プレスリリース
【宇都宮】おおぞら高校宇都宮キャンパス生徒が子ども食堂ボランティアと動物愛護団体への寄付を実施
学院祭の収益を地域に還元、子ども食堂と動物愛護センターを支援
おおぞら高校(広域通信制屋久島おおぞら高等学校〈校長 茂木健一郎〉/おおぞら高等学院〈学院長 小林英仁〉の総称)宇都宮キャンパスの生徒たちによる地域貢献活動として、宇都宮市内の子ども食堂でのボランティア活動と動物愛護団体への寄付を実施することをお知らせします。生徒たちは学院祭での収益を地域社会に還元し、クリスマスシーズンに子どもたちと動物たちに温かい支援を届けます。
若者の主体的な社会貢献活動が地域を支える
近年、子どもの貧困問題や動物愛護への関心が高まる中、若年層による主体的な社会貢献活動の重要性が注目されています。2023年の厚生労働省の調査によると、子どもの相対的貧困率は約14%と依然として高い水準にあり、地域での支援活動の必要性が増しています。また、全国の動物愛護センターでは保護動物の増加により、様々な支援が求められています。
このような社会背景の中、おおぞら高校宇都宮キャンパスの生徒たちは、11月28日(金)に開催された学院祭での模擬店などの収益を、日頃からお世話になっている地域の子ども食堂およびみらいの架け橋レッスン®で関わりのある動物愛護センターへの寄付に充てることを自主的に決定しました。この行動は、若者が地域社会の課題に目を向け、自らの力で解決に取り組む素晴らしい事例となっています。
クリスマスシーズンの特別な支援活動
今回の支援活動は2つの側面から展開されます。
- 子ども食堂へのボランティアと寄付
おおぞら高校宇都宮キャンパスの生徒たちは、12月24日(水)に宇都宮市高砂町の「ちゅんちゅん子ども食堂 すずめのす」で開催されるクリスマスパーティーにボランティアとして参加します。生徒たちは料理づくりやパーティーの運営をサポートし、地域の子どもたちに楽しいクリスマスの時間を提供します。また、学院祭での収益からクリスマスプレゼントを同施設に寄付します。 - 動物愛護センターへの寄付
生徒たちは、実習先である宇都宮市動物愛護センター(宇都宮市竹林町972)に対してもドッグフードと医療費等に充当する寄付金の贈呈を行います。この寄付は保護動物のケアや施設運営に役立てられる予定です。寄付の日程は現在調整中ですが年度内の実施の予定です。
生徒たちのこの活動は、単なる金銭的支援にとどまらず、実際に現場で活動することで社会課題への理解を深め、地域との絆を強化する貴重な経験となっています。学院祭という学生の祭典で得た収益を社会に還元するという発想は、彼らの社会的責任感と利他的な精神を表しています。
参加する生徒たちの想い

学院祭実行委員を担当した生徒たちからは、「私たちの寄付で少しでも社会に貢献できればとても嬉しい」「当日はもちろん、準備も含めてたくさんの人の協力のおかげで学院祭を終えることができた。その感謝やあたたかい気持ちのバトンを誰かにつなげたいと思ったから」と今回の寄付を提案してくれました。
実際にボランティアに参加する生徒たちは「これまでも子ども食堂のボランティアに参加させてもらって、あたたかい雰囲気のこの場所がみんなの居場所になっているのを感じた。(2年生)」「ボランティアを経験することで、世代を超えた普段関わらない人たちと交流することができるので、社会でも役に立つ経験だと思っている。また、決まった役割をこなすというよりも、自ら動いて役割を見つけていく必要があるので、積極性が身についたと感じる。(3年生)」と、これまでの経験を大切にしながら、子ども食堂でのボランティアを楽しみにしています。
おおぞら高校 宇都宮キャンパス
所在地:〒321-0964 栃木県宇都宮市駅前通り3-2-3 3F
電話番号:028-632-5001
担当者:矢治(ヤジ)・若田部
ホームページ:https://www.ktc-school.com/campus/utsunomiya/
法人概要
法人名: 学校法人KTC学園
理事長: 前田 益見
所在地: 〒891-4406 鹿児島県熊毛郡屋久島町平内34-2
設 立: 2002年4月
事業内容:
・広域通信制・単位制 屋久島おおぞら高等学校の運営
・通信制高校サポート校 おおぞら高等学院の運営
公式サイト:https://www.ohzora.net/
教育プログラム「なりたい大人になるための学校®」2024年度グッドデザイン賞受賞