容量のバランスや通信クオリティに関して契約を見直したいという意識が強いことも指摘できます。
■スマホ料金見直しで最も重視するポイント
最後に、スマホ料金見直しで最も重視するポイントについて調査を実施しました。結果は以下の通りです。

スマホ料金見直しで最も重視するポイント

(表)スマホ料金見直しで最も重視するポイント
「月額料金の安さ」を重視する割合が最も多く6割を超えました。通信費用のコストを下げたいユーザーが多いことが指摘できます。
次点で、「通信速度・品質」に回答がありました。料金だけではなく通信クオリティや快適性も重点としていることが考えられます。
■総括
今回のスマホ料金の見直しに関する695名への調査により、主に次のことが分かりました。
・スマホの月額料金は「3,000円~4,999円」が最も多く、7割近くが月額5,000円未満を選択
・大手キャリア3社(ドコモ・au・ソフトバンク)は7割以上のユーザーが「高いと感じる」と回答
・格安SIMは「妥当だと思う」という評価が高く、特にpovoとLINEMOでは6割以上が料金に納得
・スマホ料金を見直したいと思う人は約6割に上る
・スマホ料金を見直したい理由は「料金が高いから」で半数以上を占める
・料金見直しで最も重視するポイントは「月額料金の安さ」が6割以上でトップ
・次いで「通信速度・品質」「データ容量の多さ」も重視されており、料金だけでなく通信クオリティも判断材料となっている
今回の調査結果から、約6割のユーザーがスマホ料金の見直しを検討しており、その主な理由は「料金が高いから」であることが明らかになりました。実際に、大手キャリア3社では7割以上のユーザーが料金を高いと感じている一方、格安SIMでは料金に納得しているユーザーが多く、特にpovoやLINEMOといった独自のプランを展開するサービスで高評価を得ています。
また、全体の7割近くが月額5,000円未満のプランを選択しており、通信コストを抑えたいという意識が強いことがうかがえます。料金見直しで重視するポイントとしては「月額料金の安さ」が6割以上と圧倒的に多く、コストカットへの関心の高さが浮き彫りになりました。一方で、「通信速度・品質」や「データ容量の多さ」も一定の支持があり、単に安さだけでなく、サービスの質も含めた総合的な判断が求められていることがわかります。
これらの結果から、スマホ料金を見直す際は、現在の利用状況やデータ使用量を把握した上で、料金の安さだけでなく通信品質や自分に合ったプラン内容を総合的に比較検討することが重要と言えるでしょう。
■調査概要
調査主体:株式会社WACARU NET
調査方法:クラウドソーシングサイト上のアンケート
調査対象:クラウドソーシングサービスに在籍する695名に対して実施
実施期間:2025年9月15日~2025年9月18日
■引用時の参照ページ
本情報を引用する場合、以下ページを参照元としてください。
https://wacarunet.jp/review-of-smartphone-charges/
■会社概要
株式会社WACARU NET
代表取締役 : 鎌田 大樹
所在地 : 東京都中央区日本橋室町1丁目11-12 7F
設立 : 2021年6月
事業内容 : メディア運営、データ分析
ホームページ: https://wacarunet.jp/