プレスリリース
ナツメアタリ株式会社、大阪・関西万博で バーレーンとの協業成功を経て中東地域へ事業拡大
30年以上にわたりビデオゲーム開発を手がけるナツメアタリ株式会社(本社:大阪市、代表取締役社長:小出 光宏、以下 ナツメアタリ)は、大阪・関西万博(Expo 2025)の閉幕にあたり、バーレーン王国との協業を通じた成果を振り返るとともに、今後の中東地域での事業拡大を発表しました。
当社は万博期間中、バーレーンの労働ファンド「タムキーン」支援のもと実施された Global Ready Talent Program を通じて、3名のバーレーン人インターンを大阪本社に受け入れ、ゲーム開発・制作・マーケティング分野での実践研修を実施しました。彼らが制作したモバイルゲーム『Ship of Time』は、バーレーン経済開発委員会(EDB)との協力により、バーレーン館にて披露され、同国の文化やランドマーク、経済的可能性を体感できるインタラクティブな体験として高い評価を得ました。
ナツメアタリ株式会社と駐日バーレーン王国大使 アハメッド・ムハッマド・ユースフ・アルドーセリ閣下
■高い評価とハイレベルな交流
ナツメアタリとタムキーン、EDBとの取り組みは、両国の政府・外交関係者からも高く評価されています。
2025年9月には、社長の小出とインターン生3名が、来日したサルマン皇太子兼首相殿下の公式レセプションに出席し、バーレーンへの事業展開について政府高官らと意見交換を行いました。また、8月には岡井 朝子 駐バーレーン日本国大使と会談し、ゲーム・エンターテインメント分野における日・バーレーン間の協力の重要性を確認しました。さらに直近では、アハメッド・ムハッマド・ユースフ・アルドーセリ駐日バーレーン王国大使の公邸にて、研修成果と今後の展望を共有しました。
左から:西村 康稔 前経済産業大臣、アブドゥラ・ビン・アデル・ファクロ バーレーン王国産業商業大臣、小出 光宏 ナツメアタリ株式会社 代表取締役社長
岡井 朝子 駐バーレーン日本国大使(中央)とバーレーン人インターン
■今後の展望
ナツメアタリは現在バーレーンに現地法人を設立中であり、この新拠点は中東におけるビデオゲーム開発・制作・ローカライズのハブとして機能し、現地の若手人材が日本のクリエイターとともに活躍できる継続的な機会を創出してまいります。
ナツメアタリ代表取締役 小出のコメントは以下のとおりです:
「3名の研修生の受け入れをきっかけに始まったバーレーン王国との交流と文化的架け橋の取り組みは、このたび開催されたサルマン皇太子兼首相殿下の公式レセプションにおける、アブドゥラ・ビン・アデル・ファクロ バーレーン王国産業商業大臣閣下をはじめとする政府高官各位との意見交換を経て、いよいよ具体的な事業活動へと発展する段階を迎えました。「日本で学び、バーレーンで花を咲かせる」――この理念のもと、私たちは若き世代が両国の未来をつなぐ架け橋となり、文化と経済の持続的な発展に寄与するプロジェクトをさらに推進してまいります。
今後とも、関係各位のご指導・ご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。」
■ナツメアタリ株式会社について
ナツメアタリ株式会社は、大阪本社、名古屋事業所、東京事業所の3拠点で事業展開するエンターテインメント企業です。家庭用ゲーム黎明期の1987年にゲームメーカーとして創業して以来、企画力と開発力をコアスキルとして持続的な成長を遂げてきました。2002年から開始した遊技機事業においてもお客様から高い評価をいただき、創業以来安定した経営基盤を築いています。今後は海外に展開する新規ビジネスを目標に、「グローバルな世界を、エンターテインメントでつなぐ」夢の実現に向けて、前進したく存じます。