報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年12月5日 11:00
    観光クロスオーバーサミット2025下関実行委員会

    〈イベントレポート〉星野リゾート代表 星野佳路氏ら豪華ゲストが下関に集結。      

    初開催で、来場者250名、85%が「また参加したい」と回答。

    ◾️ 一般社団法人観光クロスオーバー協会では、官民連携で観光をテーマとした実証実験に取り組むこ とで「観光産業にオープンイノベーションに資する仕掛けをつくる」を目標に支援を実施しております。毎年大型のイベント「観光クロスオーバーサミット」を実行委員会形式で実施し、次年度は5回目の実施に取り組んでおります。

    ・社名 一般社団法人観光クロスオーバー協会
    ・目的 観光で挑戦する人への実証支援並びに関連したイベントの実施
    ・設立 2023 年 7月
    ・URL https://kankou-xover.com
    ・連絡先 info@kankou-xover.co

    観光クロスオーバーサミット2025下関実行委員会(元NHKキャスター 貞包みゆき、カイキョーエリアマネジメント(株) 木村大吾、一般社団法人観光クロスオーバー協会理事 西岡貴史により構成)は、2025年11月27日(木)、梅光学院大学スタージェスホールにて「観光クロスオーバーサミット2025下関」を開催いたしました。当日はホールに約250名の皆さまにご来場いただき、星野リゾート代表・星野佳路氏や元内閣総理大臣夫人・安倍昭恵氏など多彩な登壇者を迎え、盛況のうちに終了いたしました。

    本イベントの模様は、地域紙「山口新聞」にて記事として取り上げられました。
    詳細は下記の外部リンクよりご覧いただけます。
    ※外部サイトへ移動します。
    https://yama.minato-yamaguchi.co.jp/e-yama/articles/98184

    第2部のセッションの様子 
    第2部のセッションの様子 

    観光クロスオーバーサミットは、一般社団法人観光クロスオーバー協会を中心に、神戸・東京・大阪(関西万博)で開催されてきました。今回は地方版として初めて下関での開催となりました。また、2025年12月11日(木)の「リゾナーレ下関」開業に合わせ、星野リゾート代表・星野佳路氏が登壇するキーセッションを含む計5つのコンテンツを実施しました。イベント終了後のアンケートでは、「次回も参加したい」と回答した方が85%にのぼり、高い満足度が示されました。

    イベントのサマリー(当イベントの報告書より)
    イベントのサマリー(当イベントの報告書より)

    イベントの様子

    ◎総務大臣・林芳正氏、防衛大臣政務官・吉田氏の祝辞、学生代表のご祝辞からスタート
    オープニングでは、地元選出の林芳正総務大臣、防衛大臣政務官兼内閣府大臣政務官 吉田真次衆議院議員より本イベントへの期待とエールが寄せられました。続いて、学生代表の川原さんが「これからの観光はどうあるべきか」を問いかけ、会場全体が引き込まれました。

    オープニングの様子(当イベントの報告書より)
    オープニングの様子(当イベントの報告書より)

    ◎第1部「地域の新しい可能性」——安倍昭恵氏が飛び入り参加
    第1部では、カモンFMの申氏をモデレーターに、下関酒造の内田氏、あるかぽーとエリア活性化を推進する木村氏、大阪・関西万博のマイクロモビリティ実証を主導したHAN氏の3名が登壇。「地域と観光」をテーマに議論が行われました。
    さらに元内閣総理大臣夫人・安倍昭恵氏が飛び入り参加し、自身の原体験を交え地域への思いを語り、会場は大いに盛り上がりました。

    参考:下関市「あるかぽーと・唐戸エリア マスタープラン 概要版」(外部サイト)
    https://www.city.shimonoseki.lg.jp/uploaded/life/87910_153737_misc.pdf

    第1部の様子(当イベントの報告書より)
    第1部の様子(当イベントの報告書より)

    ◎第2部 星野佳路氏らによるキーセッション
    星野代表は、フランス・ボルドーの事例を挙げながら、「観光は地域全体の宣伝装置として機能する」ことを紹介。観光が他産業の発信にもつながる点を強調しました。前田市長はマスタープラン策定の裏側やリゾナーレ開業の経緯に触れ、市民とともにエリアを創っていく重要性を述べました。藏重代表は、地域金融機関として“つなぐ役割”の必要性を語り、下関の可能性が多角的に提示されました。

    第2部の様子(当イベントの報告書より)
    第2部の様子(当イベントの報告書より)

    ◎第3部「誰が地域の魅力を発信するのか」
    第1・2部の議論を踏まえ、下関観光コンベンション協会の冨永会長は、下関の“最大の強みは海峡である”とし、樋口学長は教育機関との連携による発信強化を提案。大瀬良氏は「まず身近な人へ伝える発信」の重要性を語りました。学生も市民も出身者も、日常の中で地域を伝える“インフルエンサーになれる”というメッセージで締めくくられました。

    第3部(当イベントの報告書より)
    第3部(当イベントの報告書より)

    ◎学生によるプレゼンテーション
    高橋ゼミは「環境に配慮した地域観光」をテーマに、次世代燃料SAF(Sustainable Aviation Fuel)の実践を紹介。梅光学院大学ではすでにJALと連携した回収活動にも取り組んでいます。

    田上ゼミは、観覧車撤去後のエリアで若者が滞在しやすい新たな集客策を提案。ゲームセンターを軸にしたエンターテインメント施設の構想など、若い世代ならではの視点が光りました。

    梅光学院大学セッションの様子(当イベントの報告書より)
    梅光学院大学セッションの様子(当イベントの報告書より)

    ◎豪華景品で盛り上がった交流会(クロージング)
    抽選会では、林兼産業のギフト、カモンワーフ利用券、下関酒造の日本酒などが並び、大きな盛り
    上がりを見せました。最後は貞包氏と木村氏より、次年度につながるメッセージが語られ、温かな
    雰囲気で締めくくられました。

    抽選会・クロージングの様子(当イベントの報告書より)
    抽選会・クロージングの様子(当イベントの報告書より)

    アンケート結果

    ・参加者は20〜60代以上と幅広くバランス良く来場
    ・20代が3割、学生も約3割と若年層の参加が多い
    ・満足度は85%が「満足」「とても満足」
    ・83%が「次回も参加したい」と回答
    下関では初めての取り組みではあるが、高い関心と将来への期待が示されました。

    イベント報告書より
    イベント報告書より
    イベント報告書より
    イベント報告書より
    イベント報告書より
    イベント報告書より

    「観光クロスオーバーサミット」は来年以降も開催予定です。なお、来年度は大阪での開催と地方バージョンもアップデートして開催を実施する予定です。詳細情報については、今後の情報発信をお待ちください。また、詳細な報告書をご希望の方は当会までご連絡ください。

    観光クロスオーバーサミット2025下関」開催概要
     開催日程: 2025年11月27日(木)
     時間: 13:45 - 18:00
     会場: 梅光学院大学 スタージェスホール(山口県下関市向洋町1-1-1)
     主催: 観光クロスオーバーサミット2025下関実行委員会
     共催:一般社団法人 下関観光コンベンション協会、一般社団法人 観光クロスオーバー協会
     協力:星野リゾート、カモンFM、梅光学院大学、東亜大学、スターフライヤー
     協賛:スリーアイズキャピタル、小門造船、山口フィナンシャルグループ、Peatix、遠山、住吉工業
        Minato、カモンワーフ、下関酒造、林兼産業、伊藤製網、テイケイエンジニアリング、翔建設
    清水組、いとう腎クリニック、松永会、寿工務店
     後援:国土交通省 観光庁、山口県、下関市
     公式サイト: https://kankou-xover2025shimonoseki.peatix.com

    ■主催よりコメント
    本イベントを通じて、多様な立場の人々が交わり、新たな視点や行動のきっかけが生まれました。こ
    こで生まれたつながりと学びが、下関の未来をより良くする一歩となることを願うとともに、行政や
    マスタープランとの連携を深め、次年度はさらに取り組みを飛躍させていきます。
    最後になりますが、皆さまのご支援・ご協力に心より御礼申し上げます。ご協賛企業・団体の皆様に
    おかれましても、改めて深く感謝申し上げます。

    ■ 観光クロスオーバーサミットとは
    神戸、東京・日本橋、大阪・関西万博で開催されてきた、地域を観光から盛り上げる大型共創イベン
    ト。地域を元気にしたい学生や起業家、行政、民間企業、観光事業者など多様なプレイヤーが垣根を
    越えて交わり、観光の未来をアップデートします。これまで3回の開催で延べ1,500名以上が参加。星
    野リゾート代表や元観光庁長官をはじめ、議員、首長、スタートアップ、旅行会社などが登壇し、観
    光を起点としたイノベーションの“共創”が生まれています。