報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年10月1日 14:00
    ソウル経済振興院

    ソウルの小工人15社、 大阪で技術力をアピール…グローバルバイヤーを魅了 ソウルの機械・金属分野の有力企業、 「ものづくりワールド大阪 2025」に参加

    ソウル市とソウル経済振興院(SBA、代表理事:キム・ヒョヌ)が推進する事業の一環として、ソウル地域の機械・金属分野の中小企業15社が「ものづくりワールド大阪 2025」に参加します。半導体部品、産業用装置、精密加工などの技術力を持つ企業が、現地バイヤーとのBtoB商談を通じてグローバル市場への販路拡大を目指します。本稿では、参加企業の中から10社の事例を紹介します。


    企業の紹介(二次元コード)

    企業の紹介(二次元コード)


    【現場企業 | シールリンク】

    「隠れた部品が、核心を守る」

    高真空・高温環境向けのシールユニットを開発するシールリンクは、日米欧で9件の特許を保有しており、日本での特許無効訴訟で勝訴した実績を通じて、その技術の独創性を証明しました。現在、IntelやサムスンSDIなどに製品を供給しており、大阪では耐久性とTCO(総所有コスト)削減を強調した新製品を披露します。


    「AI基盤のシールで未来に対応」

    ドイツのフラウンホーファー研究所と共同開発したAI予知保全機能が適用された「S-Seal」を通じ、輸入依存度の高い日本の部品市場に技術的自立を提示し、グローバルベンダーの拡大を目標としています。



    【現場企業 | マイクロウォーター】

    「きれいな水から、健康な暮らしへ」

    浄水器専門企業のマイクロウォーターは、衣類・食品・化粧品へと事業を拡大し、「トータルライフケア」ブランドを目指しています。


    「日常を変える健康ソリューション」

    国内外の流通網と貿易経験を活かし、製品供給にとどまらず、顧客の生活を豊かに変える企業としてのビジョンを大阪の展示会で共有する予定です。



    【現場企業 | 統一総合A/Sセンター】

    「35年の技術力、自動化による革新」

    1992年に設立された 統一総合A/Sセンターは、工作機械のメンテナンス、部品供給、自動化システムを専門とし、研磨機や旋盤に自動化装置を取り付けることで生産効率を3~10倍向上させています。


    「誰でも簡単に、そして精密に」

    Gコードなしで寸法入力だけで操作可能であり、中古機械も活用できるシステムで、アクセシビリティとコスト効率の両方を確保しました。



    【現場企業 | ウシン エフエイエンティ】

    「韓国型ドリップバッグフィルター、世界へ」

    ウシン エフエイエンティは、ドリップバッグ包装機および自動化設備の専門企業で、30カ国への輸出実績と14件の特許を保有しています。


    「日本市場へ、小型・高性能設備で挑戦」

    低価格・高性能戦略を掲げた小型ドリップバッグ包装機を中心に日本進出を図り、将来的にはフィルターの輸出まで拡大する計画です。



    【現場企業 | 巨山】

    「農食品加工機械のスタンダード」

    栗の皮むき機や梅の種分離機など、多様な農食品加工機械を生産し、国内外でその品質競争力が認められています。


    「オーダーメイド製品でグローバル展開を拡大」

    日本へは年間25,000~40,000ドルを輸出しており、大阪の展示会では栗の皮むき機3種と果実の種分離機の映像を公開する予定です。



    【現場企業 | スノーモンス スキーエイト 】

    「スキーエイト、ウィンタースポーツの新ジャンル」

    スノーモンス スキーエイトは、スキーエイト、スキー、スノーボードなどのウィンタースポーツ用品を開発し、イベントやコンテンツまでを組み合わせたトータルブランドへと成長しています。


    「経験が生んだコンテンツ競争力」

    元韓国代表選手などで構成されたチームが映像コンテンツを通じてブランドを広めており、大阪の展示会では体験型コンテンツを中心とした展示を企画しています。



    【現場企業 | ミソインタック】

    「電動ブレーキで日本市場を攻略」

    自動ドア用電動モーターブレーキを製造するミソインタックは、建築物の防火扉設置拡大に伴う需要増加を見込み、日本進出に乗り出します。


    「技術力と価格競争力で勝負」

    日本では類似製品が少ないか高価である状況の中、ミソインタックの技術力と価格競争力が強みになると期待されています。



    【現場企業 | Halla Biztech】

    「餅・パンの生産時間、20分に短縮」

    Halla Biztechは、7~8時間かかっていた工程を米粉加水機によって20分に短縮することに成功した新興企業です。


    「日本市場への参入を徹底準備中」

    展示製品は日本初公開の予定であり、農心美分との協力を通じて米粉と加水機をセットで販売することも推進しています。



    【現場企業 | K-ONE】

    「検証済みの技術力で、日本進出を本格化」

    産業用ロボットおよびコントローラーを開発するK-ONEは、大企業との協業、ISO認証、特許保有を基盤に日本市場をターゲットにしています。


    「海外製品に比べ、より速く安価なソリューション」

    一体型ドライバーコントローラーは、多様な通信方式のサポートとカスタム開発が強みです。



    【現場企業 | Seven Laser】

    「現場の反応で輸出戦略を点検」

    産業用空気清浄機メーカーのSeven Laserは、2019年の創業後、法人転換を完了し、日本中心の輸出拡大のため大阪の展示会に参加します。


    「グローバル認証で競争力を確保」

    CE、FCC、PSEなどの国際認証を基盤に、実演中心の展示戦略でブランド認知度を高めてまいります。

    技術と革新で武装したソウルの職人たちの挑戦は、単なる展示会参加以上の意味を持っています。それぞれのストーリーと技術が融合する今回の大阪での展示会が、世界市場への飛躍のきっかけとなることを期待しています。



    ■「ものづくりワールド大阪 2025」について

    「ものづくりワールド大阪 2025」とは、機械金属医療など様々なモノづくりの展示会です。


    開催日時 : 2025年10月1日~3日

    開催場所 : インテックス大阪

    URL    : https://www.manufacturing-world.jp/osaka/ja-jp.html