報道関係者各位
    プレスリリース
    2014年9月11日 09:30
    白沙村荘 橋本関雪記念館 GARDEN&MUSEUM

    京都で日本・スイス国交樹立150年記念展  シュテファン・シュピーヘル個展《Blossom》を9月27日より開催

     白沙村荘 橋本関雪記念館 GARDEN&MUSEUM(所在地:京都府)は、新たに橋本関雪記念館MUSEUMを2014年9月にオープンします。その落成記念展覧会として、スイス人画家シュテファン・シュピーヘル《BLOSSOM(開花)》展を開催します。 URL: http://www.hakusasonso.jp/exhibition/index.html ■Stephan Spicher(シュテファン・シュピーヘル)個展 Blossom(開花)の開催の背景  本年は日本とスイスの国交樹立150周年の記念年であり、この時期にスイス人の著名なアーティストであるシュピーヘル氏の展覧会を開催できることは、まことに時宜にかなっています。本展は、東京、名古屋、大阪を拠点にプライベート・バンキング(個人富裕層向け)業務を展開しているクレディ・スイスの全面的な協力を得て開催します。  シュテファン・シュピーヘル氏は、スイス・バーセルにて1950年に生まれました。日本では大原美術館(所在地:岡山県)や原美術館(所在地:東京都)でも紹介されています。本展はシュテファン・シュピーヘル氏の日本初個展であり、会期は9月27日から10月25日までです。今回は「開花」シリーズの作品30点を展示します。作品選定に際しては、2000年初頭よりスタートしたシリーズの代表作および2013~2014年の最新作も合わせ、世界初公開される作品も多く含まれています。 ■Stephan Spicher 個展《Blossom》について  シュピーヘル芸術では、「スピリチュアル・ミニマリズム」を基本コンセプトとし、西洋美術の伝統から多くを吸収し新たな芸術や表現を見い出しています。同時に、アジアでの滞在経験を活かし、表現を成熟させ、東洋的感性と無形の連携を保っています。  本展では、作品と会場の調和を図り、至上の空間へ誘います。例えば、国指定名勝の日本庭園に囲まれた存古楼では、本展最大の作品となる《モネ》と題されたアルミニウム上に描かれた抽象絵画を鑑賞することができます。この作品が、周りの建築のディテールや大正窓から覗く池に見る表情と同調し、西洋と東洋の新たな調和を生み出すことでしょう。そしてシュピーヘル氏の絵画や自然や建築的なコンテクストの間に新たな関係が生まれ、来場者を上質なフィーリングへと導きます。来場者は、ヨーロッパの巨匠におけるダイナミックかつ挑戦的な世界の体験、技術を駆使した熱意あふれる創造性、シュピーヘル芸術の多様性に触れ、楽しめます。本展は、シュピーヘル氏の創作活動を評価する専門家に対するものだけではなく、芸術の伝統と革新といった観念を共有し、日本とスイスの新たな発見と、来場する全ての観客が豊かな経験へと繋がることを期待します。 ■Credit Suisse(クレディ・スイス)について  クレディ・スイスは、世界有数の銀行として、プライベート・バンキング、インベストメント・バンキング、アセット・マネジメント事業を世界中で展開しています。アドバイザリー・サービス、包括的なソリューション、革新的な商品を、世界中の法人および富裕層個人顧客、またスイス国内の一般個人顧客に提供しています。クレディ・スイスは、世界50ヶ国以上に拠点を持ち、約45,600人の従業員を有しています。クレディ・スイスの本拠地はチューリッヒで、世界各地にある複数の事業法人で構成されています。親会社クレディ・スイス・グループAGの株式(CSGN)はスイスおよび米国預託証券(CS)としてニューヨークで上場しています。 日本語サイト https://www.credit-suisse.com/jp/ja/private-banking.html グローバルサイト https://www.credit-suisse.com  日本におけるクレディ・スイスは、プライベート・バンキング(個人富裕層向け)業務とインベストメント・バンキング(投資銀行)業務を中心に展開しています。プライベート・バンキングでは、日本の富裕層および超富裕層のお客様に対し、包括的なアドバイスと幅広い資産運用のソリューションを提供しています。東京、名古屋、大阪に拠点を持ち、日本だけでなく、クレディ・スイス・グループがグローバルに持つ実績と経験によりお客様にご利用いただいています。 【白沙村荘 橋本関雪記念館MUSEUMについて】  大正・昭和期に京都画壇において、新南画・新古典と呼ばれる画風を次々と生み出し、一世を風靡した日本画家 橋本関雪が半生をかけて造営した邸宅 白沙村荘。この邸宅は、建築・造園の設計を関雪自身が行い作り上げた芸術作品でもあるとして、日本の名勝に指定されています。  1914年に造営が開始され、1945年に至るまで広がり続けたこの作品の100周年を迎えるにあたり、関雪が存命中に計画していた陳列館建設と同じ場所に、日本画作品や蒐集古美術などを展示する新美術館が建造されることとなりました。新美術館は「白沙村荘 橋本関雪記念館MUSEUM」、その眼下に広がる庭園は「白沙村荘 橋本関雪記念館GARDEN」と名称の変更が行われました。  白沙村荘 橋本関雪記念館MUSEUMには2つの展示室が設けられ、1階の常設展示室では橋本関雪の日本画作品や、ギリシア・ローマやペルシアの陶器、中国明清時代の書画などの蒐集品が展示公開されます。2階の企画展示室では1階よりも開放感の高い大きな空間と、東に設けられた開口部から東山大文字と庭園を望むことが出来ます。この企画展示室では、橋本関雪の画稿や内外の現存作家の展覧会を定期的に招致し、展覧会を開催する予定となっています。  現在と過去、日本と海外、そして庭園と美術館が融合する白沙村荘 橋本関雪記念館の新美術館にご期待ください。 ■記念展覧会概要 題名        : Stephan Spicher個展《Blossom》 会場        : 白沙村荘 橋本関雪記念館 GARDEN&MUSEUM 所在地       : 〒606-8406 京都市左京区浄土寺石橋町37 会期        : 9月27日(土)~10月25日(土) 開館時間      : 10:00~17:00 休館日       : 年中無休 主催        : 公益財団法人 橋本関雪記念館            白沙村荘 橋本関雪記念館 GARDEN&MUSEUM 協賛        : Credit Suisse 後援        : スイス大使館、京都市 公認        : 日本とスイスにおける国交樹立150周年記念事業            京都市内博物館連絡会 企画        : Gallery G-77 京都 Blossom展公式サイト: http://www.g77gallery.com 関連サイト     : 白沙村荘 橋本関雪記念館 GARDEN&MUSEUM http://www.hakusasonso.jp スイス大使館 http://www.eda.admin.ch/eda/en/home/reps/asia/vjpn/embjpn/cultur/cultur.html Facebook https://www.facebook.com/blossomkyoto