報道関係者各位
    プレスリリース
    2014年12月10日 10:30
    マスターコントロール株式会社

    米FDA、Office of Regulatory Affairsの QMSソフトウェアのアップグレードを決定

     グローバルに品質マネジメントシステム向けのソフトウェアとサービスを提供するMasterControl Inc.(本社:米国ユタ州、CEO:ジョナサン・ベクストランド、以下 マスターコントロール)は、提携パートナーのi4DM社と、FDA(米国食品医薬品局)のOffice of Regulatory Affairs(規制業務部、以下 ORA)に導入しているソフトウェアのアップグレードを発表しました。

    マスターコントロール ロゴ

    URL: http://mastercontroljapan.blogspot.jp/2014/11/fdaoffice-of-regulatory-affairsqms.html


     FDAの現場活動(輸入監視、査察、既製品のサンプル分析等)を主導する立場を担うORAでは、品質責任者がORAの業務やプロセスを均一に監視することが可能なツールとして、2009年にマスターコントロールのソフトウェアを採用しました。そして今回、MasterControl All Accessへのアップグレードを通じて、システムの利用範囲を拡大していくことを決定しました。


     ORAは、規制対象の製品や製造業社に対する査察やサンプル分析、米国向け輸出製品の検査等を通じて、7つのFDAのプロダクトセンターをサポートしています。ORAのビジネスユニットは、マスターコントロールのシステムを主に下記の業務に対して利用しています。また、i4DM社では、プログラムマネジメントやセキュリティ管理、他システムへの連携サービスを提供しています。

    ・文書管理
    ・品質記録の管理
    ・マネジメントレビュー
    ・監査
    ・不適合プロセスや製品の管理
    ・継続的改善
    ・是正措置
    ・予防措置
    ・苦情とフィードバック
    ・カスタムプロセスのトラッキング


    【Matt Lowe, MasterControl Exectuive Vice President コメント】
     「マスターコントロールは、消費者と公共衛生を守るというFDA ORAの目的を支援できることを誇りに思っています」


    ■マスターコントロール株式会社について
     MasterControl Inc.(マスターコントロール米国法人)は、日本をはじめとする諸外国企業の競争に対応し、アメリカの製造業界において「品質マネジメントの標準化」採用の動きが広がった、1993年に設立されました。ソリューションは、製造業に限らず、コンプライアンス業界全般に対応しており、米国食品医薬品局(FDA)などの行政機関も含めて、組織全体の品質管理や品質保証を支援するソリューションとして採用されています。また、世界の製薬会社トップ20社の半数以上に、文書管理[MasterControl Documents(TM)]や教育管理[MasterControl Training(TM)]、品質イベント管理[MasterControl Process(TM)]、品質保証部門の監査業務管理向けソフトウェア[MasterControl Audit(TM)]などのソフトウェアを提供しています。

     現在のマスターコントロールは、アメリカ本社をはじめ、イギリス、ドイツ、そして日本の4拠点から世界中の様々な企業へソリューションを提供しており、組織全体をサポートする品質マネジメントシステムを支援するソフトウェアとして、また、グローバルコンプライアンス対策として世界中に適用可能なソリューションとして、多くのお客様からご利用いただいています。