報道関係者各位
    プレスリリース
    2014年8月28日 16:00
    一般社団法人日本分析機器工業会 JAIMA

    中・高生向け分析機器体験実習「JAIMAサマーサイエンススクール」を開催

    一般社団法人日本分析機器工業会(所在地:〒101-0054 東京都千代田区神田錦町1-12-3、会長:服部 重彦 / 株式会社島津製作所 代表取締役会長)は、分析機器の体験実習「JAIMAサマーサイエンススクール」を7月23日に日本科学未来館で開催しました。

    日本分析機器工業会ホームページ: http://www.jaima.or.jp/


    この催しは、中・高生のみなさんに実際に分析機器を操作体験してもらうことで、様々な産業を支える基盤となっている分析機器・技術について理解を深め、科学技術への関心を高めてもらうことを目的としています。この体験実習は、2011年5月に京都で開催された「ICAS 2011公開講座」をきっかけとして、当工業会技術委員会の企画として2012年より開催しているものです。

    当日は日本分析機器工業会会員から構成される技術委員会の各協力企業などが、実際に持ち寄った分析機器を稼働させ、首都圏の中高生(約50名)に対して、2~3名ずつの小グループで各装置の概要説明、操作体験実習を行いました。


    受講いただいた高校生には、昨年に引き続き2回目の方や、一昨年から3回連続で参加している方もおり、夏休みの人気イベントとなっております。来年もぜひ参加したいとのコメントも多くいただいておりますので、来年度も引き続き開催する方向で検討しております。

    本企画を担当した当会の新村委員は、「昨今、若者の理科離れが懸念されておりますが、今回参加していただいた学生さん方を拝見しておりますと、そんな心配は取り越し苦労に感じられました。みなさん難しい説明でも楽しそうに聞いており、まるでテレビゲームをしているかのように、分析機器を操作している姿がとても印象的でした。今回参加して下さった方々が、日本の科学技術を大きく発展させてくださる事を期待してやみません。」と述べています。


    【実施概要】
    日時  :平成26年7月23日(水)12:30~17:00
    場所  :日本科学未来館 7階 第1~3会議室
    参加人数:52名


    【協力企業及び使用装置】
    アジレント・テクノロジー株式会社
    (窒素発生器:ピークサイエンティフィックジャパン株式会社)
    :ガスクロマトグラフ、フーリエ変換赤外分光光度計

    大塚電子株式会社
    :キャピラリー電気泳動装置

    サーモフィッシャーサイエンティフィック株式会社
    :フーリエ変換赤外分光光度計、卓上NMR

    株式会社島津製作所
    :高速液体クロマトグラフ

    東亜ディーケーケー株式会社
    :イオンクロマトグラフ

    日本電子株式会社
    :卓上電子顕微鏡

    日本分光株式会社
    :紫外・可視分光光度計

    株式会社日立ハイテクサイエンス
    :走査プローブ顕微鏡、熱分析装置

    株式会社日立ハイテクノロジーズ
    :卓上電子顕微鏡

    株式会社堀場製作所
    :pH計、蛍光X線分析装置

    京都電子工業株式会社
    :密度計、屈折計

    株式会社リガク
    :X線回折装置

    光明理化学工業株式会社
    :ガス検知管・ガスセンサ

    浜松ホトニクス株式会社
    :パネル展示等