報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年11月25日 09:30
    Blue Ray株式会社

    夜間を活かして“守り”と“稼ぐ”を両立  発電停止ゼロ・盗難ゼロを目指すO&Mモデル 「ナイトセーフO&M ~トリプルバスター~」を本格始動

    2026年3月より10MW以上の特別高圧設備を中心に運用開始

    再生可能エネルギーの保守運用を専門とするBlue Ray株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役:岡田 卓也)は、太陽光発電所における夜間統合型保守管理サービス「ナイトセーフO&M ~トリプルバスター~」を2026年1月より本格運用開始することを発表いたします。

    本サービスは、洗浄・除草・防犯に加え、サーマル診断(赤外線解析)を活用したデータ主導のO&M(保守管理)サービスであり、夜間という非稼働時間を活用することで、発電停止・安全リスク・盗難といった複合課題を一挙に解決するものです。

    初期導入の対象は、10MW以上の特別高圧設備(メガソーラー)を中心に展開し、今後は規模に応じたサービスの簡略化により10MW未満の高圧・低圧設備への対応も相談に応じて展開を予定しています。


    太陽光の発電所の雑草・汚れ・盗難を抑止 ナイトセーフ トリプルバスター

    太陽光の発電所の雑草・汚れ・盗難を抑止 ナイトセーフ トリプルバスター


    ■背景:昼間保守の限界と、夜間盗難の深刻化

    太陽光発電所の運営現場では、近年以下のような課題が深刻化しています:

    ・昼間作業による発電停止と売電収益の損失

    ・夏場の高温環境・感電リスクによる安全性の低下

    ・清掃・除草・点検・防犯の分業化による効率の悪化

    ・夜間を狙った盗難・機器破壊の多発(特に夜間・無人の地方サイト)

    また、2024年以降、再エネ事業者に対して求められるO&M水準が高まり、コストだけでなく品質と継続性を両立した管理体制の整備が求められています。



    ■サービス概要:ナイトセーフO&M ~トリプルバスター~

    「ナイトセーフO&M ~トリプルバスター~」は、次の3つの要素を夜間に一体的に行う革新的なO&Mモデルです。


    1. 夜間パネル洗浄

    夜間の無発電時間帯に人手でパネルを洗浄。発電を止める必要がなく、

    常に清浄状態を維持することで発電効率の最大化を図ります。


    2. 夜間除草・雑草対策

    雑草による出力低下や火災リスクを防ぐため、計画的な除草・草刈りを夜間に実施。

    季節・気候・敷地条件に応じた柔軟な対応が可能です。


    3. 夜間防犯(人的常駐+巡回)

    盗難を未然に防ぐため、夜間は作業員が現地に常駐。

    ライト・動作音・人の存在そのものが抑止力となり、

    巡回監視により不審者の接近や資材置き場への侵入を即時発見・通報可能。



    ■サーマル診断(昼間実施)を活用した合理的運用

    本サービスでは、昼間に実施する赤外線サーマル診断を運用の核に位置づけています。

    パネルや接続部、電気機器などの表面温度を可視化することで、異常の兆候を定量的に把握。

    このサーマル解析結果に基づき、洗浄・除草・点検・部品交換の優先順位と頻度を判断し、

    夜間作業に反映させることで、データ主導・計画的なO&Mの実現が可能となります。



    ■夜間統合型O&Mがもたらす5つの効果

    1. 発電停止ゼロの実現

    → 昼間作業が不要のため、発電中断による売電損失がなくなる

    2. 作業の安全性向上

    → 無発電時間帯に作業するため感電リスクや熱中症リスクを低減

    3. 盗難ゼロの抑止力

    → 夜間常駐と巡回により、機器・資材の盗難や破壊行為を未然に防止

    4. 高頻度メンテナンスによる発電効率の維持

    → 常にパネルを清潔・良好な状態に保つことで、出力低下を最小化

    5. O&MのDX化

    → サーマル診断や作業記録のデジタル化によって、報告書作成・改善提案まで一元管理



    ■オプション対応:夜間EL検査

    さらに、高度な診断ニーズに対応するため、夜間のEL検査もオプションで対応可能です。

    EL(エレクトロルミネッセンス)による画像診断は、パネル内部の微細なクラックやホットスポットの発見に有効であり、予兆保全と事故防止に大きく貢献します。



    ■サービス開始と対応範囲

    本サービスは、2026年1月より10MW以上の特別高圧設備を対象に正式提供を開始します。

    また、10MW未満の中規模・小規模発電所についても、設備や地域の条件に応じてサービス内容を一部簡略化した形での提供が可能(応相談)です。



    ■代表コメント(Blue Ray株式会社 代表取締役 岡田 卓也)

    「O&Mに“夜間”という選択肢を持たせたのが、ナイトセーフO&Mです。

    昼間には昼間の発電、夜間には夜間のメンテナンス。役割を明確に分けることで、収益と安全、そして防犯まで同時に高めることができます。

    これからの再エネ業界には、“守る力”が求められています。」



    【会社概要】

    社名   : Blue Ray株式会社(BLUERAY K.K.)

    所在地  : 〒530-0001

          大阪市北区梅田1丁目11番4号 大阪駅前第4ビル9階923-1220

    設立   : 平成30年6月6日(創業:平成12年8月8日)

    資本金  : 5,000千円

    代表者  : 代表取締役 岡田 卓也

    事業内容 : 太陽光発電所の工事・保守、電設資材販売、

          ドローン事業(点検・教育・販売)、省エネ空調ソフトの販売、

          コンサルティング

    TEL   : 06-7508-6810

    MAIL   : info@blueray.co.jp

    Webサイト: https://blueray.co.jp/