報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年10月15日 13:30
    サイバーステーション株式会社

    サイバーステーションの新サービス  没入体験型ソリューション『デジサインイマーシブ』、 8市場で11月サービス開始

    デジタルサイネージクラウドサービス「デジサイン」(以下 デジサイン)を展開するサイバーステーション株式会社(本社:石川県金沢市、代表取締役社長:福永 泰男、以下 当社)は、現実とデジタルが融合した没入体験を提供する「デジサインイマーシブ」を正式リリースします。企業ショールーム、教育、商業施設など8つのターゲット市場で展開し、年間売上2億円を目指します。


    <デジサインイマーシブの製品コンセプトイメージとロゴ>

    <デジサインイマーシブの製品コンセプトイメージとロゴ>


    1. 背景

    近年、デジタルサイネージ市場は単なる情報表示から「体験価値」へと進化しています。特にイマーシブ(没入型)体験は、企業ショールームや教育現場、商業施設、エンターテインメント領域で急速に需要が高まっています。

    世界的に、360度映像やプロジェクションマッピングを活用した空間演出は、ブランド訴求や顧客体験の差別化に不可欠な要素となり、日本国内でも企業のDX推進や観光・防災分野で導入が加速しています。

    当社はこの成長市場において、「情報が心に響く体験へ」というサービスビジョンを掲げ、低コスト・高品質・高拡張性を兼ね備えた「デジサインイマーシブ」を提供することで、企業や自治体のコミュニケーションを革新してまいります。


    <デジサインイマーシブのソリューションイメージ>

    <デジサインイマーシブのソリューションイメージ>


    2. 製品特徴

    「デジサインイマーシブ」は、1台のサーバと操作用タブレットのみで構成され、導入コストが従来システムより安価で運営の簡便さ、そして少ない機器構成による保守性の高さが大きな特徴です。

    基本機能として、投影補正技術による高精度マッピング、360度映像の再生、タブレット操作によるインタラクティブな演出を実現します。

    さらに、ピクチャー・イン・ピクチャーにより複数のパソコンやタブレット画面を同時表示でき、会議やプレゼンテーションの効率的な運営が可能です。

    また、オプションで提供の「スクリーン専用塗料」を採用することで、プロジェクターの鮮明な映像表現を提供します。


    <詳細ポイント>

    (1) 高精度投影補正技術

    壁面や曲面など、設置環境に応じて高度な投影マッピングを実現。

    体験者の立ち位置や身長に合わせて視点を補正し、歪みのない映像を提供。

    常設だけでなくイベント利用にも最適。


    (2) 360度映像の再生

    専用エンコーダーで最大8K高画質を維持しながらスムーズに再生。

    様々な動画フォーマットに対応し、コマ落ちやカクつきのない没入体験を提供。

    市販の360度カメラ映像もコンバート可能。


    (3) インタラクティブ操作

    タブレットやスマートフォン、PCから簡単に映像切り替えや視点操作が可能。

    360度映像をドラッグで回転させるなど、直感的な操作性を実現。

    ウェブブラウザや専用アプリで利用者ごとにカスタマイズ可能。


    (4) ピクチャー・イン・ピクチャー機能

    大きな背景映像に補足説明やライブ映像を重ねて表示可能。

    HDMI2.0 4K 60Hz対応で複数映像を同時入力。

    NDI対応によりネットワーク経由で外部映像を取り込み可能。


    (5) 高品質スクリーン技術

    専用塗料で明るく鮮明な映像表現。

    平面だけでなく曲面にも対応し、ホットスポット現象を抑制。

    照明環境に応じたカラーバリエーション(ホワイト・グレー・ミディアムグレー)。


    (6) 多様なスクリーン機器対応と拡張性

    プロジェクターは最大4台まで対応可能なラインナップを提供。

    オプションサービスにより、4K×4台以上の高解像度出力にも対応可能。

    LEDディスプレイパネルなど、プロジェクター以外の機器でもイマーシブ環境を構築可能。

    利用シーンに応じて柔軟なシステム構成を選択でき、拡張性に優れています。


    ■デジサインイマーシブのシステム概要

    デジサインイマーシブは、国内でもイマーシブシステムで実績のある「株式会社オリハルコンテクノロジーズのAmateras Server」を採用。その他、プロジェクターやイマーシブ環境の設置工事、スクリーン専用塗料、保守サービスなどを組み合わせたワンパッケージで導入から保守までをトータルでご提供いたします。


    <デジサインイマーシのシステム概要>

    <デジサインイマーシのシステム概要>


    ※株式会社オリハルコンテクノロジーズ(本社:東京都中野区 代表取締役社長 高幣 俊之)は、ドームシアターやVRシアターなどの可搬型映像システムの開発・レンタル・販売、プロジェクションマッピングの設営・技術支援などを行っている。



    3.ターゲット市場(8分野)

    ・建築/不動産業

    ・オフィス会議室

    ・工場などの製造業

    ・ショールーム

    ・学校・教育機関

    ・自治体

    ・商業施設

    ・エンターテインメント


    <デジサインイマーシブの8つの活用シーン>

    <デジサインイマーシブの8つの活用シーン>


    4. 販売価格と今後の展望

    製品は10月15日より注文受付を開始いたします。

    価格はプロジェクターの出力台数に応じて設定され、1台から最大4台の4K高画質出力に対応します。

    ご提供価格は890万円からとなり、オプションによりさらに高解像度・多台数構成にも対応可能です。

    販売目標は1年間で2億円を目指し、全国展開とパートナー企業との連携を強化します。



    【商品に関するお問い合わせ先】

    デジサインお客様ご相談センター

    TEL:0800-123-4138、076-255-1525(月~金曜日9:00~18:00受付)



    ※ デジタルサイネージ

    デジタルサイネージとは、表示と通信にデジタル技術を活用してディスプレイやプロジェクターなどに映像や文字を表示する情報・広告媒体である。内蔵記憶装置に多数の表示情報を保持することで必要ならば秒単位で表示内容の切り替えや動画表示、その他PDFファイルなどのドキュメントファイルを表示するなど、多様な表現で販売促進や広告配信を展開できる。(参考:ウィキペディア)


    ※ イマーシブ

    イマーシブ(immersive)とは、没入感を意味し、観客やユーザーが実際にその場にいるかのような体験を提供する概念です。この体験は、VR(仮想現実)やAR(拡張現実)を用いたデジタルコンテンツだけでなく、演劇やテーマパークなどのリアルな環境でも実現されています。イマーシブ体験は、視覚、聴覚、触覚など複数の感覚を組み合わせて現実世界との境界を曖昧にし、利用者がその世界に深く没入させることを特徴としています。



    【会社概要】

    サイバーステーション株式会社

    代表者 : 代表取締役社長 福永 泰男

    本社  : 石川県金沢市西念1丁目2番26号

    資本金 : 8,000万円

    事業内容: デジタルサイネージ事業、空間デジタル事業、関連システム開発

    URL   : https://digisign.jp



    プレスリリースの内容は発表時のものです。

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