報道関係者各位
    プレスリリース
    2026年4月7日 13:00
    たいや内科クリニック

    4月7日世界保健デーに考える「肥満症と健康」

    〜生活習慣を見直して未来の病気を防ぐ〜

    世界保健デーとは:世界的な課題となっている「肥満症」

    毎年4月7日の「世界保健デー」は、世界中で健康について考え、自分自身の体と向き合う大切な節目です。

    今、世界的に「肥満症」が大きな健康課題となっています。
    現代社会において、肥満症は単なる見た目の問題ではなくなってきているのです。

    肥満症は様々な病気のリスク

    肥満症は肥満とは異なり、肥満に伴う疾患によって健康へのリスクが既に生じている状態です。
    肥満症は、糖尿病、高血圧、脂質異常症、睡眠時無呼吸症候群など、さまざまな病気の引き金となります。
    ある日突然起こるものではなく、日々の積み重ねの中で少しずつ形づくられていきます。 だからこそ、今あらためて「肥満症と健康」について考えることには、大きな意味があります。

    肥満症治療で一番大事なのは「生活習慣」

    最近では、ゼップバウンドやウゴービといった肥満症治療薬が注目を集めています。
    これらは減量への第一歩を後押しする有効な選択肢ですが、肥満症治療の本質は薬そのものではありません。 薬はあくまで“きっかけ”であり、主役は「食」と「運動」、つまり患者さんご自身の生活習慣です。
    日頃の診療で私が最も大切にお伝えしているのは、「生活習慣の改善は、我慢の積み重ねではなく、自分の未来を守るための前向きな選択である」ということです。

     ・「食」は禁止するのではなく、整える

    甘い飲み物を習慣的に飲まれている方は、まずお茶や水に変えるところから。間食が多い方はゼロを目指すのではなく、回数を少し減らしてみる。
    早食いの方は、あと5分ゆっくり食べる。
    食事は制限ではなく、自分の体をいたわる行為です。

     ・「運動」は特別な努力ではなく、日常に取り戻すもの

    いきなりジムに通う必要はありません。
    1日10分歩く、エレベーターではなく階段を使うなど、日常の中の小さな運動が体を確実に変えていきます。

     ・見落としがちな「睡眠」の重要性

    睡眠不足は食欲を調整するホルモンのバランスを崩し、体重増加を進めるだけでなく血糖や血圧にも悪影響を及ぼします。
    「夜更かしを減らす」「寝る前のスマートフォン時間を短くする」「まずは就寝時間を30分整える」といったアドバイスもよく行います。生活習慣の改善は、完璧である必要はありません。ほんの少し意識を変えるだけでも、体は確実に応えてくれます。

    「自分は意志が弱い」と話された患者さんの変化

    初診のときに「自分は意志が弱いので、きっと何をやっても続きません」と話された患者さんがいらっしゃいました。将来的なリスクが高い状態でしたが、私は最初から大きな目標を掲げるのではなく、「できることを一つずつ見つけていきましょう」とお伝えしました。

    当院の管理栄養士や看護師も関わりながら一緒に整理し、小さな変化に目を向けて励まし続けた結果、数か月後には数値に良い変化が表れました。
    しかし、私が最も心を動かされたのは、その患者さんがある日、「先生、自分でも変われるんですね」と穏やかな笑顔で話してくださったことです。自分を責め、諦めかけていた方が、「自分の体をもう一度大切にしてみよう」と思えるようになること。その変化こそが、本当の意味での治療の成果だと思っています。

    また、高齢の患者さんでは、筋肉量の低下を把握して食事や歩行習慣を見直した結果、体調だけでなく、日常の活動性が増加したり、表情そのものが変わっていったケースもあります。数字の奥には、その方の人生があるのです。

    たいや内科クリニックの取り組み:地域の皆様へ安心と継続的なサポートを

    たいや内科クリニックは、2026年4月1日より「日本糖尿病学会認定 認定教育施設Ⅲ」となりました。
    認定施設となることで、適切な診断のもとで肥満症に対する専門的な治療を保険診療でご提案できる体制が整いました。
    地域の患者さんにとっての最大のメリットは、単に薬の処方を受けるだけでなく、糖尿病専門医とメディカルスタッフによる「生活習慣の改善を含めた継続的で専門的なサポート」を安心して受けられることです。

    当院では、クリニックでありながら基幹病院と同じ発想で、チーム医療を実践できる環境づくりに力を注いできました。

     ・学びと実践の場「多目的室」と「キッチン」

    多目的室では、糖尿病教室「つくしの会」や運動療法を実施。院内のキッチンでは管理栄養士を中心に料理教室を開き、ブラジル人患者さんとブラジル風の和食を作るなど、その方の文化や生活背景に寄り添った「続けられる食事」を支援しています。

     ・充実した検査・ケア体制

    フットケア室での専門的な足のケア、体成分分析装置による筋肉量の把握、AI眼底検査、エコー検査、高性能生化学分析装置(Canon Accute RX)による迅速な検査など、診断から予防までを一つの流れとして提供できます。

    生活習慣を変えることは、決して簡単ではありません。だからこそ「一人で頑張らなくていい」とお伝えしたいです。チーム全体で何度でも支え、何度でも立て直せる環境が、私たちの強みです。

    自分自身の体と対話してみませんか?

    世界保健デーをきっかけに、ぜひ一度、ご自身の体と静かに対話してみてください。未来の病気を防ぐ第一歩は、今日の小さな気づきから始まります。
    ご自身の健康や生活習慣について気になることがあれば、どうぞお気軽にたいや内科クリニックへご相談ください。


    <お問い合わせ先>

    たいや内科クリニック
    〒471-0052愛知県豊田市逢妻町2丁目18-4
    電話番号:050-3172-9573
    公式ホームページ:https://taiya-naika.com/