報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年8月20日 11:00
    株式会社グローバルインフォメーション

    新興メモリおよびストレージ技術の世界市場:用途・技術・ウエハサイズ・地域/国別の分析・予測 (2025-2034年)

    株式会社グローバルインフォメーション(所在地:神奈川県川崎市、代表者:樋口 荘祐、証券コード:東証スタンダード 4171)は、市場調査レポート「新興メモリおよびストレージ技術の世界市場:用途・技術・ウエハサイズ・地域/国別の分析・予測 (2025-2034年)」(BIS Research)の販売を8月20日より開始しました。

    新興メモリおよびストレージ技術産業は大きな転換期を迎えており、主要な半導体ファウンドリー、材料サプライヤー、システムインテグレーターが連携して、DRAMやNANDフラッシュの遅延・耐久性・エネルギー効率の課題を克服する不揮発性メモリの商用化を進めています。

    過去2年間で、相変化メモリ (PCM)、抵抗変化メモリ (ReRAM)、スピントランスファートルクMRAM (STT-MRAM) が、ラボでの実証段階から22nm未満のプロセスノードでのパイロットラインに進み、3D積層技術や先端パターニング技術を活用して、競争力のある記憶密度や100ナノ秒未満のアクセス速度を実現しています。TSMC、Samsung Foundry、Micron、Intel、専門IPプロバイダーを中心とするコンソーシアムは、カルコゲナイド、金属酸化物、磁気トンネル接合材料向けの成膜装置やプロセスフローの最適化を共同開発しており、量産化に向けた歩留まりの向上が加速しています。年間50億ドルを超える研究開発投資と、ハイパースケールデータセンター、エンタープライズストレージ、自動車制御ユニット向けのモジュールとしての初期出荷により、業界は実験的検証段階から本格商業展開への転換点にあります。

    主要市場統計

    予測期間 2025-2034年
    2025年評価 72億5,000万米ドル
    2034年予測 183億4,000万米ドル
    CAGR 10.86%

    現在、市場はライフサイクルの初期成長段階に位置しています。大学や国立研究機関による数年にわたる導入期間を経て、主要なメモリ技術は初期生産の段階へと突入しました。第一世代のPCMおよびMRAMモジュールは、現在、特定の高性能およびエッジコンピューティング用途において認証されています。採用は依然として、ハイパースケールクラウド事業者、AIアクセラレータのOEM、防衛請負業者といった初期採用者の間に集中していますが、自動車および産業用IoTにおける最近の設計採用は、対応可能な市場の拡大を示しています。今後2~3年の間に、製造の拡大、欠陥率の低下、インターフェース規格の確立が進むにつれ、新興メモリ市場は成長段階へと移行する見込みです。この段階では、ビット当たりコストの効率性と、より広範なシステム統合が、主流市場での採用を促進する見通しです。

    市場の分類:

    セグメンテーション1:用途別
    ・CE製品
    ・エンタープライズストレージ
    ・自動車・輸送機器
    ・軍事・航空宇宙
    ・工業
    ・通信
    ・エネルギー・電力
    ・ヘルスケア
    ・その他

    セグメンテーション2:技術別
    ・不揮発性メモリ
     抵抗変化メモリ (RRAM)
     相変化メモリ (PCM)
     磁気抵抗RAM (MRAM)
     3D XPoint
     ナノRAM (NRAM)
     その他
    ・揮発性メモリ
     ハイブリッドメモリキューブ (HMC)
     高帯域幅メモリ (HBM)

    セグメンテーション3:地域別
    ・北米:米国、カナダ、メキシコ
    ・欧州:ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、英国、その他
    ・アジア太平洋地域:中国、日本、韓国、インド、その他
    ・その他:南米、中東・アフリカ

    当レポートでは、世界の新興メモリおよびストレージ技術の市場を調査し、主要動向、市場影響因子の分析、法規制環境、技術・特許の動向、ケーススタディ、市場規模の推移・予測、各種区分・地域/主要国別の詳細分析、競合情勢、主要企業のプロファイルなどをまとめています。

    目次

    エグゼクティブサマリー
    第1章 市場:業界展望
    第2章 新興メモリおよびストレージ技術市場:用途別
    第3章 新興メモリおよびストレージ技術市場:製品別
    第4章 新興メモリおよびストレージ技術市場:地域別
    第5章 市場:競合ベンチマーキングと企業プロファイル
    第6章 調査手法

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