報道関係者各位
    プレスリリース
    2025年10月15日 10:00
    株式会社マクニカ

    マクニカ、農林中央金庫にmxHERO「Mail2Cloud」を提供し脱PPAPを支援

    ~Box連携で添付ファイルを自動URL化、操作感はそのままに安全性と効率性を両立~

    株式会社マクニカ(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:原 一将、以下マクニカ)は、農林中央金庫(本店:東京都千代田区、代表理事理事長:北林 太郎)へ脱PPAP対応のソリューションとしてmxHERO「Mail2Cloud」を提供し、ユーザビリティを損なうことなく、誤送信や内部不正リスクへの対策・監査性向上の実現を支援しました。

    ■導入の背景
    政府による脱PPAP方針や「金融分野におけるサイバーセキュリティガイドライン」の公表を受け、農林中央金庫ではメール運用の見直しを開始しました。誤送信や内部不正による個人情報の持ち出しなど、金融機関として重大なリスクへの実効性ある対策が急務となる中で、農林中央金庫はBoxを中心としたクラウド基盤の活用を前提に、新たなファイル授受の仕組みを具体的に検討しました。

    ■mxHERO採用の決め手
    選定の最大要件は “ユーザーの操作を変えないこと”でした。mxHEROは、従来どおりファイルを添付してメールを送信するだけで、自動的に連携するストレージであるBoxへ添付ファイルをアップロードし、受信者にはBoxの共有リンクのみが届く仕組みを提供します。また、Boxにはアクセスログが残るため、監査・追跡性が担保され、誤送信時の影響も最小化できます。このように、ユーザーの利便性を損なうことなくセキュリティを強化できる点が評価され、採用に至りました。また、Outlookアドインの個別配布やユーザー設定が不要で、管理者による一元設定で全社的な利用が可能となります。そのため、グループ全体で約7,500名が利用する環境においても、短期間での導入と安定した運用を実現できました。

    ■導入効果
    導入後は、社内外で混乱することなく脱PPAPが定着し、パスワード記載メールの追送といった手作業を削減できたことで、日常の業務効率向上にも寄与しました。万が一誤送信が発生した場合も、Boxのログに基づいて影響範囲を正確に把握し、共有リンクを失効できる仕組みにより、迅速に対処が可能です。また、宛先・CCごとに異なる共有リンクを自動発行する仕組みを構築したことで、受信者ごとのアクセスログを容易に判別できるようになりました。これらの施策により、セキュリティ強化と生産性向上を同時に実現しました。

    <BoxとmxHERO連携時の運用イメージ>

    マクニカは今後もmxHEROの提供を通じて日本企業のセキュリティ強化と生産性の向上に寄与してまいります。

    【事例の詳細はこちら】
    https://www.macnica.co.jp/business/security/manufacturers/mxhero/case_02.html

    【製品に関するお問い合せ先はこちら】
    株式会社マクニカ mxHERO担当
    TEL:045-476-2010
    E-mail:mxhero-sales@macnica.co.jp

    ※本文中に記載の社名及び製品名は、株式会社マクニカ及び各社の商標または登録商標です。
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    農林中央金庫について

    農林中央金庫は、農林水産業者の協同組合などを会員とし、金融業務を通じて農林水産業の発展に貢献する唯一の民間金融機関。「食農」「リテール」「投資」の3つの領域で事業を展開しています。

    農林中央金庫について:https://www.nochubank.or.jp/

    株式会社マクニカについて

    マクニカは、半導体、サイバーセキュリティをコアとして、最新のテクノロジーをトータルに取り扱う、サービス・ソリューションカンパニーです。世界28か国/地域91拠点で事業を展開、50年以上の歴史の中で培った技術力とグローバルネットワークを活かし、AIやIoT、自動運転など最先端技術の発掘・提案・実装を手掛けています。
    マクニカについて: www.macnica.co.jp