LiDAR活用で現地調査・リフォームDXを加速

建設分野におけるシステム開発の技術を有する「株式会社コンピュータシステム研究所」(本社：東京都新宿区、代表取締役：長尾 良幸)は、住宅営業戦略システム「ALTA Revolution(アルタレボリューション)」の最新版を2025年10月22日(水)にリリースいたします。

現場を3Dスキャンし取込

最新版では、株式会社Forgersとの技術提携により、LiDAR(ライダー)機能を活用した現地調査用のオプション「ALTA × RITTAI SCAN」を追加します。これにより、リフォーム現場における現地調査業務の工数短縮や、ALTA Revolutionの積算機能との連携による見積業務から提案書作成業務までのDX化を支援します。

また、公式Instagram17万人のフォロワーを持つ「madree」を運用するスタジオアンビルト社と提携し、新築営業の初期段階で効率良くプラン提案を行いたい工務店・ビルダー向けの機能を提供します。

さらに、プランの入力時間の短縮を図る機能として、JW-CADデータの変換やAIスケッチの強化により、手書き図面に加え、3Dスキャンデータを変換する機能の強化を同時に実施します。

【ALTA Revolutionの主な新機能】

1. 現地調査業務から見積業務をDX化する「ALTA × RITTAI SCAN」オプション

現場調査から見積・提案書作成までの手間を大幅削減

最新版では「ALTA」の優れた見積機能をさらに活用するオプションとして、株式会社Forgersが開発した「RITTAI SCAN」のLiDARスキャン機能に対応しました。

現地で取得した点群データ(glbファイル)を「ALTA」に読み込むことで、提案書から見積書までを高速で作成できます。

撮影した点群データは、「ALTA」上で確認・計測・メモの記録が可能です。現地調査の情報をそのまま活かせるため、調査業務の効率化と精度向上を実現します。

2. 高機能なWeb3Dビューアー「Room Tour」

「ALTA」がなくても、ブラウザのみでルームツアーが可能に

「ALTA」で作成した建物データは、高速変換によりWeb3D形式で出力が可能です。これにより、「ALTA」がなくても、ブラウザ上で誰でも閲覧でき、関係者間の情報共有が格段にスムーズになります。

Web3Dビューアでは、自由な視点移動、寸法計測、日照シミュレーションなども可能。設計段階から合意形成まで、建物データの活用がより直感的かつ効率的になります。

ブラウザでルームツアー

3. スタジオアンビルト社との業務連携

間取り検討の工数を2時間短縮

公式Instagramで17万フォロワーを持つスタジオアンビルト社が運用する「madree」のプラン提案DXツールである「madreeデータバンク」へALTAの3次元物件データの提供を開始します。　madreeデータバンクにて検索した間取りデータを、「ALTA」へ取り込んで編集することが可能です。

※提供プランは200プランで、今後も随時登録予定です。

4. 初回のプラン入力手間を大幅に削減

「JW-CAD」や「3Dファイル」を活用した入力アシストの強化

「ALTA」が本来持つ豊富な入力補助機能を大幅に強化し、建物データの初期入力をアシストします。具体的には、以下の機能が強化されました。

・JW-CADの2次元ファイルから3次元化を行う機能

・LiDAR撮影データから部屋情報を読み込み、3次元化を行う機能

これにより、初回のプラン入力にかかる手間を大幅に削減します。

【新オプション商品価格】

ALTA Revolution Room Tour　110,000円(税込)

ALTA Revolution Room Tour　物件追加(5物件)　110,000円(税込)

ALTA × RITTAI SCAN(5年ライセンス)　385,000円(税込)

ALTA × RITTAI SCAN(1年ライセンス)　105,600円(税込)

【関連URL】

株式会社Forgers

コーポレートサイト : https://forgers.co.jp

スタジオアンビルト株式会社

コーポレートサイト : https://studiounbuilt.co.jp

madreeデータバンク : https://madree-db.com

住宅営業戦略システム「ALTA Revolution」

商品紹介ページ : https://www.cstnet.co.jp/archi/products/alta/index.html