報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年4月6日 13:15
    株式会社ファーマフーズ

    アドレノメデュリンに関する独占的実施許諾契約締結のお知らせ ― 医薬品事業の本格展開に向けた成長ステップ ―

    株式会社ファーマフーズ(本社:京都府京都市、代表取締役社長:金 武祚、以下「当社」)は、ひむかAMファーマ株式会社(本社:宮崎県宮崎市)および国立研究開発法人国立循環器病研究センター(所在地:大阪府吹田市、以下「国循」)と、それぞれとの間で、天然型ヒトアドレノメデュリンを用いたCADASIL(カダシル)治療薬の開発および商業化に関する独占的実施許諾契約を締結しましたので、お知らせします。

    これら2件の契約に基づき、当社は、本適応症に関して、日本、韓国および台湾におけるアドレノメデュリンに関する特許権および臨床試験データの独占的実施/使用権を取得しました。これにより、当社は本適応症における開発および事業化を主導する体制を整備しました。

    アドレノメデュリンは、1993年に北村和雄氏(現宮崎大学特別教授)および寒川賢治氏(国立循環器病研究センター名誉研究所長)らにより発見された生理活性ペプチドです。CADASILへの応用については、国循において基礎研究および臨床研究が実施されており、本プロジェクトは、これらの研究成果を踏まえ、新たな治療アプローチとしての可能性に着目し、開発を進めるものです。

    当社は医薬品事業を中長期成長戦略の柱の一つとして推進しております。今回の契約は、当社医薬品事業の本格展開に向けた成長ステップとなります。

    代表取締役社長 金 武祚は、次のように述べています。
    「当社は長年にわたり医薬品開発に注力してきました。今般の契約締結は、当社が医薬品事業を推進していくうえで重要な節目となるものです。日本のアカデミアにより生み出されたアドレノメデュリンという優れた研究成果を、治療法の確立していない疾患に苦しむ患者さんへ医薬品として届けることは、本プロジェクトに取り組む当社の使命であると考えております。こうした取り組みは、日本発の研究成果の社会実装を通じた革新的医薬品の創出につながり、医薬品産業における国際競争力の強化にも資するものです。今後も、アカデミアおよび専門医療機関との連携のもと、承認申請に向けた開発を着実に進めてまいります。」

    本件による当期業績への影響は軽微ですが、中長期的な企業価値向上に資するものと考えております。今後開示すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせします。

    【アドレノメデュリンについて】
    アドレノメデュリンは、生体内に存在するペプチドホルモンであり、血管拡張作用、抗炎症作用および血管内皮保護作用など多彩な生理活性を有することが知られています。循環器疾患を中心に研究が進められ、近年では、脳小血管障害を含む各種疾患に対する治療応用の可能性が検討されています。

    【CADASILについて】
    CADASIL(Cerebral Autosomal Dominant Arteriopathy with Subcortical Infarcts and Leukoencephalopathy)は、NOTCH3遺伝子の変異を原因とする遺伝性の脳小血管疾患です。若年期からの脳梗塞や認知機能障害などを特徴とし、我が国では厚生労働省により指定難病とされています。国内の有病率は、成人人口10万人あたり1.20〜3.58人と推定されており、現在のところ根本的な治療法は確立されていません。

    【ひむかAMファーマ株式会社について】
    ひむかAMファーマ株式会社は、創薬研究を推進する宮崎大学発ベンチャー企業です。アドレノメデュリンの医薬品開発およびライセンシングを通じて、アンメットメディカルニーズの高い疾患に対する新たな治療選択肢の創出を目指しています。

    【国立循環器病研究センターについて】
    国立循環器病研究センターは、循環器病および脳血管疾患の克服を目的とする国立研究開発法人であり、基礎研究から臨床研究まで一貫した研究体制を有しています。循環器病および脳血管疾患に関する最先端研究および医療を推進しています。

    以上

    本件に関するお問合せは、下記よりご連絡ください。
    株式会社ファーマフーズ お問い合わせフォーム:https://www.pharmafoods.co.jp/contact/biomedical