報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年9月12日 16:00
    一般社団法人国際エンパワーカラー協会

    敬老の日に先駆け、 AIを活用した日本初の「オンラインカラー診断」ボランティアを 福岡久留米市の介護施設で実施

    特許取得済みの診断技術とAI活用で、 シニアのセルフイメージを高める新しい社会貢献活動

    一般社団法人国際エンパワーカラー協会(東京都中央区、代表理事:内藤弘子)は、2025年8月28日、福岡県久留米市の社会福祉法人ほほえみ「サービス付き高齢者向け住宅なごみ」にて、日本初となる特許取得済みデジタルカラー診断(出願番号:特願2023-526545/登録日:2023年8月18日)によるボランティア活動を実施しました。敬老の日を前に、シニアの「おしゃれ心」を応援する新しい社会貢献活動として注目を集めています。



    ■背景:シニアとファッション・幸福度の関係

    日本は世界有数の超高齢社会を迎えています。

    「おしゃれ」は単なる外見ではなく、心の若さや幸福感を保つための大切な要素です。しかし現実には、シニア世代は外出や買い物が難しいケースも多く、ファッションを楽しむ機会が限られています。

    そこで役立つのが、オンラインで診断し、バーチャル画像で「似合う色」や「似合うファッション」を可視化できる、特許取得済みデジタルカラー診断です。非接触で実施できるため、介護施設における新しい「心のケア」として期待されています。



    ■参加者の声:「笑顔が止まらない」「自信が湧いてきた」

    当日診断を受けた吉村ミネ子さん(89歳)は「まるで別人みたい」「亡き夫に話しかけたくなるほど嬉しい」と語り、口紅を見せながらデイサービスで報告するほど笑顔が止まらない様子でした。

    古賀初子さん(84歳)も「口紅なんて久しぶり」「鏡を見て思わず微笑んだ」と話し、普段は難聴で会話が少ないご主人に自ら報告。夫婦の間に自然な笑顔と会話が広がり、翌日にはピンクの洋服を着るなど、前向きな行動の変化が見られました。

    iPadでデジタルカラー診断を受ける吉村ミネ子さん(89歳)

    iPadでデジタルカラー診断を受ける吉村ミネ子さん(89歳)

    スタッフにメイクをしてもらう古賀初子さん(84歳)

    スタッフにメイクをしてもらう古賀初子さん(84歳)



    ■施設長のコメント

    「高齢期を心豊かに、彩りある時間として過ごしていただくことは私たちの願いです。色の力を取り入れることで笑顔が増え、会話が弾み、生活の質(QOL)が向上することを実感しました。薬や治療だけでなく、感性を育む取り組みが広がることを期待しています。」

    (社会福祉法人ほほえみ 施設長 上野利惠子)

    社会福祉法人ほほえみ理事、施設長:上野利惠子氏

    社会福祉法人ほほえみ理事、施設長:上野利惠子氏


    ■本活動の特徴

    今回の取り組みは、従来の布を使った対面診断とは異なり、特許取得済みのデジタルカラー診断を用いた革新的な試みです。

    ● 非接触で実施可能:外部スタッフが施設に入る必要がなく、感染症リスクや人手不足の課題を回避。

    ● バーチャル×リアルの融合:診断結果をもとに施設職員がリップメイクを行うことで、感動を共有。

    ● AI活用でセルフイメージ向上:似合うファッションを纏った自分の姿を画像で可視化。

    ● 家族とつながる「私のカラー通信」:診断結果をレター形式で家族に届け、新しい一面を共有。



    ■代表挨拶(一般社団法人国際エンパワーカラー協会 代表理事 内藤弘子)

    「おしゃれには心を若々しく保つ力があります。デジタルカラー診断を活用することで、シニアの方々に『似合う色』をお届けし、セルフイメージを高めるきっかけになります。そうした笑顔のシニアを全国に広げていきたいと考えています。」

    国際エンパワーカラー協会代表理事:内藤弘子

    国際エンパワーカラー協会代表理事:内藤弘子


    ■実施概要

    ●実施日 :2025年8月28日

    ●主催  :一般社団法人国際エンパワーカラー協会

          (東京都中央区、代表理事:内藤弘子)

    ●受入施設:社会福祉法人ほほえみ「サービス付き高齢者向け住宅なごみ」

          (福岡県久留米市、施設長:上野利惠子)

    ●参加者 :吉村ミネ子さん(89歳)、古賀初子さん(84歳)

    ●内容  :

    ・オンラインによるデジタルカラー診断(特許取得済み技術)

    ・バーチャルメイク提案

    ・施設職員によるリップメイク(寄贈の口紅を使用)

    ・AI生成ファッション画像と家族へのレター「私のカラー通信」プレゼント



    ■今後の展望

    国際エンパワーカラー協会は、今回の取り組みを全国の高齢者施設へ広げ、シニアに「おしゃれと笑顔」を届ける活動を継続していきます。敬老の日をきっかけに、この活動が新しい社会的ムーブメントとして広がることを目指しています。

    現在、このボランティアの受け入れを希望する老人福祉施設を募集しています。



    ■デジタルカラー診断とは

    デジタルカラー診断とは、従来の布を用いた対面でのパーソナルカラー診断とは違い、オンラインで行うパーソナルカラー診断です。

    布の代わりにiPadを用いてテストカラーをお顔に当てて診断するもので、2023年に特許を取得しています。


    詳細: https://iepca.net/application/degicolor/

    (特許出願番号:特願2023-526545/登録日:2023年8月18日)



    ■法人概要

    名称    : 一般社団法人国際エンパワーカラー協会

    代表理事  : 内藤弘子

    所在地   : 東京都中央区銀座1-12-4 N&E BLD.7階

    設立    : 2022年6月

    主な事業内容: デジタルカラーアナリスト育成教育事業、

            デジタルカラー診断を用いたコンテンツサービス提供、

            カラーコンサルティン グ業務

    URL     : https://iepca.net/