報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年9月17日 14:00
    一般社団法人龍生華道会

    「いけばな龍生展 植物の貌2025」 2025年11月21日(金)~24日(月・振休) 渋谷にて開催

    一般社団法人龍生華道会は、2025年11月21日(金)~11月24日(月・振休)、渋谷ストリーム ホール(東京・渋谷)にて、いけばなの古典様式から現代いけばなの大作、くらしに息づく小さな作品まで、いけばなの現在形が通覧できる「いけばな龍生展 植物の貌2025」を開催いたします。

    壁にかける花、窓辺を彩る花、柱に絡みつく花、光の中に浮かび上がる花……、様々な設定で、植物表現の可能性を探ります。


    2024年龍生展 家元吉村華洲作品

    2024年龍生展 家元吉村華洲作品


    【開催概要】

    展覧会名 : いけばな龍生展(りゅうせいてん) 植物の貌(かお)2025

    主催   : 龍生派(りゅうせいは)家元 吉村華洲(かしゅう) + 龍生派本部

    会期   : 11月21日(金)~11月24日(月・振休)

           [前期11月21日(金)~11月22日(土)、後期11月23日(日)~11月24日(月・振休)]

    会場   : 渋谷ストリーム ホール

           [〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-21-3]

           (渋谷駅C2 出口直結)

    開場時間 : 10:00~18:00(22日と24日は16:30 閉場)

           *入場は閉場の30分前まで

    入場料  : 1,700円(高校生以下無料)

           *前売り券 1,300円

           (Peatixにて前売り券発売中 https://ryuseiten2025.peatix.com/ )

           *身体障害者手帳などをお持ちの方と、その付添者(原則1名)は無料

    作品数  : 各期約100点(前後期総計約200点)(家元 吉村華洲による大作を含む)

    公式サイト: https://www.shibu-ike.com



    【いけばな龍生派(りゅうせいは)】

    1886年、初代家元 吉村華芸(かうん)により創流。(この吉の字は正しくは「土」の下に「口」の文字)

    現家元は、四代 吉村華洲(かしゅう)。

    いける人が手にした植物一本一本に真摯に向き合い、その「貌(かお)」を捉えて作品化する「植物の貌」の考えのもと、暮らしの中に息づくいけばなと、古典華の伝承の双方に取り組む。



    ○ いけばなの古典様式から現代いけばなの大作、くらしに息づく小さな作品まで、渋谷駅直結のホールで、いけばなの現在形を展覧

    龍生派では近年、文化の発信地である渋谷を拠点に、いけばな展を毎年開催してきました。2025年も、渋谷駅直結の渋谷ストリーム ホールでの開催です。まさに渋谷の中心地といえるこの場所で開かれる、いけばなの流派本部が主催する大展覧会。いけばなの表現のバリエーションをお楽しみください。


    ○ 壁にかける花、窓辺を彩る花、柱に絡みつく花、光の中に浮かび上がる花、様々な設定で、植物表現の可能性を探ります

    龍生派のいけばな展の特徴ともいえるのが、コーナー展示。壁にかけられるパネル状の作品、窓辺を彩る作品、下からの照明の光を受けて幻想的に浮かび上がる作品、そして直径30センチ・高さ2メートルの紅白2種の柱を取り掛かりにする作品など、多様な9つのコーナーが登場します。

    また、そのルーツは室町時代にまで遡る「立華(りっか)」や、江戸時代に町人の間でも広がった「生花(せいか)」といった伝承の古典華も展示し、様々な手法による作品をご覧いただけます。


    〈作品ラインナップ〉

    龍生派 家元 吉村華洲による大作

    教務局 大作

    古典華(立華)

    古典華(生花)

    フリー作品

    コーナー作品(コーナー数:9)

    ・光のひびか(ひかりのひびか)

    ― 光とともに響きはじめる 小さないけばな“ひびか” ―

    ・突起(とっき)

    ― 壁から突き出す 鮮やかな色彩の幾何学的フォルムとともに ―

    ・実り(みのり)

    ― 秋の実りが見せる 豊かな表情 ―

    ・トライアングルステージ(とらいあんぐるすてーじ)

    ― 三角のステージ上に浮かび上がる世界 ―

    ・レリーフ(れりーふ)

    ― パネルの上に描き出される いけばなのレリーフ ―

    ・紅白の柱(こうはくのはしら)

    ― 紅白の柱をよりどころに 生命感が湧きあがって ―

    ・アイランドテーブル(あいらんどてーぶる)

    ― 横長 あるいは縦長の空間に広がるいけばな ―

    ・窓辺(まどべ)

    ― 窓越しの渋谷の景色に重ねて ―

    ・宙のフレーム(そらのふれーむ)

    ― フレームとともに浮かぶいけばな ―


    その他、子ども・ジュニアクラスの作品も展示いたします


    突起を取り掛かりに(2024)

    突起を取り掛かりに(2024)

    窓辺にも作品を展開(2024)

    窓辺にも作品を展開(2024)


    ○ 龍生派の理念、「植物の貌(かお)」の全てがここに

    龍生派のいけばなの方法論、「植物の貌(かお)」。

    三代目家元 吉村華泉(かせん)(1928-2015)が提唱したこの理念は、龍生派の基本となる重要なキーワードです。

    龍生派の本部主催の一大展覧会である「龍生展」は、1957年に第1回が開催されてから長い歴史を重ねてきました。

    人が、その人ならではの視線で、手にした植物に一期一会の姿勢で向き合い、表現へとつなげていく。

    その姿勢こそが「植物の貌」であり、自由花、古典華のジャンルを貫いて、龍生派の基本理念となっています。

    ここに展覧する作品の多様なバリエーションを通じて、そこに通底するこの考え方を、肌で感じていただけるはずです。

    ※吉村華泉の「吉」の正式表記は、「土」の下に「口」の文字


    *会期中のイベント

    《体験》ひびかワークショップ(自由花) *有料

    《体験》龍生展プレミアムナイトツアー *有料

    《観覧》いけばなラボ

    《観覧》家元トークイベント


    詳細は決まり次第お知らせいたします。

    なお、上記の他にも様々なイベントを企画中です。


    家元スペシャルトークショー

    家元スペシャルトークショー

    ワークショップの様子

    ワークショップの様子


    *カフェブース

    《カフェ》HACHI BAKE & CAFE

    会場内にカフェスペースも併設

    会場内にカフェスペースも併設



    【一般のお客さまからのお問い合わせ】

    一般社団法人龍生華道会

    TEL     : 03-3268-1241(代表)

    特設サイトURL: https://www.shibu-ike.com