プレスリリース
スーパーレジン工業<高専スペースキャンプ2025>に参加 宇宙分野のものづくりを伝え、高専生のキャリア形成を支援
スーパーレジン工業株式会社(本社:東京都稲城市、代表取締役社長:田山 紘介)は、2025年9月11日(木)に開催された「高専スペースキャンプ2025」内の企業勉強会(株式会社電波新聞社主催)に、高専生の学習とキャリアデザインを支援する目的で参加しました。
【宇宙産業の未来を担う高専生へ、FRP技術の魅力を伝える】
「高専スペースキャンプ」は、文部科学省の“宇宙航空人材育成プログラム”の支援を受け、宇宙工学に興味を持つ全国の高専生が集う勉強会です。当社は、これまで培ってきた宇宙分野のものづくり経験を伝えることで、高専生が未来のキャリアを考えるきっかけを提供したいと考え、今回の企業勉強会に参加しました。
日本の宇宙産業は、政府が基盤産業として育成に力を入れている成長分野です。当社は、小惑星探査機「はやぶさ2」の構造体製造にも携わるなど、長年にわたり繊維強化プラスック(FRP)のものづくりで宇宙開発を支えてきました。この経験を活かし、宇宙分野に夢を持つ学生たちをサポートすることは、日本の宇宙産業全体の発展にも繋がると考えています。
今回の勉強会では、「宇宙に関わるCFRP技術」をテーマに、人工衛星の製造に不可欠な炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の特徴や技術、当社の実績について紹介しました。特に、少人数での座談会では、学生の皆さんに人工衛星に使用されているCFRPサンプルを実際に手に取っていただきました。その驚くほどの軽さに触れることで、ものづくりの面白さや可能性を肌で感じていただくことができました。
スーパーレジン工業は、今後もこのような機会を通じて、未来を担う学生の皆さまが描くキャリア形成を積極的に支援してまいります。
高専スペースキャンプ 開催の様子
高専スペースキャンプ 概要
当社の人工衛星部品(CFRP製)の実績例
◆スーパーレジン工業とは、1957年創業、炭素繊維・ガラス繊維を中心としたFRP成形加工のパイオニアです。現在万博記念公園(大阪府吹田市)に建てられている、太陽の塔の“太陽の顔”やはやぶさ2の構造体を手掛け、航空・宇宙機器、産業機器部品、電波応用製品等の幅広い分野の研究開発から製造に取り組んでいます。
当社の実績例
■会社概要
商号 : スーパーレジン工業株式会社
代表者 : 代表取締役社長 田山 紘介
本社 : 〒206-0822 東京都稲城市坂浜2283
設立 : 1957年11月25日
事業内容: 炭素繊維を中心とした先進複合材料を用いた成形加工メーカー
資本金 : 1億円