報道関係者各位
    プレスリリース
    2014年9月25日 17:00
    サイレックス・テクノロジー株式会社

    サイレックス・テクノロジー、 ワイヤレスデジタルサイネージプレイヤ『X-5HM』を発売  ~中小規模の広告・情報掲示用途に高品質の無線STB機能を提供~

    サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町、代表取締役社長:河野 剛士、以下 サイレックス)は、中小規模の広告・情報掲示用途のデジタルサイネージプレイヤ『X-5HM』(定価:¥59,800)を10月15日に発売します。 サイレックスは既に自社開発のワイヤレスネットワークと画像伝送用途に最適化したJPEG XR圧縮をコア技術とし、映像・音声コンテンツの同期配信機能を特色とするMulticast Distribution System『X-5』を販売しています。新製品の『X-5HM』は、『X-5』に搭載されている映像・音声再生機能(ストア&プレイ機能)を強化し、無線LANを使ったコンテンツ更新や、コンテンツ格納用SDメモリの搭載、また複数コンテンツ表示を可能にする4画面分割やテロップ表示機能を追加しました。拡張したサイネージスケジュール作成・コンテンツ変換ソフト「Media Transporter 2」(無償)と合わせて利用することで、中小規模のデジタルサイネージで必要とされるセットトップボックス機能を廉価で提供します。 <ワイヤレスデジタルサイネージプレイヤ『X-5HM』> http://www.atpress.ne.jp/releases/51521/img_51521_1.jpg 街中のいたるところで目にするようになったデジタルサイネージ。活用シーンが多様化する中、市場のすそ野が中・小規模のデジタルサイネージに広がっており、今後さらなる成長が期待されています。一方、多くの中小規模のデジタルサイネージには安価なPCやタブレット、セットトップボックスが利用されていますが、動画再生が不安定なことから再起動が必要になったり、故障・修理が多いといったメンテナンス性が課題になることがあります。また、大規模向けデジタルサイネージをはじめ、多くのサイネージシステムでは、クラウドサービスを使った配信システムが前提となるため、導入コストだけではなく、毎月の運用コストが必要なことや、運用する際のソフトウェアが多機能で操作が難しい点が中小規模のデジタルサイネージ普及の阻害要因となっています。 『X-5HM』は、上記の市場課題を解決するために、中小規模のデジタルサイネージ向けに特化した無線LAN対応サイネージプレイヤです。 まず、『X-5HM』はARM9 エンベデッドプロセッサを採用し、実績のあるXシリーズ製品のハードウェア設計プラットフォームを継承することで、デジタルサイネージの配信・受信端末としての安定的稼働を担保しています。その安定性は2008年にリリースされたファミリー製品『X-1』が導入された米国のガソリンスタンドでも実証されています。本製品は、屋外の過酷な環境下に設置されているにもかかわらず、100拠点以上で故障によるメンテナンスが一切なく、50,000時間以上安定的に稼働しています。 さらに、再生用コンテンツデータの記録媒体として、盗難防止カバー付きのmicro SDメモリスロットを搭載しています。コンテンツの定期的な更新も、自社開発の2.4GHz/5GHz対応の802.11a/b/g/n無線LAN機能対応により、容易に自在に対応が可能です。 また、サイレックスは『X-5HM』のリリースに合わせて、デジタルサイネージのスケジュール作成/コンテンツ変換ソフトウェアを『Media Transporter 2』としてバージョンアップを行います。従来機能に加え、テキストスクロールや静止画スクロール、タグ情報による端末のグループ管理など、日常の運用に必要な機能を備えています。プリセットの画面レイアウト選択(最大4画面分割に対応)など簡単な操作でユーザが運用できるようにしたうえで、自社のネットワーク環境で運用が完結するシステムとなっています。クラウドサービスを利用しないことを前提としているため、一般的なデジタルサイネージシステムと比較して導入・運用コストが低く、トータルコストで大きなメリットを提供します。 【X-5HMの主な特長】 製品ページ: http://www.silex.jp/products/wsignage/x5hm.html?pr=140925 QRコード : http://www.atpress.ne.jp/releases/51521/img_51521_3.jpg ・24時間356日、安定的な稼働実績があるハードウェアを採用。 ・導入コスト・運用コストを抑えたユーザ完結型のサイネージ端末。 ・Media Transporter 2で柔軟な自社運用が可能。 ・有線LAN/無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)に対応。  設置の自由度が高く、コンテンツ更新が容易。 ・約10Wの低消費電力。 ・HDMI対応、ケーブル1本でディスプレイに接続。 ・盗難防止用カバー付き再生コンテンツ用microSDスロット。 【Media Transporter 2の主な機能】 ・プリセットから画面レイアウト選択(最大4画面分割に対応) ・テキストスクロール作成(フォント、文字色、背景色選択可能) ・静止画スクロール作成 ・放映スケジュール作成 ・コンテンツ自動更新機能 ・プレビュー機能 ・タグ情報によるグループ管理/検索機能 ・ネットワークによるコンテンツ/スケジュール更新機能 <『Media Transporter 2』PC画面(番組作成画面)> http://www.atpress.ne.jp/releases/51521/img_51521_2.jpg 【X-5HMの製品仕様】 ビデオインタフェース  :HDMI オーディオインタフェース:HDMI、φ3.5mmステレオミニジャック 対応出力解像度     :720p、1080p ビデオコーデック    :JPEG XR Ethernetインタフェース :100BASE-TX、1000BASE-T自動検出              RJ-45 × 1ポート、AutoMDIX 無線インタフェース   :IEEE 802.11a/b/g/n セキュリティ      :WEP(64/128)、WPA-PSK(AES/TKIP)、              WPA2-PSK(AES) USBインタフェース    :USB2.0 × 1ポート microSDインタフェース  :micro SDHC 32GBまで 画面分割再生      :最大4画面             (内、動画は1画面まで、テロップは最大2画面まで) コンテンスサイズ自動調整:縦横比保持、画面内最大表示 テロップ        :フォント選択、文字色、背景色、              速度調整(3段階) 縦表示         :対応 静止画スクロール再生  :対応 コンテンツ更新     :ネットワーク、USBメモリ 電源          :ACアダプタ 100-240V 50/60Hz(動作電圧:5V) 適合規格        :VCCI Class A 標準消費電力      :最大 10W 設定方法        :Webブラウザ、SX Smart Manager(別売) 外形寸法         W155 × H120 × D32mm(アンテナ含まず) 重量          :約270g 動作環境条件      :動作温度:0度~35度              動作湿度:20%~90%RH(結露なきこと) 保存環境条件      :保存温度:0度~60度              動作湿度:20%~90%RH(結露なきこと) ■サイレックス・テクノロジーについて サイレックス・テクノロジー株式会社(本社:京都府精華町)は、機器をネットワークやワイヤレスにつなげるハードウェア・ソフトウェアの技術を核とした研究開発型企業です。 プリンタやMFPといったOA機器やワイヤレスルータなどのPC周辺機器をはじめ、医療機器・産業機器など確実な接続性が求められる機器にもネットワークやワイヤレスのノウハウを活かした製品を提案し、ビジネスの幅を広げています。品質基準を厳格に保つため、設計・開発・生産・品質保証といった一連のプロセスを「けいはんな本社」に集約しています。海外パートナーとの連携や新市場開拓、新技術の情報収集・開発などグローバルなビジネス展開のため、北米・欧州・中国に拠点を設けています。 URL   : http://www.silex.jp/index.html?pr=140925 QRコード: http://www.atpress.ne.jp/releases/51521/img_51521_4.jpg Twitter:@silex_marcom http://twitter.com/silex_marcom Facebook http://www.facebook.com/silexjp ・記載された社名及び製品名は、各社の商標または登録商標です。