プレスリリース
CATL社とAI.net合同会社、 総供給契約規模1GWhの蓄電システム供給契約を締結 ― 「5年間劣化ゼロ」の「TenerFlex」を 北関東の系統用蓄電所「ラブバッテリー」へ投入 ―
AI.net合同会社(本社:東京都新宿区、代表社員:山下 正廣、以下 AI.net)は、世界的なエネルギー貯蔵ソリューションのリーディングカンパニーであるContemporary Amperex Technology Co., Limited(CATL社)と、総供給契約規模1GWhの蓄電システム「TenerFlex」の供給契約を締結することをお知らせいたします。
1. 契約の背景と目的
当社代表社員である山下 正廣が率いる関連会社である株式会社ヤマティーはこれまで、主に北関東エリアにおいて数多くの太陽光発電システム開発を手がけてまいりました。同社は、AIを活用した再生可能エネルギー向けシステムの開発も進めており、この豊富な開発実績と地域社会との確かな繋がりが、当社の強みとなっています。
再生可能エネルギー導入の拡大に伴い、地域の電力系統の安定化が急務となっています。この課題に対し、当社は関連会社を通じて培ってきた知見を活かし、系統用蓄電所の整備を推進することが重要であると判断いたしました。
この度の契約は、総供給契約規模1GWhという大型契約です。当社は将来的な電力の需給調整を行うアグリゲーター(調整力提供事業者)登録を準備しており、地域の安定供給に貢献してまいります。
2. 供給される製品の概要
【製品名】
TenerFlex(テナーフレックス)
【CATL製品の特徴】
CATL社の最新鋭技術を結集した、総容量705.536kWhの定置用蓄電池システム。
第5世代液冷システムによる優れた熱管理機能と、65dBの低騒音設計を両立。これにより、高い安全性と長期にわたる安定稼働を実現します。
【供給規模】
総供給契約規模1GWh。うち初期開発分として、2MW/8MWh規模および特別高圧の系統用蓄電所向けに順次供給。
【活用用途】
主に北関東エリアにおける2MW/8MWh規模と特別高圧の系統用蓄電所開発に集中的に投入されます。
蓄電所には『ラブバッテリー』というブランド名を冠し、地域電力系統の安定化と、災害時のレジリエンス強化(強靭化)に貢献します。また、地元の自治体や企業との連携を強化し、地域密着型のエネルギーインフラとして地域社会への貢献も目指します。
3. 今後の事業展開と広報戦略
AI.net合同会社は、本契約締結を機に、電力の需給調整に貢献するアグリゲーター事業への本格参入を目指し、登録を準備しております。
また、蓄電所ブランド名『ラブバッテリー』を通じた広報活動も展開しており、現在、文化放送『近藤真彦 RADIO GARAGE』のスポンサードおよび『長野智子アップデート』での生CMを通じて、認知度向上を図っています。さらに、ブランドを象徴する主題歌『ラブバッテリー』(sisによるカバー曲、『愛のバッテリー』)を使用し、地域社会に親しみやすいイメージの浸透を図ってまいります。
【AI.net合同会社について】
会社名 : AI.net合同会社
所在地 : 東京都新宿区新宿4丁目1番6号 JR新宿ミライナタワー 18F
代表者 : 代表社員 山下 正廣
事業内容: 再生可能エネルギー関連事業、
AIを活用したエネルギーマネジメント事業など