報道関係者各位
    プレスリリース
    2014年10月7日 09:30
    NPO法人バーンロムサイジャパン

    タイのエイズ孤児たちと過ごした15年を振り返る企画展 「バーンロムサイの物語 ― 北タイ・ナンプレー村での15年 ―」  ~ つくることに支えられ、子どもたちは生きてきた。 ~

    12月1日(月)~12月14日(日)、伊藤忠青山アートスクエアにて開催

    タイ北部・チェンマイにあるエイズ孤児たちの生活施設「バーンロムサイ」を支援する、NPO法人バーンロムサイジャパン(所在地:神奈川県逗子市)は、「世界エイズデー」にあたる2014年12月1日(月)より12月14日(日)まで、伊藤忠青山アートスクエアにて、企画展「バーンロムサイの物語 ― 北タイ・ナンプレー村での15年 ― つくることに支えられ、子どもたちは生きてきた。」を開催いたします。

    縫製場


    ■企画展開催の背景
    1999年、創設者・名取 美和が中心となって、タイ北部のナンプレー村に、HIVに母子感染した孤児たちの生活施設として設立された「バーンロムサイ」は今年で15年目を迎えます。「バーンロムサイ」では、絵を描くことが子どもたちの免疫力に良い影響をもたらすことが分かってから、“ものをつくる”ということを続けています。子どもたちは、薬だけでなく、たくさんの人々の協力と“ものをつくり出す力”に支えられ、今日まで生きてきました。
    また寄付だけに頼るのではなく、少しでも自立したホームの運営を目指して始めた“ものづくり”はさまざまな形で発展しており、縫製場やゲストハウス運営など、買うことや泊まることが支援につながる仕組みづくりにもつながりました。

    本企画展では、「バーンロムサイ」の15年をアートやパネルの展示、映像などを通して振り返りつつ、これにより、つくることの楽しさ、楽しさからつながる元気を皆さまにお届けできればと思っております。


    ■イベント概要
    イベント名:バーンロムサイの物語 ― 北タイ・ナンプレー村での15年 ―
          ~ つくることに支えられ、子どもたちは生きてきた。 ~
    会期   :2014年12月1日(月)~12月14日(日)11:00~19:00 *会期中無休
    料金   :入場無料
    会場   :伊藤忠青山アートスクエア
          (東京都港区北青山2-3-1 シーアイプラザB1F)
    主催:NPO法人バーンロムサイジャパン
    共催:伊藤忠商事株式会社
    協賛:有限会社キッズモンスター、松竹株式会社、株式会社ハウフルス
    協力:岡本 麻里、小渕 もも、キリンビールマーケティング株式会社、
       株式会社ダヴィンチ、谷田 一郎、Narin Temsakul
       (50音順・敬称略)

    <展示会内容>
    ・パネル展示~絵本形式で「バーンロムサイ」の軌跡を辿ります。
    ・子どもによるアート作品約50点を販売
     (※売上はすべて子どもたちの教育費、生活費に使われます。)
    ・子どもたちの日常をとらえたDVD映像
    ・バーンロムサイプロダクツの展示販売
    ・ゲストハウス“hoshihana village”の紹介
    ・トークイベント(座談会形式) *12月7日(日)、14日(日)予定

    *詳しくは「バーンロムサイ」のホームページ( http://www.banromsai.jp )に掲載いたします。


    ■「バーンロムサイ」について( http://www.banromsai.jp )
    「バーンロムサイ」は、1999年、HIVに母子感染した孤児たちの生活施設として、タイ北部のチェンマイに設立されました。単なる「孤児院」ではなく「大きな家族の住む家」という方針のもと、2歳から17歳までの30名が生活を共にしています。開設から3年の間に10人の子どもたちがエイズを発症し命を落としましたが、抗HIV薬を飲むことにより全員元気に成長出来るようになりました。現在はエイズ孤児や大人の都合で行き場を失った子どもたちとともに暮らしています。