プレスリリース
近畿大学附属福岡高校が「総合探究成果発表会」を初開催 1、2年生が地域課題に取り組んだ探究学習の成果を報告

近畿大学附属福岡高等学校(福岡県飯塚市)は、令和7年(2025年)12月6日(土)に、大学生メンターを中心に学習支援と探究教育を行う株式会社トモノカイ(東京都新宿区)の協力のもと、「総合探究成果発表会」を初めて開催します。発表会では、近畿大学産業理工学部経営ビジネス学科 准教授 栁田健太をはじめ、飯塚市役所、嘉麻市役所の職員、飯塚市立菰田小学校教員の方々をコメンテーターとしてお招きし、講評をいただきます。
【本件のポイント】
●1年間を通じて行った探究学習の成果を発表する「総合探究成果発表会」を初開催
●学外から市役所職員、小学校教員の方々をコメンテーターとしてお招きし、発表後に講評をいただく
●生徒たちは主体的に課題を見つけ、他者の意見を受け止めながら考えを発展させる力を養う
【本件の内容】
近畿大学附属福岡高等学校では、深い思索力と旺盛な探究心を育てることをめざし、各教科の授業および総合的な学習の時間を通じて、生徒一人ひとりの興味・関心をさらに深める学習に取り組んでいます。高校1・2年生が年間を通じて行った学習・探究活動の総括として、「総合探究成果発表会」を初めて開催します。学外からコメンテーターをお招きし、発表後に講評をいただきます。
高校1年生は「地域探究」をテーマに、生徒が主体的に地域社会の課題を発見し、行政・市民・企業の多角的な視点から問題点を考察した内容をポスターに整理して紹介します。「歴史と産業構造の変遷」「交通と都市構造」「地域産業とブランド形成」「地域と移住・関係人口」など、グループ単位で設定したテーマを生徒たちの視点で深堀りしています。また、探究活動をサポートしてきた株式会社トモノカイから派遣されたメンター役の大学生による考察も取り入れながら内容をまとめています。
高校2年生は、総合的な探究の時間で取り組んだ環境問題や修学旅行で訪れた大阪・関西万博での学習内容について、それぞれの意見をポスターにまとめてグループごとに発表します。
発表当日は、コメンテーターの他に同級生や保護者が自由に展示を見て回り、質疑を行います。発表後は、コメンテーター6人による講評を予定しており、今後の地域との連携強化にも繋げます。生徒たちは、この発表を通じて課題を自ら見つけて学びを深め、他者の意見を受け止めながら考えを発展させる力を養います。
【実施概要】
日時 :令和7年(2025年)12月6日(土)8:55~11:30
場所 :近畿大学附属福岡高等学校
(福岡県飯塚市柏の森11-6、JR福北ゆたか線「新飯塚駅」からバスで約5分)
参加者:附属福岡高等学校1年生、2年生 約540人、保護者
コメンテーター:近畿大学産業理工学部 経営ビジネス学科 准教授 栁田健太
飯塚市役所 経済部産学振興課長 中村達也 氏
嘉麻市役所 総合政策課長 小林純一 氏
飯塚市立菰田小学校教諭 外崎顕博 氏
株式会社トモノカイ 西條夢人 氏、加藤紘子 氏
【株式会社トモノカイ】
東京大学家庭教師サークルを母体として平成12年(2000年)に設立し、12万人の登録大学生を軸に教育業界をサポートする事業を展開しています。学校向けの放課後学習支援を展開し、派遣する学習メンター®(大学生)と共に現在首都圏や関西を中心に全国で約50校の学校を支援しています。探究学習の領域では学習用教材の制作や探究メンター®の派遣を通した探究の授業サポート、探究コンテスト「自由すぎる研究®EXPO」の開催などを通して、全国の中高生や教員の支援を行っています。
※「学習メンター®」「探究メンター®」「自由すぎる研究®」はトモノカイの商標登録です。
所在地 :東京都新宿区四谷3-3−1 四谷安田ビル4階
代表者 :代表取締役 徳岡臣紀
創立 :平成12年(2000年)4月7日
事業内容 :家庭訪問による学習指導業務、労働者派遣業務、有料職業紹介業務、市場調査及び情報提供サービス、教育サイト運営
ホームページ:https://www.tomonokai-corp.com/
【関連リンク】
産業理工学部 経営ビジネス学科 准教授 栁田健太(ヤナギタケンタ)
https://www.kindai.ac.jp/meikan/2567-yanagita-kenta.html
附属福岡高等学校
https://www.fhs.kindai.ac.jp/