報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年10月21日 10:00
    オプテックス・エフエー株式会社 販売促進部

    オムロン株式会社とIO-Link製品の普及に向けた連携

    産業用センサメーカーのオプテックス・エフエー株式会社(本社:京都市下京区、代表取締役社長:湯口 翼、以下 オプテックス・エフエー)は、オムロン株式会社とセンサ・アクチュエータを通信するための産業用ネットワーク技術「IO-Link」を活用した製品の普及に向けて連携していきます。今後両社はIO-Linkに関連する製品を相互供給することを検討し、顧客に対するソリューション力を強化し、製造現場のIndustrial Internet of Things(以下 IIoT)実現に貢献します。



    ■ネットワーク技術「IO-Link」について

    IO-Linkは、センサやアクチュエータをデジタル信号で上位のネットワークに接続する産業用インタフェースの国際標準規格(IEC 61131-9)です。これまでは手作業で管理していたセンサやアクチュエータの情報を、上位の管理者に提供することで、生産現場の最下層から工場のIoT化を実現できる通信技術です。



    ■オプテックス・エフエー株式会社のIO-Link関連技術について

    2020年に高機能IO-LinkマスタURシリーズを発売。業界初となるFPGAによるIO-Link通信処理により、省スペースの機体で業界最多16チャンネルを実現したほか、業界で初めてNPN/PNP入出力のデバイス機器を混在して接続可能としました。オプテックス・エフエーでは、IO-Link関連技術をソリューション提案ビジネスの中核としています。



    ■オムロン株式会社のIO-Link関連技術について

    オムロンは、マスタユニット、光電センサ、近接センサ、圧力/流量センサ、セーフティライトカーテン、ADコンバータをIO-Link化し、生産現場の課題である「設備立上げ工数の削減」、「設備のダウンタイムの短縮」、「突発的な不具合頻度の削減」、「段取り替え効率の向上」を実現します。今後設備の安定稼働に欠かせない各種データを、PLCなど上位のコントローラから、多彩なフィールドネットワークに対応したIO-Linkマスタユニット経由で収集し、製造現場のIIoT実現に貢献します。



    <会社概要>

    オムロン株式会社

    所在地  :京都市下京区塩小路通堀川東入

    設立   :1948年(昭和23年)5月19日

    代表取締役:辻永 順太

    資本金  :641億円

    事業内容 :工場の自動化を中心とした制御機器、電子部品、駅の自動改札機や

          太陽光発電用パワーコンディショナーなどの社会システム、

          ヘルスケアなど

    売上高  :8,018億円(連結)(2025年3月期)

    従業員数 :26,614人(連結)(2025年3月末時点)


    オプテックス・エフエー株式会社

    所在地  :京都市下京区中堂寺粟田町91京都リサーチパーク9号館

    設立   :2002年(平成14年)1月7日

    代表取締役:湯口 翼

    資本金  :3億85百万円

    事業内容 :ファクトリー・オートメーション用光電センサ関連機器、

          装置の企画開発・製造・販売等

    売上高  :84億98百万円(連結)(2024年12月期)

    従業員数 :279名(連結)(2024年12月末時点)