報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年10月20日 10:30
    インキュビオン株式会社

    2025年大阪・関西万博 「ロボットエクスペリエンス」における ロボット実証監修を担当

    実証シナリオ・安全運用・情報提供を通じ、ロボットと人の共創を支援

    インキュビオン株式会社(代表取締役:高橋 祥子、所在地:東京都新宿区、以下「当社」)は、2025年4月13日~10月13日に大阪・夢洲で開催された『2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)』において、未来社会ショーケース事業「スマートモビリティ万博」の一環として実施された「ロボットエクスペリエンス」のロボット実証監修を担当しました。(受託元:電通ライブ)

    当社はサービスロボットの導入シナリオ策定、安全運用支援を通じて、人とロボットが持続可能な形で共存する社会の実現を目指しています。ロボットを活用できる人・環境・仕組みの協調を指す“ロボットエクスペリエンス”のデザインを強みとし、実証支援にも取り組んでいます。



    ■大阪・関西万博「ロボットエクスペリエンス」とは

    万博運営に関わるサービスにロボットを活用し、実際に運用しながら、現場にもたらす価値と課題を検証することを目的とした協会直轄事業です。国内外から24の企業・団体、計60機種のロボットの参加があり、会期中はフードコートや迷子センターなど会場内の7か所に加え、来場者体験に特化した専用パビリオンにてロボットが運用されました。

    専用パビリオン『ロボット&モビリティステーション』では、最新ロボットと来場者が間近に触れ合えるデモンストレーションや実証を週替わり・月替わりで実施。184日間の期間中、延べ136万人の来館者に未来のサービスや移動手段などの体験機会を提供しました。



    ■当社の取り組み

    博覧会協会から委託を受けたロボットエクスペリエンス事務局の一員として、以下の領域で本事業を支援しました。


    ・実証シナリオ策定:

    ロボットの特性を踏まえた来場者とロボットの動線、インタラクション設計をアドバイス


    ・安全運用マネジメント:

    外部有識者委員会を運営し、不特定多数の中で複数のロボットを稼働することを前提に、安全管理方針、リスクアセスメントフロー等を作成。組織的な安全管理体制を構築


    ・ロボット情報提供:

    万博公式サイトおよび来場者向け公式アプリ「Visitors」と、当社のロボット情報サービスRobotATTA!(ロボットあった!)を連携し、参加ロボット情報を来場者に提供



    ■今後の展望

    参加した企業・団体からは、リアルな環境でロボット改良に繋がるデータが収集できた/お客様の声から課題が見えた/知られていなかった分野に認知を促す機会となった、等の評価をいただきました。当社代表 高橋は「多くの方に実感を伴うロボット体験を提供できたと共に、開発者と利用者が同じ目線で対話し、普及に必要な人・環境・仕組みを考えるきっかけ作りに繋がった。当社の提唱する“ロボットエクスペリエンス”を万博の場で実践できたことを嬉しく思う。こうした機会をさらに拡げ、人とロボットの共創を進めていきたい。」と話しています。

    インキュビオンは今後も、実証環境の整備や安全への取り組みを通じて、ロボット導入の垣根を下げ、社会課題の解決策としてより多くのロボットが活用される社会の実現に貢献します。



    【本リリースに関するご相談・お問い合わせ先】

    会社名 : インキュビオン株式会社

    所在地 : 東京都新宿区西新宿7-7-26 ワコーレ新宿第一ビル707

    設立  : 2018年

    代表者 : 高橋 祥子

    資本金 : 1000万円

    事業内容: サービスロボットおよびロボティクス技術に関わる、

          プロトタイプ企画・開発支援/事業化支援コンサルティング/

          実証イベント企画およびユーザーリサーチ/技術コミュニケーション支援

    URL   : https://incubion.com/

    (2025年9月30日時点)